High Voltage Festival 2010 HQCD
画像① 表 金縁に黒のマーク
今回の日本企画のオリジナルジャケットは、
デザインはともかくとして、
装丁に関しては国内アナログ盤の伝統を踏襲し、
CD差し込み部も白くなっていますね。
画像② 裏
ステージと聴衆
既に音源は公式輸入盤、輸入盤の国内仕様盤と出回っていますし、
ライヴ映像もリリース済みですので、内容に関して述べる事は特にありません。
今回、このCDを聞いて思った事を正直に書いてみます
EL&Pとして聴衆の前で演奏するのは、
やはり、これが最後ではないだろうかという印象を受けました。
映像で見た時は、ほとんど意識しなかった事も、感じてしまったりするわけです。
それは、映像というのは、
見た目の印象に訴えかける力が実に大きいという事。
音だけで勝負するCD等とは、随分と異なる印象をリスナーに抱かせるわけです。
今回はCDという事で、ライヴ演奏の音だけに集中せざるをえないので。
正直、体重と見た目においては、最も心配されているグレッグ氏ではありますが、
演奏自体は、割と安定している感じを受けます。
キース氏の演奏は、本当に必要な部分をしっかりと演奏している感じはありますが、キース特有のスピード感のある面白さが感じられない事は確かです。
この後、手術をしたりする事になるわけですが、この時すでに、体調が思わしくなかったのかも知れません。
それが理由であれば、今後のEL&Pとしてのライヴの可能性が無いわけではないでしょうが、
本当のところは解りません。
カール氏のお腹も、映像さえみなければ、
「エイジア現役男」ですから、年齢による衰えは隠せないかも知れないけど、まぁ、頑張っている感じですよね。
実際、このライヴにおいても、エイジアのメンバーとして出演しているわけですから。
ただ、今日の私の感想は、EL&Pとしてのニュー・アルバム制作の可能性を否定するものではありません。
とは言え、グレッグ氏が言うように、集まった時に化学反応がおきる状況でなければ、アルバムの制作はしないでしょうからね。
時は今や、2010年代。
ブラック・ムーンがリリースされた90年代も既に時の彼方の感があります。
「彼らをまた本格的に復活させるのも面白いかも知れない」という仕掛け人もいない事でしょうから、
本人達がその気にならなければ、どうにもならない事は確かですね。
この点、メンバーは3人なので、その気になるのは3人だけで良いわけです。
イエスは復活したけど、ジョンとクリスの間には溝ができてしまったわけですし、
高齢化してからは、そのような関係になるのは、望ましい事ではないでしょう。
以上。
本ブログはエマーソン、レイク&パーマーに関するあれこれを、素人の私が、思い出と思いつきと共に日々綴っております。
新しいファンにちょっとだけでも楽しんでいただけたら幸いです。
クイック応援よろしくネ。
2012年6月1日 yaplog!
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画像① 表 金縁に黒のマーク
今回の日本企画のオリジナルジャケットは、
デザインはともかくとして、
装丁に関しては国内アナログ盤の伝統を踏襲し、
CD差し込み部も白くなっていますね。
画像② 裏
ステージと聴衆
既に音源は公式輸入盤、輸入盤の国内仕様盤と出回っていますし、
ライヴ映像もリリース済みですので、内容に関して述べる事は特にありません。
今回、このCDを聞いて思った事を正直に書いてみます
EL&Pとして聴衆の前で演奏するのは、
やはり、これが最後ではないだろうかという印象を受けました。
映像で見た時は、ほとんど意識しなかった事も、感じてしまったりするわけです。
それは、映像というのは、
見た目の印象に訴えかける力が実に大きいという事。
音だけで勝負するCD等とは、随分と異なる印象をリスナーに抱かせるわけです。
今回はCDという事で、ライヴ演奏の音だけに集中せざるをえないので。
正直、体重と見た目においては、最も心配されているグレッグ氏ではありますが、
演奏自体は、割と安定している感じを受けます。
キース氏の演奏は、本当に必要な部分をしっかりと演奏している感じはありますが、キース特有のスピード感のある面白さが感じられない事は確かです。
この後、手術をしたりする事になるわけですが、この時すでに、体調が思わしくなかったのかも知れません。
それが理由であれば、今後のEL&Pとしてのライヴの可能性が無いわけではないでしょうが、
本当のところは解りません。
カール氏のお腹も、映像さえみなければ、
「エイジア現役男」ですから、年齢による衰えは隠せないかも知れないけど、まぁ、頑張っている感じですよね。
実際、このライヴにおいても、エイジアのメンバーとして出演しているわけですから。
ただ、今日の私の感想は、EL&Pとしてのニュー・アルバム制作の可能性を否定するものではありません。
とは言え、グレッグ氏が言うように、集まった時に化学反応がおきる状況でなければ、アルバムの制作はしないでしょうからね。
時は今や、2010年代。
ブラック・ムーンがリリースされた90年代も既に時の彼方の感があります。
「彼らをまた本格的に復活させるのも面白いかも知れない」という仕掛け人もいない事でしょうから、
本人達がその気にならなければ、どうにもならない事は確かですね。
この点、メンバーは3人なので、その気になるのは3人だけで良いわけです。
イエスは復活したけど、ジョンとクリスの間には溝ができてしまったわけですし、
高齢化してからは、そのような関係になるのは、望ましい事ではないでしょう。
以上。
本ブログはエマーソン、レイク&パーマーに関するあれこれを、素人の私が、思い出と思いつきと共に日々綴っております。
新しいファンにちょっとだけでも楽しんでいただけたら幸いです。
クイック応援よろしくネ。
2012年6月1日 yaplog!
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自分はそのつもりはあるけど、他の二人がどうだろうか、
といったような発言をしています。
カールは、この春自分のCPバンドでヨーロッパツアーを
していましたし、秋にはエイジアとして来日&アメリカツアーを
予定していますし、何より個人的にインタビューで
もう二度とELPとして演奏することはない
と言っています。
キースも今は、新しいアルバムを近々発売するようですし、
自伝映画も公開されるようで、忙しそうです。
何より、カールがその気にならないと
「ELP」にはならないですからね。
それに、HVFの映像を見ていて思ったのですが、
もはや最盛期のようなスピード感を期待することは
難しいのではないでしょうか。
それよりも、年齢にあった円熟感みたいなものを
聞かせてくれたらいいのに、と私は個人的に思ったりします。
ELPの曲も、当時そのままではなくて、例えばアコギとピアノで
テンポを落としたアダルトバージョンにアレンジするとか…。
でも、往年のELPファンの方々は
そんなんじゃやっぱり納得できないのでしょうか…?
もっとも恐れていた感想が書かれていました・・・・・
>EL&Pとして聴衆の前で演奏するのは、
>やはり、これが最後ではないだろうかという印象を受けました。
やはりそう思われましたかぁ・・・{ダウン}
>映像で見た時は、ほとんど意識しなかった事も、感じて
>しまったりするわけです。
>それは、映像というのは、
>見た目の印象に訴えかける力が実に大きいという事。
>音だけで勝負するCD等とは、随分と異なる印象を
>リスナーに抱かせるわけです。
同じ事をすごく思いました。
HVFのDVDはやはり久しぶりに見る3人そろい踏みに
目を奪われてしまい、聴覚がマヒしてしまった感が
ありました。
若い頃に聴き倒していますからね~~
覚えているのですよね
大人になってから聴く理屈や講釈が入る捉まえでは
ない
真摯なさらの心で聴いていた彼らの音・・・
若い耳がとらえていた音の感覚・・・・・
スピード云々の問題ではなく、ケミストリーを感じられない
ELPは聴いていてちょっとつらいかなと・・・
私の勝手な思いですが、ELPはノスタルジーの対象で
あってはダメだということです。
さらに我が儘を言わせていただければ、
黄金期が終わり、時代の変化という彼らのせいではない
のですが、あれだけのビッグバンドがものすごく残念な
終焉を迎えた課程を、本人たちはどういう風に思っている
のでしょうか?
けじめをつける
この言い方が正しいのか、よく分かりませんが類い希な
奇跡のバンドらしく、最後に魅せてほしい!
5日間の準備期間でのHVFのステージではなく、ファーストの
アルバムジャケットのようにELPの最後にふさわしく美しく
飛び立っていく、納得のアルバムなりステージをぜひ魅せて
いただきたい!と切望いたします。
昨今のメンバーの状況を踏まえた熱いコメント、
本当にありがとうございます。
若い頃のような演奏ができない事は、
EL&P本人達も自覚していているようですし、
EL&Pファンもその演奏ぶりから、
私が書くまでもない事を私よりもずっと実感していると思います。
ただ、それをどのように捉えるかは、
EL&Pファンによってもいろいろあるようですよね。
年齢相応のニューアレンジも、
仰るように円熟味を増した演奏として、味わい深いものとして肯定的に捉えるか、
単に若い頃とは違うといって失望するか、
これもまたファンによって異なるのでしょうね。
EL&Pではありませんが、
2008年のキース・エマーソンバンド来日時の「フロム・ザ・ビギニング」、
オリジナルティストを保ちつつ、アダルトな展開を聞かせてくれたように思っています。
これはとても良い感じでしたね。
マーク・ボニーラの力に負うところも大きいかと思いますが。
で、私は何に一番期待しているかというと、
聴衆の前で演奏する事よりも、
「EL&P自身が納得のいく形でのバンドとしてのニューアルバム」の制作であります。
先般のベースマガジンのグレッグのインタビューにもありますが、
そうしたい願いはあるのだと思います。
続く
EL&Pファンであっても、
90年代のバンドとしての生演奏に遭遇できたか、できないかによっても、今後の彼らに望む事が異なってくるのではないかと思っています。
一度は彼らの生演奏見たいとEL&Pファンであれば誰もが思う事ですし。
そうなると、再集結して来日して演奏して欲しいという希望は出てきますよね。
私自身も、今後、EL&Pとして来日してコンサートをするというのであれば、見に行きますけどね。(笑)
普通に年齢的な事を考えた場合、
聴衆の前で演奏したり、あるいは新たな作品を作るといった場合、
時間が無限であるわけではない事は確かです。
キースはザ・ナイスの友人のブライアン・ウィルソンを失いましたし、
同時代を駆け抜けたバンドが、メンバーの他界により、
オリジナルメンバーで再結成を望んだとしても、果たせない事は確かですよね。
そう考えると、EL&Pには、再集結は難しいにしても、
健康で何らかの活動をしていてくれたら、
それで良いと思っています。
メンバーに何かあったら、悲しみで、ブログが続かなくなるのではないかと、思っています。
いつもありがとうございます。
>もっとも恐れていた感想が書かれていました・・・・・
とは言え、ほぼ、同様の感じ方をされていたご様子ですので、
あまり驚くような事にはならなかったと思うので、
こちらも一安心です。
当方は事実を直視しながら、
なおかつ寛容に受け止め、
前向きに解釈するよう事をモットーとしておりますので、
Aditi様に述べたような事を彼らに対する希望として、
考えております。
ステージは生なので、
良くも悪くも現実が目に映りますよね。
アルバムであれば、
時間をかければ、何とかなると思います。
身体に無理をせずに取り組むと良いのでは。
あとは、制作費用の問題もあるでしょうが。
あえて、
プロデュースは他の2人が反対しなければグレッグ。
ダメなら、トレヴァー・ホーン。
イエスの昨年の作品は、英国で18位だったかまで、
上ったそうなので、
過去の彼らの良さを大切にしつつ、
今でもソコソコ納得できる作品にしてくれるのではないかと。
ま、これは、
深い思慮のない私の勝手な希望です。
>、ファーストのアルバムジャケットのようにELPの最後にふさわしく美しく飛び立っていく、納得のアルバム
おぉ、
あのジャケットを美しく飛び立つと言う視点で見られていたのですね。
ステキです。
どう転んでも、イン・ザ・ホット・シートのようにはならないと思うので、
期待したいですね。