EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ディスクユニオンの「エレジー」のミニチュア再現帯について

2015-10-05 13:27:28 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
ディスクユニオンの
「エレジー」のミニチュア再現帯について


先週取り上げた、
エレジーのアナログ初期国内盤の帯にまつわる話になります。

EL&Pのアナログ時代のアルバムのミニチュア再現帯を、
これまで幾つか取り上げて来ましたが、
帯のデザインは、細部にいたるまで再現されていると思っていました。

私は、1977年に、それまでリリースされていたアナログ盤を、
一通り揃える事が出来たのですが、
この時期までは、帯が「花帯」等の特殊な仕様のものであったとしても、
おおよそのデザインは、初期のものとあまり変化がなかったようです。

ザ・ナイスに関しては、
ファーストからサードの国内盤が廃盤になっていた事に加えて、
フォノグラムさんでは、ダブルジャケットをシングルジャケットにする際に、
その時々に企画されたシリーズに、
共通したデザインの帯を付けていましたので、
初期のアナログ盤の帯がどのような仕様、デザインであるかは、
解らずじまいでした。

そのため、
ザ・ナイスのミニチュア再現帯を見たとしても、
その再現の度合いがどの程度のものであるかは、
アナログ初期盤の帯を手にとってみない事には、
解らないわけです。

まず、オリジナルアナログ盤の帯はこれですね。



こちらが、販促品のミニチュア再現帯



並べて



よくみると、
ギザギザがない等、
文字の形状が異なっていますね。

EL&Pのファーストアルバムの帯の書体を見事に再現している事を踏まえると、
この帯に関しては、ディスクユニオンとは思えない仕事のように思えますが、
私の持っているアナログ帯が、必ずしも本当の初回帯とは限りません。

このアナログ盤の帯は、
ゴチックに近い書体ですが、
帯を作るために特にデザインされている書体のような感じですね。

また、ここに取り上げた写真の帯が、
アナログ盤の初回帯であるとしても、
ディスクユニオンさんでも、
帯の完全再現と称しているわけではないので、
大雑把なイメージはその通りですから、
細かい事を気にしなければ、特に問題はないわけです。

普通に考えた場合、
文字のデザインは、時間の経過と共に、
複雑な形状から、簡単な形状に移行していくでしょうから、
私の手元にある帯は、初回帯である可能性が高いです。

そうなると、
「ミニチュア再現帯は文字デザインに関しては、完全再現でない場合がありうる。」
という事も言えますね。

以上。

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