EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ミュージックライフ 1970年6月号

2019-08-28 14:35:33 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1970年6月号


画像 表紙

ミュージックライフ誌は、
EL&Pが活躍していた頃のものは、
グループ人気に呼応する形で、
カラーグラビアも多かった事もあり、
古雑誌も比較的容易に入手可能でしたので、
数多く取り上げてきました。

一方、
EL&P結成以前のミュージックライフ誌は、
入手困難ではないものの、
あまり安い古雑誌がないという事もありまして、
時々出回っている安い古雑誌のみ購入していました。

加えて、
EL&P結成以前の音楽誌において、
メンバーの写真や、
関連記事を拾う事が、
どれだけ可能かは未知数なので、
入手を躊躇していたというのもあります。

この1970年6月号は、
背表紙がところどころ剥がれている品物でしたが、
入手できまして、
たまたま、EL&Pにまつわる情報を、
ニュース・ア・ラ・カルトのコーナーから見つける事ができました。

タイトルだけ見ると、

「☆ナイスが解散」

という記事なのですが、
キースへのインタビューが、
載っており、
ナイス解散の理由から、
グレッグ・レイクと意気投合して、
グループを組む事になった事が語られています。
このインタビューが為された時は、
キースとグレッグが組む予定のバンドに入るドラマーが、
まだ、決定していなかったようです。

内容をかいつまんで記しますと、

○ 僕の音楽的なエレメントとは違った、
僕の持っていない新しいナニカをもっているミュージシャンと一緒にやる必要性を感じた。

○ 編成はナイスと同じオルガン、ベース、ドラムで、今までよりもっとヴォーカルを重視したものにしたいと思っている。

○ 音楽的には今までとは違った感じを加えたいと思っている。ナイスの解散は本当に音楽的な理由からで、ストックしているナンバーは1年分位あるけど、キザなようだけどミュージシャンとはいつも新しいものを追求していかなきゃいけない。

○ いつもいいコンディションでプレイできる様に。結局、それが聴きに来てくれる人達に対する礼儀だものね。

○ 視覚的にもエキサイトするショウは続けてゆきたい。

これに加えて、リー・ジャクソンが友人2人を含む4人グループの結成を発表した事や、
ブライアン・デイビソンも6月にデビュー予定で、そのメンバーも記されており、
でリハーサルに余念がない事も書かれています。

このような記事を読んでいると、
同出版社の書籍、「衝撃のロックトリオ伝」は、
このような小さな情報を、
チョコチョコとつなぎ合わせて、
完成させていったのだなと思うわけです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年8月28日 yaplog!
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (にゃん)
2019-08-28 16:18:47
私のスクラップブックにも、同じ記事が貼り付けてありましたが、細かい記事には、雑誌名や年月を記載していませんでした。これで出典が一つ明らかになりました。
返信する
Unknown (torioden)
2019-08-28 16:35:10
>にゃん様

私は77年からの田舎在住のファンですが、
この号はもっと後回しにしようと思って、
会社に置きっぱなしにしていたのですが、
昨夜、他の雑誌を探している時間を喪失したので、
取り上げる事になりました。

資料の出典の確認に少しでもお役に立つ事が出来て良かったです。
返信する

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