EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

BMGのアナログ盤「BRAIN SALAD SURGERY」を見てみる その1

2016-11-07 15:43:59 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
BMGのアナログ盤
「BRAIN SALAD SURGERY」を見てみる その1


抱き合わせて頼んでいたBMGのアナログ盤「BRAIN SALAD SURGERY」が届きました。

アナログ盤の仕様に関しては、SONYのリイシュー盤を継承すると思っていたのですが、
そのようになったとも言えますし、
そうでないとも言えます。

表面を70年代の米国盤と並べて見ました。


向かって左がBMG盤
扉が浮いてきて解りにくいのですが、
ELPマークのPの下部はカットされています


この黒っぽさのルーツはどこにあるかというと、
SONYの「スーパー・デラックス・エディション 6枚組」
のLPジャケットサイズのアウターケースですね。

但し、6枚組のアウターケースの方は、ELPマーク部のPの下部もきちんと印刷されていたので、
結果としては、
6枚組の1つであるCDのペーパースリーヴジャケットのデザインと色合いが踏襲された感じです。

開いてみましょう。

観音開き部の内側が真っ白であったSONY盤でしたが、
こちらはオリジナルに近い紫がかった黒っぽい色にしています。

また、観音開き部の円の部分に関しても、
英国オリジナルと同様、
向かって右に開く部分が凸部になっています。
(SONY盤は逆になっていました。)




歌詞付きポスターもきちんと再現されています。



今回の売り物のインナーケースですが、
「BRAIN SALAD SURGERY」はポスターも付属しているので、
省略される可能性もあるかと思っていましたが、
もっとも相応しいと思われる、
よく知られている写真をインナーに用いていました。



また、レーベル面に関しても、
ジャケットデザインを組み込んだ英国オリジナル仕様を意識していますね。



日本では、ビクターエンタテイメントさんが、
何度も紙ジャケットCDを制作しているので、
おおよその、オリジナルジャケットの色合いが、
新しいファンにも認識しやすい状況がありますが、

初めてこのアナログ盤を手にする他国の新しいファンには、
ちょっとお気の毒な黒っぽさがありますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
応援よろしくお願いいたします。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿