EL&P図書室3号

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BRAIN SALAD SURGERY SONY アナログ盤 その1

2023-05-09 15:13:10 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
BRAIN SALAD SURGERY SONY アナログ盤 その1

本日の内容は、文中のリンク先のブログから、
10年以上経過しましたので、
それに伴って認識を改めて付記する事も出てきたという事や、
さらなる発見もありましたので、
「その1」という事で少し書いてみます。



シュリンクは保管に都合の良い上部シール仕様でした



シュリンク上のステッカーを拡大
金文字の部分はやや凹んでいますね

このレコードについては、
アルバム「恐怖の頭脳改革」の様々なヴァージョンに関してレポートする際に、
ジャケットの問題点に関して少しだけ触れて来ました。

このジャケットに関しては、
私の中では、最も悪いアナログリイシュー盤として捉えていたという事もあり、
タイトルを付けて取り上げる事自体に、
少し抵抗があったわけです。

レコードは聴いておりませんし、
聴けたとしても、
その違いを聞き分ける再生環境も現時点ではありませんので、
あくまでもジャケットに関してなのですが。

その後、グレッグ・レイクが、
カラオケツアーにおいて、
小道具として用いたのが、
このSONYのアナログ盤でした。

ジャケットの再現等にも関心を持っている、
EL&Pファンから見ると、
一目見て、SONY盤だと解る特徴があったわけです。

そもそも、
その特徴は普通に受けとめると「手抜き」が原因と、
思ってしまうわけですが、
その「手抜き」のおかげで、
ジャケットの特徴を記憶しているEL&Pファンには、
SONY盤だと解ってしまうわけですね。



見開いた状態

とは言え、

「グレッグ・レイクがカラオケコンサートに小道具として用いたヴァージョン」

という事で、少しは箔が付いたわけです。
小道具として実際に使用されたアルバム自体も、
EL&P全盛時のステージ上のペルシャ絨毯や、
グレッグの様々なステージ衣装と共に、
オークションに出品されるという栄誉に恵まれたヴァージョンとなりました。

ジャケットの内側が白いという最大の特徴はともかくとして、
外観の配色に関しては、

この紙ジャケットCD、
なんで、わざわざ、
こんな配色にしたのか、
解りかねますが、
コレクターの記憶には残ります。

SONYでアナログ盤を制作するにあたって、
よりによって、
この紙ジャケットCDのジャケットの配色をベースにしたのは、
キャッスル時代のリイシューアナログ盤と同じモノを制作したくなかったという事も、
あるのかも知れません。

それと、リンク先では説明を省略していますが、
リンク先の写真のように、
真ん中の丸い部分のカットの仕方も、
オリジナルジャケットではなく、
英サンクチュアリの紙ジャケットCDに準じたカットの仕方をしています。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

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