EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

映画「H・R・ギーガーの世界」パンフレット

2021-10-29 11:34:50 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
映画「H・R・ギーガーの世界」パンフレット



表紙
表紙裏を含めないで全28頁

2017年にギーガーのドキュメンタリー映画が公開されましたが、
その映画のパンフレットになります。

関東方面の都市部での上映はあったと思いますが、
秋田県や青森県の劇場で上映されるタイプの映画ではないので、
EL&Pファンの都内在住の友人に、
パンフレットの確保だけをお願いして送付してもらいました。

この映画のための専門のサイトの冒頭からコピペすると、

『エイリアン』(1979年/リドリー・スコット監督)の造形で、1980年のアカデミー賞視覚効果賞を受賞したスイスの画家・デザイナーのH・R・ギーガー。その作品は世界中のファンを魅了し、エマーソン、レイク&パーマー『Brain Salad Surgery(恐怖の頭脳改革)』(1973年)、マグマ『Attahk』(1978年)、デボラ・ハリー『Koo Koo』(1981年)ほか、数々のアルバム・ジャケットにも使用されるなど、多くのアーティストたちに影響を与えてきた。その創作の背景が本人だけでなく多くの関係者、彼を支えた女性たち、スタッフたちによって語られる。「H・R・ギーガー財団」公認、稀有のアーティストのドキュメンタリー。

という解説がされておりまして、
実際、「恐怖の頭脳改革」のジャケットは、
ギーガーの名前を世界に知らしめるきっかけの1つになった作品であると思われます。

し・か・し。

このサイトの冒頭の説明はEL&Pファンにとっては、
かなり良心的なものなのですが、
この映画のパンフレットには、
「エマーソン、レイク&パーマー」の文字も、
「Brain Salad Surgery(恐怖の頭脳改革)」の文字も一切登場しておりません。

これは、ちょっと、想定外でしたね。

良く解釈すれば、EL&Pのレコードジャケットの仕事は、
あまりに知られすぎていて、
今さら、わざわざ、付記する事ではないという事になりますが、
そうでなければ、その後の、ギーガーの仕事や映画の内容とは全く関係のない事なので、
付記する必要はないという考えがあったとも言えますね。

ただ、
ギーガーの海外の画集の中では、
頭脳改革のジャケットデザインを表紙に選んでいるモノも存在しているので、
それも含めて考えると、この映画のパンフレットに、
EL&Pの名前が1つも出てこないのは、
EL&Pファンとしては残念ではありますね。



裏表紙

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

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