EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

Shout Factory のBRAIN SALAD SURGERYアナログジャケットの特徴

2015-12-23 11:27:58 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
Shout Factory の
BRAIN SALAD SURGERY
アナログ盤ジャケットの特徴


本ブログにおいては、Shout FactoryからリリースされたCDについて、
そのほとんどを礼賛してきました。

こちらの方は、Shout FactoryからリリースされたBRAIN SALAD SURGERYのアナログ盤になります。

まだ開封していません。

調べてみたら、リリース年は、2009年だったようです。

ディスクユニオンの解説を読むと、
6つ折りポスターも同梱されているようで、
「細部にまで丁寧に再現された感涙の復刻」との記述があります。

しかし、これは、どうやら、「細部にまで丁寧に再現された」と言うよりは、
「細部にまで丁寧に加工された」という表現があてはまると思います。


ジャケット上部
奥がShout Factory盤
手前がUS SD19124盤



向かって左上部
左側がShout Factory盤



向かって右上部
右側がShout Factory盤



そしてELPマーク部


スペースがあるのに、
Pのはみ出し下部をカットして修正


もともと、ギーガーのオリジナルの絵は、EL&Pのスタッフサイドによって、
描かれていたものが削除されたというエピソードも何かに書かれておりましたが、
「元の絵があって、加工されたのだ」という、
レコード発表前までの経過はスタッフの頭の中に記録されているわけです。

しかし、この上部の絵柄の加工に関しては、
おそらく、Shout Factoryが勝手に仕上げたのだと思いますね。

ジャケット全体としては、隅にあたる部分ですから、
あまり気にする事もなく見過ごしてしまいがちですが、
当時のアナログ盤を知らない若い世代が、このアルバムを購入して、
「アナログ盤の頭脳改革はこんな感じの絵柄だったのか!」
と思う事もあるでしょうから、
そんな方には少しお気の毒なジャケット絵柄に加工してしまった事になりますね。

大雑把に見た場合、「細部に渡って丁寧に再現された」という表現を鵜呑みにしてしまうところですが、
個人的には、6つ折りポスターを付けなくとも、ジャケットの絵柄ぐらいは、
当時のままを再現した方が良かったと思いますね。

SONYのアナログ盤のジャケットは、内側が真っ白で、
観音開きのジャケットの丸い部分も紫色が濃いわけですが、
それでも、絵柄を変更していないところは、まだマシだったのかも知れないです。

以上。

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