EL&P図書室3号

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LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL CD 英1997盤

2022-06-06 14:07:53 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL CD 英1997盤



プラケースジャケット
折りたたみ仕様

邦題「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール」は、
1992年の年末頃に国内でリリースされました。

リリース状況をあまり精査せずに、
記憶を頼りに綴っていたようです。

記憶を頼りに書いていた記事の内容に、
ほぼ間違いはないと思いますが、
大した事ではないのですが、
現時点において、少しだけ付け加えたい事も出てきました。

日本で発売されたCD盤の帯に「日本独占販売」と記載されているのですが、
それはそれで間違いはないと思います。

ただ、おそらく、年が明けた1993年に、米国盤とヨーロッパ盤が、
直ぐにリリースされたのだと思います。

そのため、
「日本独占販売」が通用していた期間は、
とても短くなってしまったようです。

ここで言える事は、最初に発売した方が、オリジナルであるとした場合、
国内盤のジャケットデザインがオリジナルという事も言えるかと思います。

とは言え、リンク先にもありますように、このタイトルは、
ビクターエンタテイメントさんでは、
ほとんど重視していないようで、紙ジャケットCDにもなっていません。

「日本独占販売」が無くなって、
英国とヨーロッパで、ほぼ共通の独自のジャケットでリリースされましたので、
そちらの方がジャケットとしても主流になっている感じもあり、
ビクターエンタテイメントさんとしても、元々は自分のところがオリジナルだけど、
どちらを紙ジャケットのメインに据えるかという問題もあるのかと思います。

(まぁ、私が勝手に問題にしているだけで、単に売れないCDだったので、再発売してもどうしようもないという理由でしょうけどね。)

それはそれとして、本日、取り上げた英キャッスルからのCDは、
1996年にリリースされたピクチャーCD盤のシリーズが何故か途中で頓挫して、
色付きELPロゴ盤面になったシリーズの続きと思われます。

シリーズにおける最後のCDではないかと推定しているのですが、
CD盤面のデザインには独特のモノがありますね。



CD盤面

プラケースジャケットに描かれている、
水滴の流れのような模様を取り込んでいるという点では、
ピクチャーCD盤に類似している感じがあります。

そこにELPロゴマークを載せているわけですが、
このELPロゴマークが、
以前に追求した、「ELPロゴマークの省略ヴァージョン」になっているわけです。
リンク先では、「省略ヴァージョン」という言い方をしていますが、
はっきり言えば、「ミスヴァージョン」でしょうね。


こうしてみると、
ELPのロゴマークというのは、使用する時に、
このようなミスに陥りやすいデザインであるとも言えますね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

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