EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

FANFARE BOXの内部の構造

2020-10-02 11:33:34 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
FANFARE BOXの内部の構造

このボックスは、フタ側と身側(受け側)に分かれており、
かなり前にフタ側の正面と側面を撮影して、
つなぎ合わせた写真をアップした事があります。

今日は、身側(受け側)の仕様について、
レポートいたします。

様々なミュージシャンのボックスを所持されている方にとっては、
ボックスの構造の違い等が手に取るように解るのかも知れませんが、
私はこのぐらいの厚みのあるボックスで、
他のミュージシャンのモノは所持していないので、
受け取ったファン側から見た利便性を述べる事しかできません。

無数の紙ジャケットCDを収納するために、
ウレタンに似たようなクッションの素材に、
ジャケットサイズの「くぼみ」を4箇所設けて、
収納するようになっています。



「くぼみ」に紙ジャケットを収納する時点では、
特に問題はないでしょうが、
ピッタリとはめ込まれている紙ジャケットCDを取り出すときの利便性を考慮して、
指を差し込めるようにした「くぼみ」を設けています。






これらのCD群を取り出すためには、
その上に配置されてある、
「ハードカバーのブックレット」や、
「アナログ盤3枚組が入ったLPジャケット」、
及び、「再現パンフとシングルレコードを入れた薄目の箱」等を、
一度、全部、取り出す手間が必要となります。

それらを取り除きやすいように、
布製のリボンのようなモノが箱の受け側に固定されており、
リボンを上に持ち上げると、
ハードカバーのブックレット等も上にあがるわけです。



特にハードカバーのブックレットは、
受け側にピッタリとはめ込むような大きさなので、
指を差し込んで取り出す時に発生するかも知れない、
余計なスリ傷をリボンを付けた事で防ぐ事にもつながりますね。

収納物の種類や仕様はともかくとして、
それらを収納するボックスそのものは、
気の利いた構造になっている事は確かです。

中央にあるのは丸型ELPバッチの挿入箇所です。



以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。