EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ELP四部作 国内初CD 帯なし

2017-03-03 11:25:39 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
ELP四部作 国内初CD 帯なし


Volume1の文字の位置はともかくとして、
収納されている6頁ブックレットの方はプラケースの表側と違って、
アナログ盤ジャケットに近いバランスのデザイン


ワーナー時代に、
「ELP四部作」の国内盤CDが出た時は、
私の中ではCDの値段がとても高く感じられていた時でしたので、
即、購入という事にはなりませんでした。

確か、「ELP四部作」の国内盤CDのリリースは、
このブログで幾つか取り上げている、
「Forever Young Series」で、
EL&Pの幾つかのCDがリリースされた後の事だったように思います。

ちなみに、「作品第二番」に関しては、このような廉価盤が最初にリリースされていました。

EL&Pのアルバムの国内初CDの幾つかは、
アナログ盤時代の解説をそのまま使用しているものがありますが、
この「ELP四部作」も、そのうちの1つになります。

アナログ盤の初リリースは1977年ですが、
解説は、渋谷陽一氏と、茂木由多加氏の2人が担当しています。

ワーナーさんのこの頃のアルバムは、
アルバム1枚につき、1人の解説者が用紙を埋めている感じでしたが、
これに関しては何故か2人。

待望のEL&Pのアルバムが初めてのダブルアルバムという事と、
試聴して賛否両論が想定されうる内容であったために、
あえて、2人の方に解説をお願いしたのかも知れません。

渋谷陽一氏は、先日取り上げた、ロッキング・オン誌を発行している、
ロッキング・オン・グループの社長で、
今でも、NHK・FMのラジオのパーソナリティーを担当しているので、
ご存知の方も多いと思います。

茂木由多加氏も、邦楽プログレを熱心に聴かれている方には知られていると思います。

茂木由多加氏は、私の少年時代には、音楽専科誌のアルバムレビュー等に名前があり、
同誌誌上において、伊藤政則氏との対談等もしておりましたので、
キーボードプレイヤーでありつつも、音楽評論もこなす人という感じでとらえていました。

当時は、アルバムもそのうち購入してみたいと思っていましたが、
その機会のないまま、現在にいたっています。

何年か前にネットで検索した時に、
茂木由多加氏は既に他界している事は知りましたが、
今日、改めてググッってみると、
なかなか凄まじいキーボードプレイヤーであった事を知る事になりました。

茂木氏は、ザ・ナイスのコピーバンドやEL&Pの演奏をしていた事もあったようなので、
それがワーナーの担当者の耳にも入り、「ELP四部作」の解説をする事になったとも考えられます。

この国内盤CDは、2015年の3月に取り上げている、当時のアトランティック盤に沿った装丁になっていますね。
(上の写真のリンク先)

背部だけは、カタカナ文字も入っていて異なっています。



以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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