EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

グレッグ・レイク キング・ビスケット・ライヴ 96年 国内盤

2013-11-28 17:20:05 | Greg Lake関連
グレッグ・レイク 
キング・ビスケット・ライヴ
96年 国内盤



画像 ジャケット

国内盤は、96年にリリースされました。

96年というと、ちょうど、EL&Pが90年代に2度目の来日を果たした年になりますね。

このアルバムに関するグレッグ・レイクへのインタビューも、
96年に、ある音楽誌に載っていたのですが、そのうち、取りあげる事もあるかも知れません。

伊藤政則氏が、解説を書いているのですが、
それによると、この81年のグレッグとゲイリーのライヴは、英国においては、17ヵ所で行われ、
記されている月日が、11月5日なので、
追加公演の音源が収録されたのではないかという事でした。

録音状態は悪くはありません。

この音源は、80年代にレコードとしてリリースされる事もなかったと思いますので、
公式なものとして発売されるまで、かなりの月日を要した事になりますね。

収録されている曲はゲイリーの作曲のものから、クリムゾン時代のものまで、多岐にわたっていますが、
ちょうどファーストソロアルバムがリリースされた年でもありましたので、
ソロアルバムの曲も数曲、演奏しています。

庶民のファンファーレは割と短めで、
歌い出したと思ったら、本当にあっという間に終わる「悪の教典#9」も、
EL&Pファンにはちょっと物足りないところですね。

但し、今日までの、グレッグのソロアルバムの少なさもあって、
この時点において、グレッグ個人の、ヒストリー・ライヴが既に出来上がってしまったという事は言えるのではないかと思います。

ゲイリーという達人を得て、バンドには、キーボードプレイヤーを加えているので、
EL&Pの凄まじさを再現しているとまでは言えないけど、
それに近づこうとしている気合いは伝わってくるライヴですね。

「パリの散歩道」はゲイリーのナンバーですが、
とても印象に残るギターを聴かせてくれます。

伊藤政則氏の解説はEL&Pの素晴らしさを誉めまくって、衝撃的なクリムゾンまで遡り、なおかつグレッグとゲイリーが組んだ意外な面白さを語ります。
2人のマネジメント会社が同じだった事もこの組み合わせを実現しやすい要因になった事にも触れていますね。

実際は、このライヴアルバムから割愛されたテイクもあると思われますので、
その中のEL&Pの曲等があれば、聴いてみたいですね。

成人する前に、音の悪いグレッグ&ゲイリーのブートを、
カラージャケットに惹かれて買ったのですが、
同じEL&Pファンクラブに所属していた学友に売ってしまったので、
それにこのライヴCD以外の曲が、どのぐらい収録されていたかは、
既に忘れてしまいました。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年11月28日 yaplog!
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