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EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION ゴジラ ファイナル ウォーズ

2014-11-25 09:08:37 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
東宝SF特撮映画シリーズSPECIAL EDITION 
ゴジラ ファイナル ウォーズ




銀表紙
厚みはそんなにないです


ゴジラファイナルウォーズに制作スタッフへのインタビューを中心にまとめられたムック本です。

怪獣図鑑という類のものではなく、
ゴジラ最終映画をどのような作品にしようかという、
制作に関わった人達の、それぞれの立場からのインタビューでまとめられています。
出演予定怪獣の絵コンテ、写真等も載ってはいますが、
そちらの方は、かなり前にとりあげた「ゴジラファイナルウォーズ超全集」ほどは詳しくはないので、
あくまでも、映画の作り手がメインの本という事になりますね。

怪獣に関しては、付録の「CD-ROM」にてお楽しみくださいという事のようでした。
こちらの方は時間が取れなくて、まだ見ておりません。

インタビュー内で、音楽を担当する事になった、キース・エマーソンに関しては、
2人の人物が述べています。

1人はプロデューサー。

もう1人は監督の北村龍平さん。

北村監督は、幻魔大戦でのキースの音楽の事を語って、それが良かったので、今回、ゴジラの音楽をお願いする事にしたとか言うのかと思いきや、
ロックなキース・エマーソンがとってもとっても好きで、
ロックと言えば、キース・エマーソンぐらいに思っていたようです。

「人生において、一番影響を受けたと言ってもいい。」

とまで述べていますね。

実はこの言い方が、全く想定外のものでして、
音楽の面で影響を受けたとか言わずに、
北村監督の人生に最も影響を与えた人物みたいな感じで語られているわけです。

そのように監督に畏敬の念を抱かれているキースではありますが、
最初にキースが送ってきた音楽は、ロックな感じではなかったので、やり直しを求めたとの事。

このやり直しに関しては、映画のパンフレットの中のキースのインタビューでも語れていますけど、監督の側からの率直な意見ですね。

キースの方は、キース・エマーソンバンドのコンサートツアーが先に決定していたようなので、その合間をぬっての音楽制作とやり直しだったようです。

結果として、キースは監督の要望にしっかりと応える事ができたようで、
再度、出てきた音楽のロックな感じに、監督はとても満足したとの事。

こういうのを読むと、
北村監督は、ゴジラファンからいろいろと言われているものの、
私としては決して憎めない監督になります。

これとは別に、ゴジラの音楽史に関する論考とインタビューが巻末に2つほどあり、
キースの事を少しだけ取りあげていますが、
(シンセサイザーの巨人)という言い方をしていますので、
幻魔大戦時の資料を参考にしたのでしょう。

以上。

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映画 幻魔大戦 告知チラシ

2014-10-04 10:22:45 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画 幻魔大戦 
告知チラシ


先日、たまたま、業者さんが家の天井裏に入る仕事がありまして、
天井に上がるために必要な場所である、
押し入れの部分を片づけていたのです。

そしたら、80年代の友人からの手紙とか、
気に入った資料とかが入ったB5サイズのクリアファイルが出てきました。

頁をめくってみたら、
思いの外、大切なものが入っておりまして、
自らのお粗末さによって無くしたと思いこんでいた、
生涯大事にしなければならないペーパーとかも、
きちんと保存されておりました。

90年の3月頃、
多くの所持品と共に、一度、秋田戻ってきた事があり、
その時に家のどこかに多くの紙類と一緒にまとめられたのかも知れません。

クリアファイルも、当時は、今と違い、
100円均一で簡単に入手できるものでもなかったので、
それなりに大事にしたい紙類をファイルしていたと思います。

その中に、この映画の告知チラシも、ファイルされていたわけです。



特に、キースが音楽を担当した作品というだけで、
このチラシを大切にしようと思っていたわけではありませんが、
かと言って、捨てるのはもったいないぐらいに感じていたのだと思います。
(現在の自分であれば、もったいないどころの話ではないのですが)

最初に手にした当時の事を少し思い出しました。

これは、都内の芝増上寺の境内で開催された、
映画上映前の無料イベントに、
幻魔大戦読書研究会で知り合った、
数人の仲間と共に参加した時に頂戴したものですね。

イベントの内容はしっかりとは覚えていないのですが、
確か、超能力者と言われていた清田益章氏が、
ゲストで来ていたように思います。

イベントのタイトルは忘れましたが、
催された内容は、そのタイトルが誇大宣伝になりかねないような印象だった事は確かです。

チラシの裏を見ますと、
映画音楽を担当するというだけで、
コンポザーとボーカリストの写真を掲載しているのですから、
キースファンにとっては、ありがたいものであったのだと、
今にして思うわけです。


久々にスキャンしたから、
クイックすると大きくなるよ!


この私が、
なんと、まだ、齢二十歳の時の思い出の品物です。

以上。

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2014年 映画「GODZILLA」のパンフから

2014-08-28 14:54:47 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
2014年 映画「GODZILLA」のパンフから


黒表紙に黒いゴジラの背びれ、
何とか映ったわ
下部は反射


キース・エマーソンのキャリアの中で、
ゴジラ映画の音楽に関わった事を知った頃は、
バンドとしてのEL&Pはもちろんの事、
個々人のソロアルバムですら、なかなかリリースしない事にヤキモキしていたEL&Pファンにとっては、
けっこうな福音だったと思います。

EL&Pの活動休止以来、
キースは自らをリーダーとしたソロのバンド活動をする気配もなく、
ファンとしてはキースの音を、ただただ待つのみの状態であったわけです。
(ナイスの一時的再結成と、それに伴う独自のバンドのコンサートはありましたが、
いずれも過去の音楽の演奏でしたので、新鮮味がなかったことは確かです)

その年月の経過の中で、キースはゴジラファイナルウォーズのサントラを担当。

EL&Pファンとしては、キースの演奏する音楽であれば、「ゴジラ」でなくても良かったのですが、
たまたま日本国民どころか、世界でも認知されている「ゴジラ」の作品を担当する事になったのでした。

その音に関してのアレコレは、サントラを取り上げる時にでも、触れようと思いますが、
ゴジラファンからは、非難を浴びている音楽評をネット上で目にする事があります。

何しろ、伊福部昭という方がゴジラファンにとっては全てであり、
その音楽が長い事ゴジラシリーズで使用されてきたので、
ほぼ、それ以外のゴジラの音楽は認めたくないという気持ちになるのは当然ですね。

キースにとっては、
「幻魔大戦」の時とは違い、新たなるファンの獲得なんて、全くありえない状況になってしまったわけです。

まぁ、その反応は、公開前から想定される事であったわけで、
なかなか大変な仕事を請け負ったものであると思います。

そもそもファイナルウォーズなるタイトルが生まれた原因としては、
ゴジラ映画の興行成績が段々と落ちてきているという事情があったわけで、
そのような状況下での映画の制作でしたので、
それまでの平成ゴジラとは一線を画したいという事もあって、
映画監督は、キースに音楽を担当してもらいたいと思ったのでしょう。

映画音楽担当の経験がありすぎる音楽家であれば、
依頼されても辞退していたかも知れないですよね。

今日取り上げた、このパンフレットは、この夏のハリウッドゴジラのパンフなので、
キースとは全く関係がありません。

ただ、これまでのゴジラ映画の全作品が、ブルーレイのジャケット写真を用いて、
2頁に渡って紹介されており、音楽担当者の名前も全作品に付記しています。

そのため、とても小さいけど、キース・エマーソンの名前も記されているわけですね。

ちょっとした事ではありますが、ゴジラ映画の音楽を担当しなければ、このパンフに名前が載る事もなかったでしょうから、
当時の流行のアニメ映画の音楽等を担当するよりは良かったのかも知れないです。

また、
このパンフでは、映画音楽に関する論考が一つだけ載っているのですが、
怪獣が登場する映画という事で、昨年に公開されたパシフィック・リムの映画音楽が引き合いにだされており、「ハンス・ジマー門下の~」という箇所も見られます。

調べてみたら、このハンス・ジマー門下のラミン・ジャヴァディ氏は、2008年に実写版「アイアンマン」の映画音楽も担当しているのですね。

おそるべしハンス・ジマー!
キースの所持したYAMAHAのGX-1を入手したのみならず、
キースがアニメ音楽を担当したという「アイアンマン」の実写版の映画音楽に門下の音楽家を配備し(?)グラミー賞にノミネートさせるまでの音楽を作らせてしまったようです。

先般、GX-1関連からハンス・ジマーの事を書いたばかりでしたので、
まさか、このパンフレットでも、ハンス・ジマーの名前を目にするとは思ってもいませんでしたわ。

以上。

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本日のアニソンアカデミーで流れた「光の天使」の解説を耳にして

2014-07-12 17:36:27 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
本日のアニソンアカデミーで流れた
「光の天使」の解説を耳にして


仕事でタイミングよく外にでる用事があったので、
NHK-FMのアニソンアカデミーを聴く事ができました。

「しょこたん」こと、中川翔子がパーソナリティーの1人なのですが、
番組内では生徒会長の肩書きを持っているので、メインパーソナリティーという事になります。

今日は、さきほど、本日の最後の曲として、
アニメ映画「幻魔大戦」のタイトル曲である、「光の天使」が流れました。

しかし、この「光の天使」の紹介の仕方は、EL&Pファンにとって、とてもアヤシイものでしたね。

ローズマリー・バトラーで「光の天使」と言って曲が紹介されたのでした。

シングルレコードのジャケットでは、ローズマリー・バトラーが上になっているので、仕方のない事ではあります。

幸いにして、この曲はリスナーのリクエストとしてかけられたので、
そのリクエストした方が、
「キース・エマーソンのシンセサイザー」という言葉をリクエストの文言に組み込んでくれたために、「キース・エマーソン」という言葉をリスナーは耳にする事ができたのですが、
その他の紹介にいたっては、幻魔大戦の原作者である平井和正氏や石ノ森章太郎氏である事に触れて、映画の世界観とストーリーの概要を短く説明する事にとどまり、
作曲者のキース・エマーソンについての解説は全くなかったわけです。

このアニソンアカデミーは、歌い手のみならず、アニソンの作詞者や作曲者にまで突っ込んだ解説が「アカデミー」の名を冠するにふさわしい番組になっていると思っていたので、
この「光の天使」に関しては、EL&Pファンにとっては、解説がお粗末に聞こえてしまいます。

中川翔子生徒会長は、「光の天使」がどんな曲かを知っており、自身の感想として、この曲の独特の浮遊感を讃えていましたし、
ブログ村のプログレッシブカテゴリーのどなたかのブログで取り上げられていた、
アニメのエンディングに使用されていた「イエスのラウンドアバウト」を口にする事があった時に、プログレッシヴロックという言葉を用いた事もありました。
しかし、キースのパフォーマンスを知っているかどうかまでは定かでありません。

サントラ「幻魔大戦」の「地球を護る者」は、テレビのバラエティー番組のBGMとして、ここ1年ぐらいの間で数度耳にしたのですが、
「光の天使」を聴く機会なんて、あまりないので、かなり新鮮な感じがしました。

この番組ではアニソン界の重鎮の名前を口にする時に、「ゴッド」とか「神」とかいう言葉で良く表現しますので、
今回の「光の天使」の解説にも「ロックキーボードの神様」とか、言って欲しかったわけですが、
今日の解説は、キースの存在は現時点のアニソンの世界においては、もはや認知されていないという事の証とも言えますね。

それでも、「キース・エマーソン」の名前をプログレ特番以外で、耳にする事ができたわけで、
リクエスト者には感謝し、そのリクエストの内容を読みあげる時間を確保したスタッフには、感謝する次第です。

以上。

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ゴジラ映画 クリアファイルセット 全28種 イベント限定品

2014-06-23 13:23:54 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
ゴジラ映画 クリアファイルセット 
全28種 イベント限定品


先般、「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」の限定試写会が、
全国5会場にて開催されました。
この5会場に、300組、600名の人達が抽選で招待された模様。

私の知人がその試写会の招待に当たりまして、
ご夫妻で鑑賞したそうです。

来場者の特典という事で、頂戴したものの一つが、
「28作品の映画ポスターをモチーフにした28種類のクリアファイル」でした。
1名に1つくださるという事で、ご夫妻は2つ入手できたので、
そのうちの一つを好意で送付してくださいました。

感謝。




全部で1.5cmぐらいの厚み


ファイナルウォーズ裏側

「一方的に送付いたしますので、
煮るなり、焼くなりお任せします」とのお話でしたので、
映画関連事項としてこちらに載せる事にしました。

28作品のうちの一つが、キースが関わった最後の作品、
「ゴジラファイナルウォーズ」なのですが、
このクリアファイルのセットは最初の作品から順番に重ねてセットしているようなので、
「ゴジラファイナルウォーズ」が最後にあるのが、
裏側から見えます。

さすがにセットになっていると、安易に開封もしたくない感じです。

最初の頃のポスターには、音楽を担当した伊福部氏の名前も刻まれているようですが、
「ゴジラファイナルウォーズ」のポスターにはキースの名前が載っていないようですね。

とはいえ、こうして重ねられた28種の厚みを見ると、
映画のグッズを単品で見るよりも、
日本映画の歴史ある作品の最後にキースが加わる事ができた事が実感されますね。

ゴジラと言えば、日本では7月25日公開予定の、
ハリウッド版ゴジラの勢いはスゴイです。

そもそもゴジラを代表とする怪獣映画そのものへの需要が減ってきた事も、
ゴジラ映画制作停止の理由の一つであったでしょうが、

ハリウッド版ゴジラが世界的にヒットしているとなると、
日本においても、普段は怪獣映画を見ない人達も、
SF映画として見るために会場に足を運ぶ可能性も少しはあるかも。

但し、タイトルがゴジラだけに、必ずしも、海外のヒットに追従する流れになるかは解りませんけどね。

それにしても、
キースはアニメーションのアイアンマンの音楽も担当した事があるようですし、
映画のタイトルがハリウッドでブレイクする前に関わりを持つケースがありますね。

実写版アイアンマンの時は、

「この音楽をキースが担当していたら、少しは、また、知られる事になって、
お金になったろうな。」

と思いました。

考えてみると、キースが関わった日本の2作品に関してはSFの範疇に入る作品でしたが、
海外の映画に関してはSF作品ではありません。

ハリウッドのSF大作に見合った音世界をキースだけで作り出せるかどうかまでは、
未知数なところはありますが、一つぐらいは担当してもらいたかったですね。

以上。

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ゴジラファイナルウォーズ スペシャル・エディション

2014-04-15 09:12:53 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
ゴジラファイナルウォーズ 
スペシャル・エディション







パッケージの裏側
キースと泉谷しげるの名前が一緒に並ぶ時代


ゴジラファイナルウォーズのメイキング等を含めた3枚組のDVDボックスです。

キースが映画音楽の一部を担当しているからと言って、
劇場公開時に映画館まで足を運ぶ事があったとしても、
その映像ソフトまで購入する人ってどのぐらいいるのでしょうか。

意外に多いかも知れません。

理由は、ソロアルバムも少ないので、このようなDVDでも購入して、
映像のバックに流れるキースの音を聞きながら悦に入るしかないわけです。

但しこれは、一般的には、子供向けと世間で認識されている怪獣映画。
人によっては、一人で劇場に赴くのを躊躇する場合もあるでしょう。

私の場合は、もともと特撮作品が好きでして、
成人してからもそれが継続しており、
90年代のゴジラ関連の映画も、地元の劇場でけっこう見ておりました。

大人の友人と一緒の時もあり、一人の時のあり、
あまり気にしないで見ています。

地元の映画館が無くなってしまったのと、
最も近い弘前市の映画館までゴジラ映画を見に行く行く気力はなかったので、
2000年以降の作品は、中古ビデオを購入してみたりしていますね。

キースが映画音楽を担当している映画の場合、
サントラを聞き込んでから行くのがベストです。

サントラを聞き込んでから行くと、
サントラには収録されていないキーボードによる音楽が登場するとすぐにわかります。

但し、これまでキースが関わった日本映画の場合、
サントラには、他の国内音楽家の作品も同時に収録されているので、
サントラに収録されていない曲が映画館で流れても、
キースが関わって弾いたものであるか、しっかりと判別できない事があります。

となると、
今であれば、DVD等を購入して確かめるしかないわけですね。

ゴジラファイナルウォーズの場合、
エンディングの曲は、キースの曲を使用しているのですが、
映画の中では、そのエンディングの曲に向かう前のつなぎのメロディーが
流れます。

それがとても良かったりするわけです。

その部分はとてもキースっぽい感じがするわけですが、
ゴジラのサントラをキース以外に担当している音楽家が作ったのかも知れません。

監督の北村氏とその音楽家は親しい友人のようですので、
つなぎの曲を制作してもらった可能性もあるわけです。

サントラには未収録の部分なのですが、
音の感じからするとキースではないかと思い、
このようなDVDを時々見たりして楽しむわけです。

以上。

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幻魔大戦 缶ペンケース

2014-01-07 13:01:41 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
幻魔大戦 缶ペンケース

80年代は、劇場で上映されるアニメ映画が、今日ほど多くなかったという事もあり、
映画に出演するキャラクターを用いた関連グッズ自体も、
バラエティーに富んでいたとは言えないですね。

そう考えると、この缶ペンケースも貴重な一品ではあります。


画像① キャラクターはサイボーグ戦士ベガ


画像② あざやかな朱色


画像③ 裏側
大友デザイン東丈
角川のシール


映画「幻魔大戦」の場合、「異星のサイボーグ戦士ベガ」というのが、原作に沿って登場し、サブキャラクターとして重要な役割を担っていました。

当時は、このベガのプラモデルも製品化され、後年になって、幾つかのフィギュアも登場します。
それは、ある程度、手足の部分が可動したりするようです。

アニメや、怪獣の映画の場合、映画に伴った立体物も、派生して制作される事がほとんどですので、
このようなグッズを眺めながら、キースの音楽が劇場で響いていた事を思い出したりするわけですね。

キースがこのアニメ音楽を担当した当時は、

「なんで、キースが日本のアニメの音楽を担当しなくちゃならないのだ!」

と思われたファンもいたと思いますが、

結局のところ、現時点においては、キースの担当した映画音楽は、数本にとどまっています。
サントラの仕事ぶりのランキングをする必要もないほど数が少ないわけです。

今日、世界に向かって発信されている日本の大アニメ文化に、
30年も前にキースが関わる事が出来た事を、本人の事情とは関係なく、
本能的な「先見の明」と捉える事にしよう。

以上。

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2014年1月7日 yaplog!
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幻魔大戦 オリジナルサウンドトラック カセット 中古品

2013-10-16 13:04:00 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
幻魔大戦 
オリジナルサウンドトラック 
カセット 中古品



画像① パッケージ正面


画像② レコードと同様に、
キースへのインタビューが、
折りたたまれた用紙の中に掲載


久々のカセットテープの登場です。

このカセットテープですが、
国内版の音楽カセットの仕様を、改めて確認できるものですね。

つまり、
解説の紙が、
カセットケースの中に全て収納されていないのです。

カセットテープの場合、
カセットケースをスッポリと覆う、
やや厚手の紙製のスリーブケースで保護されている場合がありますが、
そうでない場合は、
このような感じになります。


画像③ インデックス用紙の状態

カセットの裏はプラスチックなので、
情報が記載できないわけです。
そのため、解説の用紙をわざわざケースからはみ出すようなサイズにして、
カセットケースの裏側を覆う様にし、
そこに収録曲を記載するわけですね。

発売前に、
未開封の透明シュリンクで覆われている時は、
それなりにスッキリしているのですが、

このシュリンクを取ると、
中の解説の一部がはみだした状態になるので、
この解説の用紙がとても傷みやすくなるわけです。

私はレコード派でしたので、
特別な事情が発生しない限りは、
レコードを購入していました。

アルバムジャケット等にこだわらない人の中には、
カセットを購入している人もいましたね。

カセット録音世代が誰もが経験している事として、
数度は、カセットテープ再生機器の中に、
テープが巻き取られる経験をしていると思います。

今で言うと、
一挙にその日のテンションが下がる、
最悪の事態なわけですけどね。

そんな事もあって、
カセット再生装置は、自宅にあるのですが、
さすがにこのテープを再生する気持ちにはなれませんね。

以上。

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2013年10月16日 yaplog!
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「光の天使」収録/ラスマス・フェイバー・プラチナ・ジャズ~アニメ・スタンダード Vol.1~

2013-08-21 11:06:14 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
ラスマス・フェイバー・プラチナ・ジャズ
~アニメ・スタンダード Vol.1~
「光の天使」収録



画像 帯とジャケット

「ラスマス・フェイバー」がいかなる人物であるかという事など、
全く存じていませんでした。

ウィキで読んでも今一つよく解らない感じですね。

「ハウス・ミュージック」と呼ばれているジャンルの音楽を好んで聴く人達には、知られているようです。

このアルバムは、アニメソングのジャズカバーという事で、販売元のビクターエンタテイメントが企画したとウィキにはあります。

ビクターエンタテイメントが、スウェーデン出身の、「ラスマス・フェイバー」にプロデュースを依頼したのは、ラスマス・フェイバーが元々ジャズピアニストであり、幼い頃から日本のアニメ音楽に親しんでいたという事がその理由のようです。

100を越える楽曲の中から、ジャズにアレンジしてベストとなる18曲をビクターエンタテイメント側と共に選定したようです。

その中に「光の天使」も入る事になりました。

アルバム収録曲を演奏するミュージシャンも、スウェーデンのトップジャズアーティストが、演奏をするというプロジェクトにまで発展し、
Amazonのジャズチャートでも第1位を獲得、
今年に、その「Vol.4」をリリースするまでの評判を獲得したわけです。

このアルバムの中での「光の天使」は、
「エミリー・マクイーワン」という女性のジャズ・シンガーが歌っています。
但し、間奏のキーボードのメロディー部分は、全く、踏襲されていないのと、
もともと、ジャズっぽいアレンジに仕上げる事が目的なので、
ヴォーカルに比重が置かれた曲になった事は確かです。

ブックレットの解説によると、ラスマスや演奏を担当したメンバーは、キースがどのような経緯で、この曲を担当する事になったのかに興味を持ったようですね。

その文章のみから判断すると、
キースが、映画「幻魔大戦」のサントラの曲を何曲か手がける事になって、その中のテーマソングであるという背景は知らされていないようで、
ヒットしたアニメ音楽としての「光の天使」だけを聞かされたみたいですね。

それでも、「vol.1」を制作するにあたって、100曲の中から選ばれたわけですから、
ジャズにアレンジできそうな名曲であったという事なのでしょう。

以上。

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2013年8月21日 yaplog!

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ゴジラファイナルウォーズ ストラップ

2013-06-28 15:55:38 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
ゴジラファイナルウォーズ ストラップ

キース映画音楽担当関連の記事が、
左側の最新記事の欄に見えなくなったので、
ゴジラファイナルウォーズ関連の品物を取りあげる事にしました。

宇宙人側と相対している
3体の怪獣のフィギュアが付いています。
特にゴジラとモスラが共闘しているわけではありませんが。


画像① 表側
ゴジラは氷山の上にのっています



画像② 裏側
ミニラ、久々に登場
なかなか良い役を演じていましたね


ゴジラファイナルウォーズに関係したブログは、
これが三度目になりますね。

そのうち、一つは、タルカスのカテゴリーに入れてありますので、
キース・エマーソン映画音楽関連を見ても出てこないので、
そちらを覗いてみてくださいませ。

タイトルの通り、
今のところ、
東宝のゴジラ映画の最終作品になるわけですが、
映画音楽の一部をキースが担当した事で、
私としては付加価値が高まった感じですね。

なので、
私の中においては、
このストラップも、
「キースが映画音楽を担当した作品のストラップ」
であって、
単なるゴジラ映画のストラップではないわけです。

だからと言って、
ゴジラファイナルウォーズに関する怪獣フィギュアをすべて揃えたいとは思わないので、
劇場の売り場に置いてあったものを数点求めただけですね。

ゴジラ映画自体も、以前のような人気がなくなっていた事もあり、
マンネリ的な内容の繰り返しに一端終止符を打つべく、
このタイトルになったのだとおもいますが、

人気(あるいは売り上げ)の衰退に伴って、一端、幕をおろす過程が、
70年代のEL&Pと重なって見えない事もないですね。

以上。

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2013年6月28日 yaplog!

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サントラ 「CHILDREN OF THE LIGHT」 シングル国内盤

2013-03-23 13:54:06 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
サントラ 
「CHILDREN OF THE LIGHT」
シングル国内盤



画像 ペラ紙の裏
表は検索するとヒットしますから、
いつも通りの裏ね


1981年、
シルベスター・スタローンのナイトホークスのサントラを担当したキース・エマーソン。

「世界的な映画音楽家として、今後、大成していくための足がかりになったなぁ。」

と私は思っていましたね。

まったく大人の事情を知らない18歳の私でした。

(今もよく解っていないところもありますけど。)

しかし、次に飛び込んで来た情報は、
なんと角川アニメの映画音楽の担当でした。

キース・エマーソンのファンと言っても、
いろいろな方がいますから、
このニュース、
喜びを持って迎えたか、
あるいはその逆であったかは、ファンそれぞれでしょう。

一つだけ言える事は、

「少なくとも、日本において、
キースが新たに認識されて、上手く行けば再ブレイクするきっかけはつかんだな」

という事でした。

「角川映画の音楽を担当する=(イコール)そのサントラはヒット。」

そんな不文律あるいは空気が支配するほど、
テレビCMを使った当時の角川の宣伝戦略には勢いがありました。

そのため、
具体的売上げ数字は解りかねますが、
本シングル盤も、サントラアルバムもオリコンチャートにおいては、
一定の成果を収めたように記憶しています。

さて、この曲ですが、
リリース以前からのEL&Pファンの多くは、
物足りないものを感じてはいたと思います。

どう考えたって、
ヴォーカル入りのドラマチックな曲としては、
「悪の教典第三印象」の方が、
高揚感がありますね。

ただ、
以前の私はこの図書室のブログか、
どこかで書いたのですが、
この曲からキースのファンになって、
EL&Pに辿り着いた方もいるようです。

そんな人達は、
「悪の教典」や「タルカス」を聴いて、
さらなる驚きを体験したでしょうね。

そう考えると、
どのぐらいファンの人数が増えたかは、
定かではないにしろ、
この曲のシングル盤やサントラの果たした役割は確実にあると思いますね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年3月23日 yaplog!

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映画 幻魔大戦 パンフレット

2012-06-16 16:49:19 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画 幻魔大戦 パンフレット



画像 表紙

キース・エマーソンが音楽に関わった映画がすべて日本国内で上映されているわけではないと思われますが、

海外の作品としては、

「インフェルノ」
「ナイトホークス」

の2つは上映された事は確かです。

また、すべてがそうであるかどうかまでは解らないのですが、
映画に詳しいネット上の知人さんによると、
「映画上映時に解説パンフレット(プログラム)を製作して販売する」というカルチャーは、他国ではあまり無いみたいですね。

そう考えると、
日本で作られている映画のパンフレットを、
貴重なものとして捉えているコレクターも海外にはいるのかも知れません。

海外のキースファンの中には、
キースが映画音楽に関わった映画のパンフレットを見てみたいとは思うでしょうね。

この映画「幻魔大戦」のパンフレットは、
キースの白黒の顔写真が掲載されているが最大の特徴ですね。(かなり小さいですけど)
海外のキースファンからすれば、日本語がわからなくても、写真で見る事ができるという利点があります。

あまりサントラ担当者の写真を載せるパンフレットは見た事もないような気がするので、
めずらしい方の部類だと思います。

当時の角川映画というのは、CM告知をテレビ上でバンバン流していました。

そのため、キースが映画音楽を担当することを初めて耳にした時は、
「音楽の出来がよければ、新たなるキースファンを獲得できるチャンスでもあるなぁ」
と思いました。
最終的に無事にサントラは完成したわけですがが、キース以外の日本の方もサントラの音楽作成に関わっていました。
そのため、インフェルノやナイトホークスのような完全なキースの作品にはならなかったわけです。

やや不満ではありましたが、作品が全くリリースされないよりは遙かにましです。

言語の違いから来るギャップ、それから派生すると思われるイマジネーションのギャップ。
それを想定した時に、キースにサントラのすべての曲を任せきる事ができなかったのかも知れません。
この真相は関係者にしか解らない事ではありますが。

パンフレットの中では、角川春樹氏と原作の平井和正氏が、
キース作曲の「光の天使」を誉め讃えていますね。

特に平井和正氏は、映画プログラム向けの文章を書く時点で、
映画の内容は全く把握していなかったようです。

当時、平井和正氏は、内外で「言霊(ことだま)使い」を称されており、
圧倒的なスピードで幻魔大戦の小説を執筆されていました。

作品中において、主人公の東丈は、石ノ森章太郎氏のコミックの原作とは、
遙かにかけ離れた存在になっており、
映画とは全く別物の幻魔大戦ワールドが怒濤のように生み出されていました。

すなわち、平井和正氏は、映画に関わっている暇は、全く無かったわけですね。

そのため、キースの音楽(光の天使)への感想を拠り所として、そこから文章を展開している感じです。

キースの名前があちこちに出てくる映画パンフレットですね。

以上。

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2012年6月16日 yaplog!
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角川アニメスーパーベスト 2002年リリース

2012-05-16 16:05:22 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
角川アニメスーパーベスト 2002年リリース


画像① ペーパースリーブ表
シュリンク上に丸いシールのみで、帯はありません



画像② ペーパースリーブ裏
曲名が記されています
キース関係は3曲



画像③ 付録のカード
大きさはほぼCDプラケース大



画像④ カードの裏
主役の声優がアムロ君だったのは、
すっかり忘れていたわ


今は店を閉めた地元のレコード店で、リリース時に求めました。

なにしろ、「地球を護る者 シングルヴァージョン 初CD化」との事前情報がありまして、よく考えもせず購入してしまった次第です。

それこそが、キース・エマーソンファンに対しての「売り」なわけですね。

あと、あまりそう多くはないと思われる80年代アニメサントラマニアとかも存在しているのかも知れません。

そして、この売り文句は、決して軽視できないです。

現在のところ、「地球を護る者シングルヴァージョン」をCDで聞くには、このCDを入手するしかないわけですから。

そんな事情も考えると、海外のコレクターが欲しがる一品である事は間違いないですよね。

但し、このCDの解説やペーパースリーブには、その「売り文句」が全く記されていませんね。

レコード店向けの冊子の事前情報を読んで知ったのだと思います。

と、希少価値をあれこれ言っておりますが、
実際の音の方は、特にシングルヴァージョンといっても、アレンジが異なるとかそんな事はまったくなく、短いだけだったように思います。

個人的には、幻魔大戦のサントラの中において、
「地球を護る者」は、そんなに良いとは思わない方の曲ですね。

ただ、年月が経てば好みも変わる事もあるので、
所持していれば、また、新たな味わいや発見もあるかも知れません。

このCDのような企画にキース・エマーソンが名を連ねる事ができるのも、
映画が「角川アニメ」だったからであります。

以上。

本ブログは、EL&Pのあれこれを綴っております。
遅れてきた若いファンにちょっとでも参考になれば、あるいは思いを同じくするファンと気持ちを共有できればと思い日々綴られております。
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2012年5月16日 yaplog!
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G.LASTS・・・TRIBUTE TO GODZILLA 50TH

2012-02-09 17:42:12 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
G.LASTS・・・TRIBUTE TO GODZILLA 50TH
G.ラスツ…トリビュート・トゥ・ゴジラ・50th


画像① 2枚並べました。左は未開封。


画像② 未開封の方のスーパーのテープと価格シール
まるで怪獣映画の終焉と呼応するかのようなプライスダウン。
(このスーパーでCD販売を辞めた流れとも関連がある)


画像③ CD盤は怪獣のシルエットがそれなりにいかしている。


画像④ TSUTAYAは、シュリンクの上に自社のシールを貼るのだね。
シュリンクをとっておくと、どこで入手したかも解りやすいけど、
シュリンクにこだわりすぎる人には、販売者のシールは邪魔とも言える。
綺麗に剥がせない時は災難である。


ゴジラファイナルウォーズのサントラCD発売前に発売された、
ゴジラ最終映画と、ゴジラ50周年を記念してのトリビュートCD盤です。

当時、キースの新録音に飢えていた私は、
サントラの販売を待てずに入手したのでした。

どうして、ネットで買わなかったかまでは、覚えていませんが、
TSUTAYAに当日入荷してなくて、注文して購入しました。

このアルバムは、国内外のミュージシャンによって作曲され、
演奏されているわけですが、
そのミュージシャンのほとんどを私は知りません。

キース・エマーソンが、サントラ用の曲を一曲提供しており、
その曲はラストに収められています。

12曲目に
「Keith Emerson / Score from the Movie’’GODZILLA Final Wars’’ 」
という記述があります。

この曲は、映画の中で、海底軍艦が敵の宇宙船に向かって出発する時に使用されていた曲です。

80年代の幻魔大戦の「地球を護る者」を、
「2000年代に置き換えるとこのような曲になるのではないか」
という感じがする、
ジャカジャカした曲ですね。

それぞれのメロディーを口ずさむと2つの曲は微妙に似ています。

ジャケットが、「宮殿」を連想させるわけですが、
特にプログレミュージシャンが演奏をしているわけではありません。

キース・エマーソンの曲が締めに入るという事で、
「宮殿」のジャケットをモチーフにしたのであろうと思われます。

現在でも在庫はあるようで、いろいろなお店で取り扱っていますが、
70年代のプログレファンが買って楽しめる内容にはなっていないので、
その点は注意ですね。

ジャケットブックレットに、

演奏した海外ミュージシャンからのメッセージが載っています。
キースのメッセージも載っているのですが、
「※アーティストの意向によりオリジナル英文メッセージを掲載しています。」
との但し書きがあり、翻訳文はありません。

その点が不満ですね。

2012年2月9日 yaplog!


映画「ゴジラファイナルウォーズ」パンフレット

2011-12-30 10:53:47 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「ゴジラファイナルウォーズ」パンフレット


画像① 表


画像② 裏


映画「ゴジラファイナルウォーズ」のパンフレットです。

キースへのインタビューも、わずかですが収録されていますね。

キースが映画音楽を担当して、
国内で上映された映画で、
映画のパンフレットにインタビューが載ったのは、
この「ゴジラファイナルウォーズ」が最初ではないかと思います。

ゴジラ映画は、
新たな映像表現の方法でも出て来ない限りは、
制作をしない事になっているようです。

90年代までは、
怪獣映画は、ある一定の観客動員数が見込めたらしく、
観客動員数のランキングにおいても、
邦画では、ベスト10内にランキングされていました。
「ゴジラ対デストロイヤ」や同年上映の「ガメラ2」もそうでしたね。

現時点においては、
多くの観客を動員できる邦画も、
数多く制作されており、
怪獣映画自体が、
子ども達の春、夏、冬休みの最大の娯楽でもなくなり、
多額のお金を費やしてまで、制作されなくなったという事でしょうか。

実際、ゴジラファイナルウォーズの席はガラガラであったと聞きますし、
私が劇場に足を運んだ時もそうでしたね。

当時、キースがゴジラ映画の幕引きに参加できた事で、
確か「エマーソン プレイズ エマーソン」から、
キースの新たな音に飢えていたファンは、
少しだけ、その乾きを癒す事ができた事は確かです。

この映画に使用されたキースの音楽については、
また、次の機会に書いてみます。

2011年12月30日 yaplog!