笠間さんぽのスタートは、常磐線友部駅から「かさま観光周遊バス」を利用。最寄りの笠間駅へ水戸線に乗り換えずに済み、かつギャラリーロードや工芸の丘や日動美術館などを、ダイレクトに結ぶ。見どころが広域に散っている笠間への足には便利だ。しかも1日券はわずか200円。
暑いので、主な見どころは車窓からのチェックにとどめ、まずは笠間稲荷を目指しましょう。
暑いので、主な見どころは車窓からのチェックにとどめ、まずは笠間稲荷を目指しましょう。
朝日カルチャーセンター「編集長と歩くおさんぽマップで地図から東京発見」神楽坂編は、18名の参加で開催。神楽坂通りと軽子坂の2本の坂を結ぶ小路や横丁を中心に、飯田橋駅から赤城神社までを歩いた。猛暑の下なので、日陰を選び頻繁に休みつつ進め、無理なく歩き通してもらえたのにまずは一安心である。
神楽坂はメインの通りは歩く機会が多いだろうが、そこから外れた通りは意外に足を運ぶ機会がないものだ。追っ手の視界から消えられる黒板塀の配置が特徴のかくれんぼ横丁、お座敷への近道に使われた芸者新道、芸妓が湯浴みした銭湯へ下る熱海湯階段、今も三味線の音が聞こえる見番横丁、そしてザ・神楽坂の路地たる風情が詰まった兵庫横丁。ちょっと外れれば、花街の風情と所以あふれる小路と横丁が、界隈にかなり残っているのに改めて驚いた。
花街ネタの他にも、ちょっとした小ネタにあふれているのが、神楽坂の町の面白さ。坂の最高所付近にはかつて牛込城という城郭があったり、地下水が豊富で現役の井戸が豊富だったりなど、興味深い史実や地理的要因。一方で毘沙門天善國寺はジャニーズファンの聖地、当地ゆかりの隈研吾氏設計の赤城神社は分譲マンションを併設といった、意外な裏話。歩いていて出くわしたものは何でも面白がる、がさんぽ講座の真骨頂だ。
もぎり式の硬券の食券がない。若い店員が明るく「いらっしゃいませ!」と接客する。箸袋がスケルトン、しかも「チャイニーズレストラン」と書いてある 。仰々しいカーテン付き個室風シートがある。高い位置から銀座の景色を見下ろせる。
店の場所も街も変われども、餃子ライスのボリュームとジューシー加減は、変わらぬクオリティ。
店の場所も街も変われども、餃子ライスのボリュームとジューシー加減は、変わらぬクオリティ。
三崎港に行ったらみやげはマグロ、といきたいが、産地とはいえいい部位サクはそれなりの値段がする。するとメバチの尾身の切り落とし4枚400円を発見、野菜売り場で訳ありダイコンにキャベツにジャガイモ各100円も仕入れ、夕食は三浦食材のあんかけごはんが整った。
尾身ステーキがなかなかの存在感ながら、4人分で食材費はわずか700円。
尾身ステーキがなかなかの存在感ながら、4人分で食材費はわずか700円。