ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

リストランテ ベニーレ・ベニーレ@原宿

2017年07月23日 | 町で見つけた食メモ
宮古・三陸観光説明商談会の会場である、原宿のリストランテ ベニーレ・ベニーレは、岩手県産食材を用いたイタリアンが売り。遠野出身の菊池シェフによる、食材の実力を引き立てるキレの良い料理が、懇親会の卓を飾った。

テリーヌは県産野菜に、魚介はアナゴの白焼きと、タラを釜石の地酒「浜千鳥」で酒蒸しにしたものを合わせている。ウニのソースがこってりながら、野菜の味も際立ってみずみずしい。多種の魚介が水揚げされる宮古で、タラは水揚げ量の多い主要漁獲。丼に仕立てるなど、ローカル魚介として売り出していくそうだ。

乳製品香のある希少なアワビタケを、野菜とホタテと一緒に香草バターで包み焼きにした温前菜、アスパラソースとカラフルな野菜を添えたヒラメのローストと続き、肉料理は岩手短角牛。キャベツ巻きにしてデミソースとゴルゴンゾーラソースを合わせてあり、強いソースに赤身肉が負けない。短角牛は脂が少なくヘルシーと注目が高まっており、産地とともにPRしていくといいかも。

地卵のティラミスで締めくくりすっかり満足、明治神宮前駅から近くちょっとした会食の折には、今後重宝しそうだ。