ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

小料理 龍@銀座

2015年01月23日 | 町で見つけた食メモ
先ほど紹介差し上げた、銀座の「小料理 龍」。ホント料理が美味しかったので、もうちょいと推し。

写真は先ほどの、寝かせてホクホクに土甘いジャガイモ煮から。締めのキーマカレーはひよこ豆がコロコロで、クミンのオリエンタルな香りが体によさげ。デザートの水羊羹は、福井では冬に味わう習慣があるそうで、水分ヒタヒタで甘さ控えめが酒の締め甘味に嬉しい。

飲み放題ながら、どっしり飲みごたえある純米酒も出してもらい、ママさんホントにゴチでした。

町で見つけたオモシロごはん…銀座 『龍」の、銀座の小料理

2015年01月23日 | ◆町で見つけたオモシロごはん
銀座で仕事をして久しいが、銀座らしい小粋なお店に縁がない。そろそろそんな年頃だし、小ぢんまりして料理が旨くていい感じの女将がいて。てな感じの店を知っていたいと思っていたところ、どんぴしゃりなお店を紹介いただいた。

新橋駅近く、コリドー街から入ったところの「龍」は、福井の食材を用いた料理が看板の小料理屋。80パーセントの湿度で寝かせたホクホクのじゃがいも煮、甘エビにイカといったプリプリでイキのいいつくり、身が厚く脂がごってりの焼きサバなど、「御食国(みつけくに)」の豊かな山海の幸が、体に心に優しく染み入る。

女将さんはもと同業なだけに、話も弾み時を忘れるほど。齢40半ばにしてやっと、銀座にいい店見つけたかな。

秋葉原ヲタてくてくさんぽ

2015年01月22日 | てくてくさんぽ・取材紀行
昨日の秋葉原の宴の前、せっかくなので「らしい」ところをぶらり。よんぱち劇場の前を通り雰囲気だけ感じたら、JR高架下のガンダム・よんぱち両ショップをはしごした。

ネタみやは、ガンダム側ではシャアの名台詞入りクッキーを。ほか、辛さ3倍のシャアカレーには笑った。よんぱちは娘がファンなので、とりあえず聞いたことある方々の生PHやらクリアファイルやら。PHは人により値段がまちまちで、さすがは人気投票商法?

円らく秋葉荘@秋葉原

2015年01月22日 | 町で見つけた食メモ
上京された観光関連の方と一席交えに、意外に行かない秋葉原へ。ホビーとオタクの雑然とした町の片隅に、こんな古民家風の店を見つけた。「円らく秋葉荘」は、七輪での炙り焼きが看板料理。畳敷きの座敷で丸いちゃぶ台を囲んで、昭和の空間での宴が落ち着ける。

お任せの炙りネタは、五郎島金時に下仁田ネギなど、ブランド野菜が甘く瑞々しいこと。魚介はこってり濃厚な佐渡の肝入りイカの丸干しに、半生のねっとりがうまい舌平目の味醂干し、そして身が乳製品甘い道産のハタハタ。時折パツンとはぜる備長炭の熾火に炙られ、全身全霊で旨味を推し出しているかのようだ。

締め飯の牛トロ丼は、先日のふるさと祭り東京の「どんぶり選手権」で5位に入った品で、生肉の脂がご飯の熱で溶け、バターご飯風の魅惑のトロ甘さ。スタッフの兄さんもフレンドリーで、思わぬところにいい隠れ家を見つけた。

おきみくらの島焼酎@青物横丁

2015年01月16日 | 町で見つけた食メモ
離島の味覚と酒を楽しみたい時、挙がる店の一つが、青物横丁駅前にある「おきみくら」。島焼酎の飲み放題が圧巻で、ずらり並ぶ瓶のアイランドホッピングが楽しめる。

「三岳」「五島灘」「里の曙」と南の島々を転々として、締めは「六代目百合」。ほの甘い飲み口に、社会人一年目の夏に訪れた、甑島のカノコユリの香りを思い出す。