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ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

権力

2021年10月06日 | 社会・政治

 岸田新内閣が発足してから株価が下がっただの、変わり映えしないだの、早くも良い話がありません。
 しかし、まだ何の仕事もしていないのですから、もう少し長い目で見なければなりますまい。

 岸田新内閣発足については、自民党支持者の中でもがっかりしたという声を聞きます。
 私は選挙前から、他の3人よりはマシという弱い岸田氏支持でしたが、確かに地味ではあると思います。

 政策に強いが政争に弱いということで、お公家集団などと揶揄され続けてきた宏池会の会長らしいと言えばらしいですね。

 池田勇人以来、大平正芳、鈴木善幸、宮澤喜一と総理大臣を輩出し、岸田新総理で5人目だそうです。

 池田総理は生まれる前の方なのでもちろん記憶にありませんが、大平首相からは記憶があります。

 大平首相は私が小学生の頃に在任し、会話や演説などの際、やたらと「あー」とか「うー」とか言うので、「あーうー宰相」なんて言われていました。
 しかし、政治記者によると、「あー、うー」を取ると、直しようがないほど完璧な文章になっていたというから驚きです。

 鈴木善幸という人は特徴が無かったのか、あまり記憶にありません。

 宮澤喜一はよく覚えています。
 私が大学生の頃の総理です。
 嫌味なほどインテリ臭が漂う人でした。
 当時のクリントン大統領に上から目線で「よく勉強していらっしゃる」なんて言っていましたね。

 そしてこのたびの岸田総理。
 どんな仕事をして、どんな風に印象に残っていくのでしょうね。

 正直、権力闘争に自ら望んで突入していく人の気がしれません。
 なんだか虚しいような気がします。

 見ている分には面白いのですが。 


昼酒

2021年10月03日 | その他

 今日は朝洗濯と掃除、一週間分の食料の買い出しを済ませ、昼は蕎麦屋に繰り出しました。
 緊急事態宣言解除ということで、店に入ると多くの人が昼酒を楽しんでいました。
 それに触発されたわけではありませんが、私も生ビールとゆば刺、もつ煮込み、お新香盛り合わせを頼んで、昼酒をやりました。

 幸せ。

 昼酒は効くと言いますが、本当にそうですね。
 生ビールの中ジョッキと冷酒を一合飲んだだけで、十分な酔い心地です。

 その後もりそばを食って終了。
 二時間も蕎麦屋にいました。

 おそらく、また緊急事態宣言が発出されることはあると思います。

 その前に昼酒を飲んでおこうなんて、酒飲みの賎しい根性ですが、緊急事態宣言が解除されたお祝いに、少しばかり昼酒をやるのも悪くはありますまい。


老い

2021年10月02日 | その他

 今日、同居人は独り暮らしの義母の家に行ったため、私は独り。
 たまにはそれも良いのですが、このところ毎週です。
 82歳を迎えて衰えた義母の世話をやくためです。

 義母はこの世を悲観するようになりました。

 東京大空襲で母と妹を失い、中年に至って、わずか18歳の娘を難病で失いました。
 そして義父の死。

 自分は世界一不幸だ、みたいなことを言うようになりました。
 義母の主治医である内科の先生は老人性のうつを疑っています。
 義母は絶対に認めません。

 また、デイ・サービスに行くことを勧めても、他人と話をしたり、幼稚園児のような遊びをさせられることを毛嫌いしています。
 そこは義母の矜持なんだろうと思います。

 今、義母は私たち夫婦に最後の教育を施しているかのごとくです。
 すなわち、老いていく姿を見せるという。

 私の実父は衰え行く姿を見せる前に、亡くなってしまいました。
 格好つけでしたから、老醜をさらすことを嫌い、そのとおりになりました。

 義母の姿を見て、老いるということに、恐怖を感じるとともに、早目に施設に入ったほうが良いという気持ちになります。
 義母曰く、生きているだけで大変、だそうで、それは見ていれば分かります。

 不老不死は絶対にかなわない、しかし人類永遠の憧れ。
 老いていく苦しみや悲しみ、さらには死に行く恐怖。

 義母を見ていて、そんなことを考えさせられます。


総裁選

2021年10月01日 | 社会・政治

 今日は台風で千葉県北東部は大荒れの天気。
 よっぽど休もうかと思いましたが、今日が締切の調書があったので、やむを得ず出勤しました。
 午前中になんとか仕上げ、早退しようかと思っていた矢先、職場から退勤命令が発出されました。
 私にとっては都合が良いタイミングでした。
 しかし、雨風が相当ひどくなってからの退勤命令。
 ちょっと遅すぎるような気がしました。

 私は車通勤なので問題ありませんが、電車通勤の人は駅まで歩いただけでずぶ濡れでしょうね。

 それはともかく。
 自民党総裁選、岸田候補が勝ちましたね。
 決選投票、圧勝と言ってよいでしょう。

 私はかねてより、岸田候補が一番良いと思っていました。
 それは他よりマシという意味で、強く支持していたわではありません。
 リーダーシップが感じられませんし、古いタイプの総裁候補だと思っていましたので。

 しかし、河野候補は傲慢な感じと、言うことが変わるのが嫌でした。
 高市候補では右に振れすぎているのが危ない感じでした。
 野田候補はほぼ泡沫候補と言ってよく、論外でした。

 岸田候補は消去法で選ばれたのではないかと思います。

 いずれにしろ、3年間はこの人が総理・総裁を務めるわけです。
 コロナ、中国、台湾、アフガニスタン、長い経済の低迷、憲法改正、難問ぞろいです。
 どんな風に政権をうんえいするのか、お手並み拝見といったところでしょうか。