ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

若さとはこんな淋しい春なのか

2008年02月26日 | 文学

二十五歳で夭折した自由律の俳人、住宅顕信の句です。
他に、

 ずぶぬれて犬ころ
 
 夜が淋しくて誰かが笑いはじめた
 
 かあちゃんが言えて母のない子よ
 
 日傘の影うすく恋をしている

等の名句があります。
私はこの俳人を知り、衝撃を受けました。
二十三歳で白血病の床につき、同時に離婚。
病床で子供を育てながら句作を続けた、とのことです。
生と芸術を秤にかけながら、見事に生き切りました。
私も、このような覚悟を持ちたいと考えています。

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