昨夜は湊かなえの山本周五郎賞受賞作、「ユートピア」を一気に読みました。
文庫本で350頁。
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ユートピア (集英社文庫) |
湊 かなえ | |
集英社 |
太平洋を望む美しい田舎町に引っ越した陶芸家や写真家ら芸術家たちと、地元の人々との物語。
ミステリーの要素もありますが、それはおまけ程度。
女同士のいやぁな感じの話に終始します。
一気に読ませる力はたいしたものですが、この作者の作品としてはやや物足りない感じがしました。
いやぁな感じの小説を書かせたら右に出る者がいない作者ですから、もっともっと嫌味な作品を期待しています。