私より3つ年上の先輩が、47歳で死去した、との報にふれました。
この先輩、最近は別の機関で働いていましたが、私が20代半ばのころ、机を並べて仕事をした仲です。
年が近かったのと、二人とも酒とおねぃさんが大好きということで、金曜日の夜など、居酒屋からおねぃさんがいる店にはしごして、何度も夜通し飲んだものです。
お互い、若かったのですねぇ。
先輩は破滅的な大酒飲みで、一晩にウィスキーのボトルを一人で2本空けたこともあります。
その頃すでに、肝臓の数値は悪化していたのですが、お構いなしに飲み続け、ついには肝硬変から肝臓がんに進行し、このたび47歳の若さではかなくなってしまいました。
お子さんはいませんでしたが、たいそう仲の良い奥様がいます。
奥様、さぞかしお力落としでしょうねぇ。
私もひどくショックを受けました
切ないですねぇ。
若いころ、二人揃って馬鹿なことを繰り広げた悪友でありましたし。
もっとも、私には主に悪友しかいませんが。
医者の言うことは聞くものですねぇ。
私は禁酒も節酒も勧められていませんが、酒はいける口。
飲みすぎには注意しなければなりますまい。
職場の先輩や後輩、同僚で現職で死亡したのは、私の知り合いでは4人目になりました。
27歳で自殺した後輩、59歳で突然死した先輩、69歳でがんにたおれた職場のトップ。
そして、今回の悪友であった大酒飲み。
他に、失踪してもう15年も行方不明の先輩もいます。
警察に捜索願を出して7年たつと死亡していると見なされると聞いたことがあります。
すると失踪した先輩はとっくに死亡扱いになっているのでしょうか。
家族・親族では、中学生の頃母の実家の祖母が、18年ほど前には同居していた父方の祖母が、2年前には父が亡くなりました。
母方の伯父も数年前に亡くなりました。
長く生きれば生きるほど、近しい人の死に遭遇するのですねぇ。
40代でもこれだけ近しい人の死を見てきました。
これから齢を重ねるほど、そういうことは増えるのでしょう。
死なない人はいませんから、万やむを得ざる自然の摂理なのでしょうが、猛烈に寂しいことですねぇ。
悪友でもあった先輩の若すぎる死に、深く哀悼の意を表します。