ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

悪友の死

2014年05月12日 | その他

 私より3つ年上の先輩が、47歳で死去した、との報にふれました。

 この先輩、最近は別の機関で働いていましたが、私が20代半ばのころ、机を並べて仕事をした仲です。

 年が近かったのと、二人とも酒とおねぃさんが大好きということで、金曜日の夜など、居酒屋からおねぃさんがいる店にはしごして、何度も夜通し飲んだものです。

 お互い、若かったのですねぇ。

 先輩は破滅的な大酒飲みで、一晩にウィスキーのボトルを一人で2本空けたこともあります。

 その頃すでに、肝臓の数値は悪化していたのですが、お構いなしに飲み続け、ついには肝硬変から肝臓がんに進行し、このたび47歳の若さではかなくなってしまいました。

 お子さんはいませんでしたが、たいそう仲の良い奥様がいます。
 奥様、さぞかしお力落としでしょうねぇ。

 私もひどくショックを受けました

 切ないですねぇ。

 若いころ、二人揃って馬鹿なことを繰り広げた悪友でありましたし。

 もっとも、私には主に悪友しかいませんが。

 医者の言うことは聞くものですねぇ。

 私は禁酒も節酒も勧められていませんが、酒はいける口。
 飲みすぎには注意しなければなりますまい。

 職場の先輩や後輩、同僚で現職で死亡したのは、私の知り合いでは4人目になりました。

 27歳で自殺した後輩、59歳で突然死した先輩、69歳でがんにたおれた職場のトップ。
 そして、今回の悪友であった大酒飲み。

 他に、失踪してもう15年も行方不明の先輩もいます。
 警察に捜索願を出して7年たつと死亡していると見なされると聞いたことがあります。
 すると失踪した先輩はとっくに死亡扱いになっているのでしょうか。

 家族・親族では、中学生の頃母の実家の祖母が、18年ほど前には同居していた父方の祖母が、2年前には父が亡くなりました。
 母方の伯父も数年前に亡くなりました。

 長く生きれば生きるほど、近しい人の死に遭遇するのですねぇ。

 40代でもこれだけ近しい人の死を見てきました。

 これから齢を重ねるほど、そういうことは増えるのでしょう。

 死なない人はいませんから、万やむを得ざる自然の摂理なのでしょうが、猛烈に寂しいことですねぇ。

 悪友でもあった先輩の若すぎる死に、深く哀悼の意を表します。

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使えない救命いかだ

2014年05月12日 | 社会・政治

 韓国の客船沈没事故に関し、またもや衝撃の事実が明らかになりました。
 
 42隻も船体にくっついていたという救命いかだ、船がおかしな状態になったら自動的に船から離れて船の周辺にぷかぷか浮かび、乗客は救命胴衣を身につけて海に飛び込み、救命いかだに泳いで向かう、という算段になっていたところ、1隻も船から離れず、結果的に単なるお飾りであったことが発覚したそうです。

 過去20年、何度も検査が行われたことになっており、書類には良好と記してあったそうですが、実際には検査などせず、偽の報告書を作っただけだったとかで、それでは救命いかだがまともに作動しないのも当然でしょう。

 さらに悪いことに、船体の塗料を重ね塗りする際、救命いかだを取り付けたまま、上からいかだも船体ももろともに塗料を塗ったため、それが接着剤のようになって船から離れなかったのではないか、との疑惑も持たれています。

 しかも船長はそのことを知っており、いかだに不正が行われていたことを隠蔽するために避難命令をあえて出さず、自分はとっとと逃げたのではないか、というのです。

 つまり乗客が溺れ死んでしまえば、いかだの不具合を指摘されない、と考えたのでしょうか?

 人の命よりも己の不正を隠そうとは、優先順位がまるっきり逆ではないですか。

 少しづつ明らかになる事故の真相。

 知れば知るほど嫌になることばかりですねぇ。

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