ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

不死身?

2014年05月29日 | その他

 ユー・チューブで遊んでいたら、信じられない動画を目にしました。
 サーベルで胸を刺され、貫通しながら血を流すこともなく、平然と歩いているのです。



 彼はオランダ人で、33歳の時に自分が不死身であることを悟り、金を稼ぐために夜な夜なパブに出かけていき、体を刺せ、と言って剣を渡し、刺された後平然としているというパフォーマンスを繰り広げたそうです。

 もちろん酔客たちはびっくり仰天するとともに、何か仕掛けがあるはずだと彼の体を調べますが、全く仕掛けが見当たりません。

 彼は自分を疑う医師や科学者の調査にも協力的で、いくつかの仮説が考えられましたが、結局どうしてそんなことが可能なのか、彼が亡くなった今も不明だそうです。

 ただし、釘を飲みこみ、麻酔なしで手術して釘を取り除く、というパフォーマンスを成功させた後、わずか数日で亡くなってしまいます。

 摩訶不思議な体を持っていたのかもしれませんが、不死身ではなかったわけです。

 世の中には不思議なことが時折起きるものです。

 しかし、私たちが今ここにこうして生きている不思議に比べれば、何が起ころうと驚くにはあたりません。

 私たちは多くのことを知っているつもりでも、それはこの世の不思議を思えば、ほんのわずかなことです。

 私たちにとって、摩訶不思議こそ、この世の本質と言えましょう。

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もてないから銃乱射?

2014年05月29日 | 社会・政治

 先般、米国カリフォルニアで22歳の男が銃を乱射して6人を殺害せしめ、その後自殺するという事件がありました。

 わが国でも秋葉原の無差別殺人や、古くは「八つ墓村」のモデルとなった事件など、いつの世にも魔術的な思考にとらわれて無差別殺人を実行する不逞の輩が現れます。

 これは人類の、一種のバグみたいなもののようで、なかなか根絶は難しいようです。


 で、カリフォルニアの事件、動機がなんとも情けないものです。

 すなわち、女性に相手にされなかったから。

 犯人は中国人と英国人のハーフで、アジア系っぽい外見のせいでブロンド女に相手にされないのだと固く信じていたところ、完全なアジア系の男がブロンド美人と親しげに話しているのを見て怒りを爆発させ、凶行に及んだんだとか。

 被害者には申し訳ありませんが、笑っちゃうほど馬鹿げた理由です。

 不幸な生い立ちゆえに愛を求めたのでは、という同情的な声も聞かれるそうですが、不幸な生い立ちだからと言って犯罪を犯していたのでは、世の中犯罪者であふれてしまうでしょうに。

 若い男が女性を求め、うなくいかなくてうじうじと悩むというのはよくあることで、人生の通過儀礼と言っても良いくらいで、おじさんから見るとむしろ微笑ましいくらいですが、ことが無差別大量殺人となると穏やかではありません。

 近頃は草食系だとか絶食系だとか、積極的に女性にアプローチすることができない、もしくはしない若い男が増えていると言われますが、私はそうではないと思います。

 昔からそういう男はたくさんいたに違いなく、ただし、昔は世話焼きおばさんというのがいたり、お見合いというシステムが機能していたため、年頃になればなんとなく異性とくっついていたのだと想像します。

 むしろ恋愛などというのは破廉恥な男女のすることとされていました。

 今、誰もが恋愛を経験するものだという誤った認識が世間を覆い、ためにもともと恋愛に向かない男女が無用なコンプレックスに悩むという不幸な事態に立ち至っていると言うべきでしょう。

 それなら話は簡単で、お見合いもしくはそれに代わるようなシステムを構築することです。

 それと、若い男女は高望みせず、手近なところで手を打つという諦めも肝要でしょう。

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