ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

診察、そして酒

2014年05月25日 | その他

 昨日の夕方、精神科の診察があり、4月の異動に伴う憂鬱感を訴えたところ、久しぶりに抗うつ薬のリフレックスが追加になりました。

 薬が増えるのは嫌ですが、それ以上に精神的にしんどいのはもっと嫌ですから、これで上がってくれれば良かろうと思います。

 その後、すでに定年退職して10年になる大先輩と千葉駅ちかくの居酒屋で一杯やりました。
 この人とは新人の頃からの付き合いで、もう23年目になります。

 私にとっては、仲人と並び、職場の人間関係のなかではキイ・パーソンとでも言うべき人で、誘われるまま、時折、一杯やっています。
 親分肌の人情家で、あまり頭脳明晰とはいえませんが、、多くの後輩から慕われてきました。
 現役時代には、部下として一緒に働いたこともあります。

 先般、私より三つ年上の先輩が47歳の若さで亡くなりました。
 20代の頃から肝臓を患い、治療を受けていたのに、どうしても酒が止められず、はかなくなってしまいました。
 20代の頃はよく一緒に深酒した仲で、当時から「50までは生きられないと思う」と寂しいことを言っていましたっけ。
 それがそのとおりになってしまいました。
 私も一緒に飲んだりして、酒を止めさせようとしなかったのですから、早死にの原因を作った犯人の一人なんでしょうね。
 やれません。


 そのことを大先輩にお知らせすると、予期していたように冷静に受け止めていました。
 彼の結婚披露宴には私も大先輩も招かれており、奥様の今後を案じているご様子でした。

 大先輩はもう70歳。
 あまりにも多くの人の死を見て来たせいで、冷静に受け止められたものと思います。
 私はその一報を受けたとき、少々取り乱しましたけれども。

 今は趣味の畑仕事や町内会の仕事、さらには檀那寺の仕事などに精を出しているようですが、「おれの一生分の仕事は現役時代に終えたから、今やっていることなんて子どもの遊びと一緒だ」と言っていたのが印象的でした。

 果たして私が定年を迎えるとき、そんな心境になれるのか、はなはだ疑問です。


 大先輩はまだまだ元気いっぱいでしたから、きっと長生きして私を導いてくれるものと思います。

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