ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

お歳暮は手作りスイーツ&お餅&ごはんパン

2015-12-29 10:44:06 | 暮らし

 昨日はシュトーレンを焼いた。もちろん、ごはんも入れて!でも、これだけじゃお歳暮にゃぜんぜん足りない。米農家としちゃ、まずお餅だな。これは2日前についておいたのを切って袋に詰めるだけ。まだ足りん!ごはんパンも入れよう。もう一息!数日前に作ったラフランスジャムもサービスだ。うーん、もう一声!よっしゃ、ワッフルだって焼いちゃおうじゃないか。泣いても笑ってもこれ以上は無理!

 野菜を入れるって手もあるんだけど、かさばる割りには有り難み薄い気がするし、白菜なんか取ってから日が経ってるんで外葉は萎れてみすぼらしい。都会の人たちにはちょっと抵抗感あるんじゃないか。ジャガイモ、ニンジンてのもね、なんだかね。ここはやっぱり手作りスイーツで頑張るしかない。

 餅やシュトーレンは日持ちが持ち味だから良いとして、パンもワッフルも作ったら早く送って、早く食べてもらいたい、となると発送の日に頑張って作るしかない。5件分のお歳暮に、食パンは5斤、ワッフルはプレーンとイチゴをそれぞれそれなりの数作ることにした。

 10時作戦開始。スムーズに時間のロスなく作業を進めるために、食パン、ワッフル2種の材料をすべて量ってしまう。間違わないように、一つ一つ指さし復唱確認だ。まず、ワッフルプレーンから生地を作る。朝炊きあげて保温しておいたごはんに卵と牛乳を入れてフードプロセッサーでペースト状にして、その他原料を混ぜた小麦粉の中に流し入れ、まんべんなくかき混ぜる。溶かしたバターとラム酒を入れてさらに攪拌、生地完成、発酵室へ。

 次ぎに食パンを捏ねる。こちらは作業台で200回叩くので、やや時間がかかる。これも発酵室行き。最後にイチゴワッフル。春にたくさん作ったイチゴジャム2瓶使ってごはんをピンクのペーストにして、後の作業はプレーンと同じ。ただし、イチゴの味や香りを残すため、バターの量は控えめにしてその分ショートニングを加えた。

 さあ、ワッフルの焼き方だ。片面1分25秒、つきっきりには長すぎる、別の仕事と二股かけるには短すぎる。なんとも微妙な焼き時間だ。1回に2個、気の遠くなる手作業!10回ほど焼いたところで、パンの方が一次発酵完了。ワッフル焼きは進めつつ、パン生地の分割、ワッフル型をひっくり返しては成形と綱渡りの連続作業を乗り切った。2次発酵後の焼き上げも同じ、ワッフル焼き作業を進めつつ、オーブンを加熱し、火加減を調節し、膨らんだパン生地を窯に突っ込む。パンの焼け具合に気を配りつつ、ひたすらワッフルは焼き続ける。

 腹が空いた。昼もとうに過ぎたし、ラーメンでも食うか。これも二つの仕事を進めながら。湯を沸かす。ワッフルをひっくり返す。食パンを覗く。メンをほぐし入れる。ワッフルを取り出す。型にワッフル生地を絞り出す。ラーメンたれを丼に作る。ワッフル型をひっくり返す。茹で上がったメンをザルにあける。窯の中を確認する。ワッフルを取り出し生地を絞り入れる。ラーメンを食う。型をひっくり返す。さらにメンを啜り上げる。食パンに上火を遮るアルミはくを入れる。ワッフルを・・・・・・・

 こんなしっちゃかめっちゃかな同時作業を進めて行かないと、宅配便の締め切り5時に間に合わない。なんせ、ワッフル焼きは1種類で1時間半合わせて3時間はかかるんだ。それに包装もあるし。ああ、餅も切って袋詰めしなくちゃ!発送用の段ボール箱の準備も。荷札も書かにゃ。2作業同時進行どころか、最後は3っも4っも仕事を重ねながら、ぎりぎり4時56分、荷物の持ち込み成功!なんともかんとも、慌ただしい1日だった。

 シュトーレンにワッフル2種に餅は白と黒米入り、ごはん食パンにラフランスジャム!これで喜ばない人とは、以降、お付き合いはお断りだ!

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