ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

またもや、怒りじじい!

2015-12-08 08:50:33 | 暮らし

 いよいよもらった軽トラの名義変更だ。陸運局のホームページで必要書類を確認する。譲渡証明書、手続き委任状、どちらも友人の印鑑をもらっている。さらにその印鑑証明。これらの書式はインネットでダウンロード、事前に事務所に出向く必要がなくなった。ネット、偉大なり。こちらの印鑑証明も役場で入手。車庫証明はあの南陽警察での怒り心頭?事件(先週のブログ記事を参照)で軽なら不要ということが判明しているので、ちょっと不安だが、まずはなしで。自賠責証明書、リサイクル券、それと車検証、これらはすべて引き渡された車検バインダーに入っている。あと足りないのは?・・・・・

 おっと、自動車税の納付証明書がない!こまめな友人のことだから払っていることは間違いないが、その領収書が入っていない。多分、預金からの引き去りだったんだろう。これは、役場で再発行してもらえるはず。となれば、まずは電話で問い合わせ。なになに、車検証とこちらの身分証明書類(免許書等)の他に、納入者の印鑑!ぬぬぬぬっ!佐藤の印鑑など持っておらんぞ!それに彼はとうに東京に戻ってしまっている。だれからいないか、佐藤?いる、いるにはいる、がはんこ貸してもらうって、どうしたって気が引ける。仕方ない、文房具やで三文判買うしかないか。なんかたった1回押印するだけのために他人名のはんこ買うって!暴走の血が騒ぐが、ここはぐっと抑えて、金432円也の印を購入し役場税務課へ。

 それでは、こちらの再発行請求申請書類に記入してください。それと請求人の身分証明書類の提示を。はいはい、こうですね、それで、税金を納付した佐藤さんのはんこはどこに押しますか?あっ、それは車検証お持ちなら不要です。おいおいおい!またかよ。さっき電話に出たあんちゃんはたしかに、印鑑が必要です。三文判でいいですから、って言ったぞ。ほら、その奥で知らんぷりしてる若いのじゃないのか?おい、あんた、言っただろ?っとカウンターに身を乗り出しそうになったが、堪えて、堪えて!もう、買っちまったことだし、たかがとは言えないが432円のことだ。それと対応のおばさんはにこやかで感じいいし。噴き上がった怒りをぐっと飲み込んで、あぁあ、買ってきちゃったよ、なんてお情け頂戴顔で、皮肉を発するにとどめた。むろん、中の若造は、知らんぷりだ。まったく、役人ってヤツはどうして説明能力低いんだ。警察といい、町役場といい、相手の立場に立って考えられないからだ。役人たちの電話対応の研修が絶対必要だ!それにしても、使わなかった印鑑、どうにかならんか?使わなかったから返品なんて、文具屋さん、信じっこないだろうし、またく、432円、腹立つ。

 さて、すべて書類はそろった。いざ、山形運輸支局へ。遠いんだよ、山形市越えて天童直前の漆山、立谷川流通団地の中にある。片道1時間半、ねっ、必要書類のチェックに念を入れるわけだろ。これで、書類足りません、出直しを、なんて言われたら、もう、許せん!事務所内で一暴れの恐れ十分だもの。

 着いて窓口、あっ、軽自動車ですね、それならこの先の軽自動車検査協会に行ってください。なんか、軽なんかでここ来るな的蔑みを感じとった気がして、ちらっと不満は兆したが、まず、手続き手続き。指示された事務所に。

 ようやく窓口、住民票お持ちですか?はぁぁぁぁ?住民票、なもん、書いてなかったぞ、ネットには。そんなそんな!恐れていた出直しか?印鑑証明書は持ってきたけど、あっ、それで結構です、って、もう、どうなってのよ、血圧上がるようなことしないでよ。旧所有者のはんこをここに押してください。待て!待て!印鑑証明付きのはんこなんて借りてこられるわけないでしょ!と気色ばむ僕、持参した書類にはれっきとした証明済み印が押されているから、はんこと言えばそれだ!って思い込んだら、いえ、三文判で結構、あっ、それなら持ってる!さっき無駄に買ったやつ、これこれ、これですよ。おおーっ、なんとこんなところで役場職員の無能が生きた!

 手続きは2種類のマークシートに記入して、車検証を添えて提出するだけ。えっ、譲渡証明書は?委任状は?印鑑証明書は?持ってないけど車庫証明は?軽の場合、すべて要りません。がーん!なんてこったい。あの綿密にして緻密な準備作業はなんだったんだ?わざわざ友人に印鑑証明書取りに行ってもらったのもすべて無駄。ならそうと、もっと分かり易く書いておいて欲しかった、ネットの案内ページ。軽自動車なんか車のうちに入らないから、手続きは大幅に簡略化されてますよぉぉぉ、とかってさ。

 整った書類を別窓口に提出し、職員の昼休みを待つこと15分、これは折り込み済みなので、本など読みながら、悠然と待った。あっ、なるほど、手渡されたのは、僕の名義になった新しい車検証だった。そうか、こういうことか、これで晴れて僕の持ち物になったってことなんだ。

 初年度検査平成10年、17年頑張り続けているスズキ軽トラック、さあて、これから何年役だってくれるかな。頼むぜ、相棒!

 

コメント
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