ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

冬支度、急がなくっちゃ!

2019-11-28 09:04:10 | クッキング

 すべては公演終わったら!頼むよ、雪なんて降るなよ。冬支度まだなんだから。

 で、終わって、翌日から早速雪囲い、と意気込んだら、神さんから大豆の唐箕かけてよね!とのお達し。うん、まあ、それもしちゃわないとね。すでに脱穀は終わってるし、大した量じゃないから、ちゃっちゃか終わらちまおうぜ。

 豆を枝や殻からはじき出しても、ごみが大量に混ざってる。これを埃や枝や殻を吹き飛ばして、豆純度95%?まできれいにするのが唐箕かけだ。機械を広げたシートの上に引きずり出す。ごみの吹き出し口にシートで壁を立て飛散防止措置を施し、豆の排出口に箕を置いて、運転開始だ。

 投入口をゆっくりゆっくり広げながら、未分別の大豆を落として行く。中の回転翼が高速で回って軽いゴミを吹き飛ばし、重たい豆は下に落ちる。これで分別完了、のはずだが、一度くらいじゃこっちの要望通り分かれちゃくれない。2度も3度も機械を通して、どうやら豆の精製?が終わる。黄色大豆は3袋、30キロほど、この他に黒、紅、青がそれぞれ5キロほど、よしっ、すべて終わった。

 ほんじゃ、雪囲い、が、待てよ。隣りの大笊に満杯の小豆!莢をもいだ状態で居座ってる。そうか、こいつの莢剥きを終わらせないことにゃ、豆仕事は終わらんってことだぞ。ここまでは神さんが手作業で一莢ずつ豆を取り出してきた。が、そんな、とてもじゃないが、ほんの一握りが済んだだけだ。うーん、この莢を剥く作業、なんとか機械化?できんか。まずは莢から豆を取り出さねばならんが、そいつを一気に済ませるには、そうだ、袋に詰めて足で踏んでみたらどうか?小豆は固いから、長靴で踏んだくらいじゃ割れたりしないだ。

 袋に入れた莢付き小豆の上で、せっせこほいさ、と足踏みその場ジョグ、このくらい踏みつぶせば分かれただろう。袋から唐箕の投入口に放り込み、風選する。おっおぉぉぉ!行けるじゃないか、排出口からは小豆がぞろぞろと流れ下って来る。飛ばした莢かすに、どれどれ、小豆は?混じっておらん。一度ですっきり分別とは行かない。豆が残っている莢を集めて、もう一度唐箕にかける。これを何度も繰り返して、ほぅれ、きれいになったぜ。12,3キロはあるぜ、豆もきれいだし、豊作だ。

 あとは、冬の夜なべ仕事でハンドピック、ここまでやっておけば、屋外作業は終了じゃ。良かった、良かった!大豆も終わり、なんと悩みの種の小豆も終わった。

 おっと、外は早い夕暮れ、作業はここまで、雪囲いは明日からってことで、今日も一日、満足の仕事完了だった。

 

 

コメント
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