ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

白菜キムチはちょちょいのちょい!

2019-11-18 09:44:20 | クッキング

 さぁさ、やって来たぜ、漬物シーズン!先週の赤かぶの甘酢漬けに続いて、今度は白菜キムチだ。待ってたぜぇぇぇぇぇ!

 今年の白菜は散々!あろうことか、虫、多分ヨトウムシ、に食い散らされて、外葉はレース、ようやっと巻いた中心部分にもぐりぐりと食い込んでる。キムチなんて無理ね、なんてさらっと言い放つ神さんの一言に、内心ムカッ!なんだその評論家発言は。大丈夫、この凄惨なズタズタ白菜だって、丁寧に外から葉を剥がしてやって行けば、子ども白菜、いや、少年程度のものにはなるさ。いつも、悲観的に過ぎるんだよ。すぐ、全滅だぁ、とか言うなって!傍観者の身で。

 癪だから、畝の中でもとことん食い荒らされてる株に目星を着けて収穫。網になった刃を丁寧に、剥ぎ取り、取り除き、むしり取りして、ほおーれな、この程度結球してりゃ十分だろが。巻きはしっかりってわけじゃないが、キムチに漬け込むに不足なし。さぁ、漬けるぞ、キムチ!

 まずは、塩漬け。望ましいのは、1/4割りか1/6割だが、それだと、取り出した時に大き過ぎて、一度に食べきれない。無理して食って、塩分・辛味成分カプサイシンの取り過ぎは避けたい。下痢するしね。なので、4分割したものをさらに半割して塩を刷り込み漬け樽に。塩分は原料の3%、それと差し水分のプラスアルファ、一日で水が上がるぎりぎり低塩分を狙いたい。手馴れたもんさ、洗って、ザクザク切り割りして、塩なすりけて、樽に敷きこんで、重石は、まっ、三つかな。

 本漬けは塩漬けから3日後。その間にキムチ材料の調達ね。韓国製甘唐辛子、アミの塩辛、水あめはネットで注文するしかない。大根、ニンジンは我が家産、セリと煮干しはスーパーで購入と、準備万端整えて、いざ、本漬けだぜ。

 煮干しとアミの塩辛煮て濃厚だしを取る。温かいうちに水あめ注ぎ込んで溶かす。冷めたら細切りの野菜類に唐辛子ドバッ。こいつをぐりぐりかき混ぜて、上がった漬け水捨てた塩漬け白菜に挟み込む。野菜とどろーり濃厚唐辛子汁をたっぷりね。

 一回に漬ける白菜は中もので6個程度と抑えてるから、この挟み込みもあっという間だ。樽にすべて詰めたら、陶器製落とし蓋、重し兼用、のせて、はい、終了だぜ。

 浅漬けも悪かないから、翌日からさっそく楽しめる。なっ簡単だろ。この手軽さが大事なのさ。気楽に作れれば、一冬に3度でも4度でも漬け込める。新鮮で食べごろのものがいつでも楽しめるってことさ。そう、酸っぱくなった古漬けはちょい苦手なんでね。

 本場韓国じゃ、キムチ作りは一時に済ます一大行事のようだが、こうやって、ちょちょいのちょいでやるってのもいいだろ。

 あっ、いかん!柚子すり下ろして入れるの、忘れたぁぁぁ!

 

コメント
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