ステージおきたま

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劇団お便り:菜の花通信2号、出来た!

2019-11-01 09:30:46 | 菜の花座

 11月公演に向けて、劇団の広報誌菜の花通信が出来た。

 第2号、まっ、出るわな、まだ始めたばかりだもの。この先、どこまで続けて行けるか、そこが問題だ。とは言っても、担当者はよくやった。慣れない編集仕事、苦手?なパソコン操作、大変だったろうが、嫌な仕事はさっさと済ます、の精神で、きっちり公演1か月前の発行、発送を実現してくれた。

 内容は、代表挨拶の他は、ほとんど団員の紹介ばかりで、はっきり言っていまいち芸がない。いいのか?そんなことズバッと指摘して。大丈夫、きっと当人も感じてるさ。さらに面白い紙面作るためにも批判的チェックは必要だ。

 今回、良かったのは、「ご存知ですか?わらわらし隊」として、戦時の芸人慰問団の説明を載せたところかな。芝居の時代背景とか、様々な基礎知識や蘊蓄、そういったものが、盛りだくさんだと、公演に対する興味も湧くはずだ。実際の舞台を見る手助けにもなる。その点、こまつ座が出していた「ザ・座」とか、永井愛さんの二兎社で出すパンフレットは、遥か高根の花だけど、参考になるよな。

 団員の紹介てのも、心待ちにしてる人はいると思うが、どっちかって言うと、知り合いが主だろう。見ようによっては、内輪褒めしあって何が楽しいんだか?って感じる人もいると思うね。うちの役者はアイドルでも人気者でないんだ。菜の花座を遠巻きにしてる人たちにはあまり関心がないじゃないのかな。それよか、作品が仕上がる経過を具体的に紹介したりする方が、芝居つくりの裏側がわかって楽しいのかな?踊りや歌の稽古風景なんかも含めて。

 道具作りの様子なんかも、人の話しじゃなく、よりビジュアルに見せたいね。コント大会や出前公演の報告なんかも伝える必要のある情報だ。それも、お客さんの感想とかも含めたものだと、劇団と観客・地域との距離が縮まる。今回、予定されていた前回公演『異聞・巷説「安寿と厨子王』のお客様アンケートの紹介も出せなかったしね。

  地域との距離ってことでは、町の芸術文化協会の各団体の紹介なんかも手掛けるといいんじゃないかな。出しゃばらない程度にね。例えば、日本舞踊指導でお世話になってる藤柳美香次先生の社中とか、ダンス振り付け担当の鈴木涼子先生が指導する九理学園ダンス部とか、置農演劇部とか、菜の花座にかかわる様々な人たちを特集することで、菜の花座の広がりを知ってもらえると思うんだ。

 まず歩き出したところだ。これから 1歩1歩、1号1号、魅力的な紙面にしていけばいいってことだぜ。

 

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