ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

えっ?タイトル何かって?『追いかけぇて!追いかけぇて!』に決まりじゃい!

2017-02-19 09:23:35 | 演劇

 テーマは「妄想の効用」。で、タイトルは、『追いかけぇて!追いかけぇて!』。なんじゃそれ?

 シニア演劇全国大会、6月に迫ってきたからね、事務局から、「早くタイトル知らせろ!」って催促しきり。わかるわかる焦る気持ちは。チラシとかポスター作って配り歩かにゃならんものね。4か月前、なんてタイムリミット大きくはみ出してる。

 なんにすっかなぁ?去年の暮頃にゃ、『夢で逢いましょう』でいいや、永六輔さん亡くなったし、なんてちょっぴり感傷、あらかた投げやりな気分でいたんだけど、やはり書くとなると、そう適当にも決められない。て、言うより、ある年代の人たちには、けっこう濃厚なフレーズなんだ、これって。(1960年代NHKテレビの音楽バラエティ、永六輔作・構成。その後のバラエティショー番組の手本になった。)いい加減な気持ちで引っ張り出しちゃうまくない。

 で、行き詰って、何書くか決まらぬことにゃ、タイトルだって決まりっこないぜ、って至極当ったり前のことぶち当たって、ぐずぐずぐだぐだ、先週まで流され続けてたってこと。何かくか?と同じ程度に大切なのが、なに踊るか?なんだなぁ。なんたって、オープニングダンスは菜の花プラザシニア団のお約束!だから。シニア年代の誰もが知ってる懐かしの名曲で、華やかに踊れる曲。できれば、その曲からストーリーが展開していければもっといい。

 なんとなく浮かんだキーワードがアイドルグループ。数週間、だらだらとYOUTUBEの歌動画をさすらった。乃木坂やらAKBやら、モー娘、おニャン子クラブしだいに時代をさかのぼってピンクレディ、キャンディーズ、我らの世代にゃまだ新しい、そうか、ならば、ザピーナッツだ、我らのアイドルって言ったら。

 二人組ってのもうちら向き、今回メンバーでばちっとダンスが見せられるのが二人なんだから。で、曲は?

 「恋のバカンス」「恋のフーガ」「ふりむかないで」「情熱の花」「ウナ・セラ・ディ 東京」懐かしい!おっ、「モスラ」怪獣映画の主題歌も歌ってた。「若い季節」これ、なんとNHKの青春ドラマ!格別ファンだったてわけじゃない、ちなみにこの頃僕はクラシック少年だった、ビートルズが来てもなお!のに、どの曲もすぐに思い出すてのが凄い。そんだけ、巷を広く席捲してたってことだ。

 曲の方は、めぼしいものを何度か聞いて、「恋のフーガ」に決定。「情熱の花」も捨てられなかったが、こっちは、劇中で一部踊ることで妥協した。

 決め手の一番はもちろんメロディだけど、ドラマチックな前奏も気に入った。幕を上げるの恰好な出だしたよ。そして、なかにし礼の歌詞「追いかけて 追いかけて すがりつきたいの あの人が消えてゆく 雨の曲がり角・・・・」いいじゃないの!なんか切ないストーリーが書けそうじゃないの。切ないやるせなさ、大好き!頭の片隅にちょろりとあった妄想って言葉にもリンクしそう。決定!決定!「恋のフーガ」でオープニング。

 そんじゃ、タイトル、まさか、「恋のフーガ」なんて恥ずかしくて付けられないから、「追いかけて 追いかけて」を頂いちまおう。なんか不思議な感じで、座り心地も悪くて、書きたい世界にぴったり。

 て、ことで、菜の花プラザシニア団の全国大会出演作品は『追いかけぇて!追いかけぇて!』に決定じゃい。文句あっか?

 

 

コメント
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