ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

お馴染みの顔、今年も元気!ただ・・・町芸文協新春顔合わせ

2017-02-05 09:11:05 | 地域文化

 菜の花座として、町芸文協にはまって、5年くらいかなぁ。ようやく、参加団体とそのメンバーの顔が一致してきた。小さな町なのに?それは仕方ない。住居もよそ者なら、表現分野も演劇って、異質だもの。

 

 いつも見る顔ぶれ、おお、今年もお元気ですな!毎年1歳ずつ歳をとっていっているはずなのだが、しゃきっとお変わりなく。まっ、こっちも同様に歳を重ねてるから、感じないのかもしれない。若者の参加が寂しいと言われ続けちゃいるが、メンバーの高齢化、固定化、止まらんねぇ。新たな動きは兆しそうにない。

 秋の芸文祭に、置農演劇部と菜の花座と出るようになって、ぱっと華やいだが、それ以降、後追いはまるでなし。前会長、自嘲の通り、芸文はもう老人クラブ、敬老者同窓会ってことなのか。地域の文化もますますジリ貧?

 そうとも言えないんだなぁ。音楽のグループなんかは、かなり元気に活動している。ジャズのバンドも頑張ってるし、リコーダーアンサンブルもできた。久しぶりに行き会った役場OBのKさんはオヤジバンドのコンクールで東北大会出場だって嬉しそうに語っていた。プラザが支える?音楽見本市とか、春待ち市コンサートとかも恒例だ。図書館を中心にしたブックトークのグループもユニークだし。

 ほら、若者たちの活動が低調ってわけじゃない。それぞれの場所で楽しく続けている。ただ、芸文協とは行き交わないだけのこと。芸文って言ったら、日本舞踊に大正琴に大黒米舞に詩吟に謡曲にコーラス、カラオケ、これが表現分野。それに展示部門で生け花、写真、絵画、切り絵、書道、茶道。文芸では、短歌、俳句に川柳。つまり、伝統芸能、伝統文芸、うーん、ご隠居さんの手習いって感じ、強いよなぁ。

 伝統の力ってやつはなかなかしぶといから、廃れそうで続いて行く、そうそう、日本の兼業農家みたいなもんで、年取ればそこに回帰してくるのは間違いないとは思うんだ。でも、できれば、若い人たちの文化とも交流出来ればって思う。一緒に発表会やったり、そこから発展して、一つの舞台とか作り上げられれば、もっと地域は互いの顔を見知って住み心地よくなるんじゃないか。年寄りは年寄り、若いのは若いの、別々、勝手に、あっちゃこっちゃ向いてないで、それぞれの活動を知り、その良さを認め合えればいいよなぁ。きっと、地域は元気になるし、明るくなる。

 昨年は、この場で、日本舞踊の藤柳美香次さんと意気投合、一人合点?して冬の合同公演『流れ旅 匂うが紅』の出発点になった。そんなつながりを、芸文の中でも作りたいし、他のグループともつながりたい。コーラスグループやバンドとの一緒の舞台なんかすぐにでもてきる。詩吟や謡を入れ込むことだって可能だ。やる気になれば、俳句や川柳グループとのコラボだってできると思うぞ。演劇てのは、そんないろんな表現活動を結びつける接着剤の役割果たしやすいんじゃないかね。少なくとも、創作ができる菜の花座は最強だと思うんだけど。

 どこか一緒に頑張ってみないか?

コメント
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