ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ここまで出来りゃ、合格じゃねえか?ジジイの一人暮らし検定

2017-02-06 09:29:12 | 暮らし

 普段穿き続けてるジーパン、膝が擦り切れちまった。右膝だけぽっかり穴あき。くせなんだよなぁ、膝つく時、必ず右膝なんだ。だから右側ばかり擦れてとうとう穴が開いてしまったってこと。

 穴あきジーパン、悪くねえんじゃね?なんてこじつけて放っておいたんだが、足突っ込むたび指が引っ掛かって、そのたんび、びり!どんどん広がる気配。こりゃヤバイぜ。愛着の1本、ダメになっちまう。まさか、膝上で切って、ハーフパンツ!なんてわけにゃいかんだろ、ジジイには。新しく買うなんて贅沢、年金暮らしにゃ許されない。と、なりゃ、直すしかないだろ。穴あきにゃつぎ当てパッチだ。

 ジーンズ、それも膝の部分を縫えるミシンなんて我が家にあるわけないし、さて、どうしたもんか?なんかいい方法ないもんかと、困った時のネット頼り。おっ、布用接着剤!かぎ裂き補修に最適!しっかり貼りつく強力タイプ!これ、いいかも?当て布には、別の装置製作作業用お古ジーパン使えばいい。でも、汚れて生地も弱っちゃいるが、まだまだ穿けそうだしぃぃぃ、おお!そうだ。ポケット、尻ポケットをはぎ取ってそれを利用すればいい。どうせ、尻ポケットなんて使わないんだし。

 まずは、ポケットをズボン本体から切り離す。鋏の先を突っ込んで糸を次々に切っていく。ほれほれ、簡単に剥がれていくじゃないか。付け根の2か所だけは、さすがに頑丈に何重にも縫い付けてあるので、ここは、えいっ、かまわねぇ、切っちまえ!

 今回の決め手、クローバー社の「強力熱接着補修シート」。

 これを当て布の形に切り取って、アイロンを押し当てて、当て布に圧着する。かなり高めの温度でないと、接着不良ではがれてしまう。

 周囲を切りそろえ、剥離紙をはがして、ジーパンの穴あき膝に重ね、これまだ熱圧着。そう、要するに両面テープと同じ原理なのよ。高温でかなり長時間、と言っても数分だけど、アイロンをぎっぎっと押し付ける。これで、冷めれば完成。ほれほれ見事に穴あき膝修繕なったぞ。ポケットの飾り縫いを生かして、デザイン的にも悪くないんじゃないか。

 仕上がりが上々だったので、作業用ぼろズボンも補修。こっちはもっと傷口大きくかったが、ポケットすべて貼っけてなんなく終了。

 どうだい?燃えるゴミ行きかと思ってたジーパン2本、救い出したぜ。ここまでやれれば、一人暮らしジジイ検定2級合格じゃねえか?えっ、じゃ1級の課題は何かって?そりゃ料理と菓子作りに決まってんだろ。

コメント
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