T.NのDIARY

写真付きで、日記や趣味をひとり問答で書いたり、小説の粗筋を纏めたブログ

同じ野求人!!

2009-09-15 10:39:38 | 日記・エッセイ・コラム

  運、才能、努力?

                                                      

イチロー9年連続200安打の記事が今朝の新聞をにぎあわしていた。

その同じページの下隅に小さくメジャーリーガーだった伊良部が四国・九州アイランドリーグ高知から契約解除された記事が載っていた。

伊良部は今年8月に契約し、二試合登板勝敗なしの成績、右手けんしょう炎のため今季中の復帰困難となり契約解除との記事だった。

同じ野求人ながら、どこからこの差が生じたのだろうか。伊良部のコメントに「故障を治し、また別のステージで投げられるように調整したい」とでていて、気力は十分残っているのだが?

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今年初めてのムクゲ!

2009-09-11 20:11:35 | 日記・エッセイ・コラム

 美しいから言える儚い命 

          

Mukuge002

                            

今年初めてヒノマルムクゲが咲いた。むくげは朝咲いて夕方しぼみ、翌朝また咲くと聞いていたので、朝食前に写真を撮った。明日の朝はどの程度に咲くのかもう一度見てみたい。

朝食後、すぐに出発してお彼岸?の墓参に行ってきた。少し早めだったが今日しか日程が取れなかった。明日は午後雨ということだが、少し残念だ。午後は車検に行った。

老人になっても秋は何かと忙しい。来週はボランティアの案内事務、弟の命日でお参りに、パソコンの教室が2日間、病院が内科と耳鼻科で2日間、従姉の法要、敬老会と休む間がない。

よっぽどのことがない限り1日一件に絞っているので、疲れることはない。むしろ健康の為毎日1回はできるだけ外出することにしている。そのほうが良さそうだ。

気温が18℃~28℃とエヤコンも扇風機もいらない過ごしやすい、これぞ初秋といった日が昨日今日と続いているのが有り難い。

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「妻恋坂」を読み終えて!

2009-09-09 20:55:42 | 読書

江戸時代の女性の主人公の心の機微,生き様を描いた短編7話と恋物語には変わりはないが主人公が男性の1話で編集されている小説で、一部を除き一途に相手を思いやる女心も描かれ興味深く読み終えた。

                    

妻恋坂(妻子ある男に惚れぬいた女の話)

お町は霞ヶ関坂でのある出来事から番付屋の周二を知り、周二の誘いに乗る。

周二は妻子を離縁していたが、その後、よりを戻していた。ただ、周二は男のエゴでお町も手放したくなく復縁のことはお町には内緒にしていた。

周二が所帯を持とうと言うだけで少しも実現しないので、周二の仕事場を訪ねた時に職人から周二の復縁を知る。

お町は怒るが、惚れた弱み、添い遂げることができない儚い身と分っていても、二度と来ないでと言いながらも心のうちでは早く来て欲しいと周二を待つ。

妻恋坂を子供の手毬が転がっていく。お町は取ってきてあげると言いながら、転がりだしたら行き着くとこまでいかないと止まらないのかと、手毬が自分のように思えた。

仇討心中(武家の妻が若い武士と不倫の仲になった話)

登茂は、家中で評判の美男子で剣の腕も相当な文次郎と不倫の仲になり、二人で大阪に逃げてきた。同宿の絵師から夫の宗庵も二人の後を追って大阪に着いたようだとの情報を得る。

今後のことを相談するが、最初は、登茂はどこまでも逃げようと、文次郎は何時までも逃げ回っても終わりが来ないので宗庵を斬ると言う。登茂は、夫を斬ると子供達から父の敵と狙われるので斬らないでくれと言う。

熟慮の末、文次郎は何時までも時々見せる登茂の母親としての顔を見たくないことから、登茂を抱き宗庵の刀の下に飛び込んで自ら斬られることによって、登茂を夫と子供からかっ攫いたいと言う。登茂は最初に出会ったときと同じ気持にさせられた。

目だつ揃いの帷子を着て宗庵に見つかるように大阪の町を歩き、ようやくに出会う。

宗庵が登茂を斬ろうとする刀の下に文次郎は体を投げ出し登茂に被さり、二の太刀で心中を叶えた。

商売繁盛(若い男女の恋を実らせた悪女の話)

おさよは五兵衛から新しい料理屋を自分の店だと思って女将を遣ってくれと言われる。

おさよは、自分の店になるか、自分も店を持てるかと懸命に働き、店を繁盛させた。

しかし、五兵衛は数軒の店を女に遣らせて、女将の手当も出さない深欲の男だった。

おさよは五兵衛に薦められて板前にした八十吉を見初め、逢う瀬を出合茶屋で楽しんでいた。そこに五兵衛が乗り込んできて、おさよを死ぬほど痛めつけた。そこを茶屋の女将のおこうに助けられた。

後日、八十吉が旦那として店を仕切っていることを知って、おこうにこのことを話す。

おこうも困って、五兵衛とはグルで、五兵衛が営む茶飯屋などの女将に、おこうが探してきた男を近づかせ、繁盛させた女将を辞めさせ、紹介した男にその店を仕切らせる仕組みになっていることを暴露し、おこうはその男達を操り、あわよくば店を乗っ取るといった事も明かした。

そこへ八十吉が来て、おこうの手下を下りたい、おさよと上方へ行くと言う。おこうは、仕方なく認め、五兵衛に見つからぬうちに出立ちしなと言う。

五兵衛が来て、おこうにからくりを喋らないことを忘れたのかと怒るが、おこうは、忘れていないが人情というものも覚えていたんだと言う。

道連れ(私娼が私娼を助けていく話)

おしんは、客を横取りしようとしていたおすえに帰るとこがないと言われ泊めてやり、蚊帳の中で眠れぬままに身の上話を聞いてやる。

子供の時に吉原に売られ、後に大店の息子に身請けされたが、世間体から勘当されて所帯を持つも夫は間もなく死んで、三人の娘との生活ができずに身を売ることになった。

娘達は自分達が差配に親代わりを頼み奉公に出て、三人とも商家の女房になった。

おすえは叔母ということで娘と同居したこともあったが、おすえのだらしなさや幼女のような振る舞いから、今は出されて一人住まいで居ると言う。

おしんも本当の母親を知らない不幸な女だった。一度は職人と所帯を持ったが、おしんの母親が弟や妹との暮らしのために地獄宿に出ていたことが分り、自分から家を出て一人住いの身である。

おしんは、自分の母親のことからどうしてもおすえが憎めず、おすえがおしんの蓄えた金を盗んだことも許してやるが、おしんの男にちょっかいをだした事で堪忍袋の緒が切れて、二度と来てくれるなと追い出すが、出て行くおすえに向って「ばかやろう。朝飯ぐらい食ってゆきな。」と声をかけ心では許していた。

金魚(自分の生き様に心が揺れる妾の話)

おなみは、女手一人で育ててくれた今は亡き母親を助けてもらったことがきっかけで、近江屋正右衛門の妾になった。

寂しさから、また金魚を買っていた時に正右衛門が久し振りにやって来た。

内儀には内緒にしている、水茶屋の女に産ませたおまきを、子供の母親が急逝したので育ててくれとおなみは頼まれる。

母親の知人の間で盥回しで育ったおまきは人の顔色を見る難しい子になっていて、おなみのことは何時までも小母さんで、子供のいない正右衛門は隔日のように来て猫可愛がりに可愛がる。

おなみの立場は正右衛門の妾からおまきの世話をする女になっていて、旦那を待つその家の主人から使用人になった気持ちになり、自分の生き様に迷いが出てきた。

内儀に気を遣いおまきを育てて何が良かったと言えるだろうか、しかし、正右衛門と別れておまきの母親になっても自分の力では育てられないし、旦那を待つだけの一人暮らしも淋しいし、今夜も二階の親子と別に茶の間での一人寝かと諦める。

返討(金を仇と思う男が愛に邪魔され金に返討になった話)

17歳のおさとは身内は従姉一人で仕立物で生計を立てている。4歳上の従姉のおひさは、定職をもたぬぐうたらな亭主早次の浮気が心配で仕事どころではなく、そのため、おさとの所に無心に来る。おさとは、断るとおひさが来なくなり、この世から身内が無くなって、こんな淋しいことはないと、その都度何両もの金の要求に応えようと努める。

一方、おさとを恋する阿弥六は、過去の人生で金が無い為に悪い方向に行くので、金が仇だと吝嗇漢になり、爪に火をともすように金を貯める。

しかし、おひさが惚れぬいている早次の借金を、身内のために何とかしたいとするおさとの姿に、阿弥六は50両の金をおさとに貸してしまう。

仇としたお金に反対に返討になるが、愛が阿弥六の心を変えて50両を惜しむ気持も薄らいでゆく。

忍ぶ恋(大店の後家の心に忍だけの恋話)

海産物問屋の34歳の後家は、息子が後を確りと継いでくれているし、亭主の従弟の和兵衛との逢引も楽しみでなくなってきて、つまらないと思う毎日を寮で一人で過ごしている。

ある日、近所の寮に労咳の療養で来ている醤油問屋の20歳ほどの息子に会う。

それからは、その子のことが頭から離れずに、それまでろくに化粧もせずに居たのに、なぜか毎日、鏡台に鏡を立てていた。

薄明り(惚れた亭主の生き甲斐の為身を引く女の話)

縄暖簾の女将おつやは、今は独り身で、松吉とおたみ夫婦の三人で店を繁盛させていた。

ある日、松吉達も帰り掛行燈の火を消した時、馴染みの貸本屋の甚三郎が来た。

おつやも酒を一緒して、甚三郎の身の上話を聞いた。有名な地本問屋の息子だったが、父親の放蕩で同業の菊屋に版木などを売って家を潰し、甚三郎も色々の行商をしたが、地本問屋の再興を夢見て、貸本屋を続けていると言う。その夜、褥を共にした。

掛行燈が消えた頃に、度々やって来ていた甚三郎は、ある日、突然、夢は叶いそうに無いので、板前の修業をして、好かったら、おつやの婿になりたいと言う。おつやも嬉しかった。

短い月日が過ぎて、菊屋の主人がなくなり、昔、甚三郎の許婚だった跡取りの娘から仕事の指導を頼まれ、菊屋の版木つくりの相談に乗り出し、水を得た魚のように精を出すようになり、終いには菊屋で寝泊りし、旦那の存在になった。そして、ついに菊屋の店頭に役者絵を求める娘の人だかりができるようになった。

亭主の甚三郎の夢が叶ったことへの喜びと、反面、菊屋の旦那になっていく寂しさと嫉妬が百倍して、おつやは甚三郎を刺して自分も死のうと出刃包丁を持って菊屋に向う。

菊屋の前で松吉に抱き留められ、惚れた甚三郎を殺さないでよかったと松吉に礼を言う。

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もう終わりの露草!

2009-09-07 16:35:43 | 日記・エッセイ・コラム

 残暑とて秋を知るおる露草の 

              

Tuyukusa001

                  

何時まで続く残暑かな……と思うが、庭の露草は咲き出して既に一週間ぐらいになるような気がする。

冒頭は俳句ではないが、露草は晩夏から咲くので、秋の近づきを知らせる草と言えるだろうから、この点からもおかしいなー。ただ、つい口から出てしまった。

早い時期に撮影しようと思っていたが、今朝になってしまった。それも7時過ぎだったので露草になにか若さ、新鮮さが無いようだ。

朝明けでも同じだったのか、時期が遅かったのか、それとも水遣りが少なかっのか。

今日は24節気の一つの白露。朝明けに庭の草に露が降りているように早くなってもらいたいものだ。

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残暑の中のボランティア!

2009-09-05 20:47:37 | 日記・エッセイ・コラム

何処にあったのかゴミの山 

                               

Gomi002

                                             

今日の最高気温は31℃。午前でも30℃近くなっていた。

その暑い中、退職者で構成しているボランティアグループで県の玄関口になっているJRの駅前広場やフェリーの港前広場、そこへ通じる数本の大通りで空き缶、空き瓶や煙草の吸殻拾いをした。

何処にあったのかと思うほどのゴミが集まったので、びっくりしたが、善いことをしたなーと個々の人が喜んだことだと思う。

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