T.NのDIARY

写真付きで、日記や趣味をひとり問答で書いたり、小説の粗筋を纏めたブログ

2091話 [ 「102歳、一人暮らし。」を読み終えて1/? ] 2/16・(曇・晴)

2023-02-16 13:25:13 | 日記・エッセイ・コラム

                                     

 「心も体もさびない生き方をしている哲代おばあちゃん(副題)」のインタビューをもとにした心を打つ本。

 子供はいないが、小学校教員をしていたので、近くに今でも教え子はたくさんいるそうだ。

 夫も小学校教員で83歳で亡くなり、今はおばあちゃん一人暮らし。

 だが、姪などに助けられて、今も元気に一人暮らしを楽しんでいる。

 僕は多くのことを教えられた。何回かに分けて、記述していきたい。

 100歳から102歳の人生の物語。その一つ一つが生きた輝やかしい文章で綴られている。

                              

 「100歳から101歳の日記から」

さびない鍬でありたいの

 農協のATMを使うようになって何か愛想がない。挨拶もなしにぽかーんとして帰るだけ。

 人としゃべるのが好きな私には何かせんない。

 人と話するのは、私にとっては活力でございます。

 私の手も鍬と同じです。若いころからずっと「さびない鍬でありたい」と思ってきた。

 体も頭も気持ちも、使い続けていると錆びないの。鍬は私の一生の宝物です。

 毎晩、夫の写真の前で大きな声でお経を読みます。声も使わんと損です。

 お先祖様も私のお経を待っているようです。

嘆くより忙しゅう動きます

 悩み事は日記にちょびっと書きます。そしたら心がすーっとする。

 嘆くことにエネルギーを使うと心も体も弱るばかり。

 落ち込みそうになったら、用事を作って体を動かすようにします。

先々の楽しみが張り合い

 カレンダーに予定を書き込んでいます。

 (僕はリーチンの日課も作っていて、それを見て予定を組んでいます。)

 先々の楽しみを自分で用意して、今日を元気に迎えるというわけです。

生き方上手になる心得

 ➀物事は表裏一体。良いほうに考える。失敗もひっくり返して、良いほうに考えるのです。

 ②喜びの表現は大きく。同じ一生だから難しい顔をしたり、うつむいたりせず、にこやかに過ごしましょう。

「機嫌よく」は自分次第

 諸行無常(万物はいつも流転し、変化消滅が絶えない)というように、体の状態も変わっていくし、それに合わせて住む環境も変えていかんといかん。

 前向きに変化を受け入れ、柔らかく対応できる自分でありたいものです。

 同じ一生なら機嫌よく生きていかないと損じゃと、自分に言い聞かせています。

 情けないことも、しんどい思いも全部自分の心です。自分の心は自分で育てるしかない。

こつこつ脳トレに励む

 脳トレも楽しまんと続きません。

         「102歳の「ありがとう人生」」に続く

 

 

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