玄関を飾る涼しさ 友の作
俳優・山崎努氏が最近の新聞に、「最近になって、分らないことが分った」と述べていた。そして、いくら年をとっても目の前のことはいつも始めての経験で、何も分っていないんだと。
全くそのとおりで、これから、数年いや長くとも十年生きるかどうか分らない人生、今の時間を最善に過ごしたい、後悔しない時間を過ごしたい、充実した時間を過ごしたいが、それだけの挑戦をしているか。いや、今は休息したほうがよいのではないだろうか。
七十数年生きているのだから、体調を含めて、その経験から今の自分に指示できるものがあるように思うが、確かなものは出てこない。
当然のことだが、過去に同じ状態が起こっているわけでなく、答えは出てくるものではない。
今言えることは、明日が、これからの一年が、如何にしたら楽しく過ごせるか、そのために今をどうするかと。
自然体で、先入観なしとはいっても、そこには経験が入っているだろうけど、明日の楽しさのために、今何をしたらいいのかと考えることではないだろうか。
これが今日の答えにしたい。
知人が作成した飾り物のプレゼントが送られてきた。作成したご自分も楽しみ、他人を楽しめ、将来にも楽しみが残せる。
これからも周囲に目を向けて、自分の楽しみのためだけでいいから、いろんなことを学んでいきたいと思う。