暖かい彼岸の入りだった。雲一つない晴天で、まさに春たけなわといったところだ。
定例の血液検査で中性脂肪値が高いから汗がでる程度のウォーキングをしなさいよと医者から指摘された。週2・3回はゆっくりとした歩調で30分ほど歩いているが、どうも駄目らしい。
そんなことから、今日は時間を割いて少し距離を延ばし歩幅を広めたウォーキングをした。カメラを持ってのウォーキングは変えずに。だから途中度々立ち止まるのできつくはなかったが、おかげで可笑しな発見があった。
上の写真は郊外の四辻にあるお地蔵さんだが、よく見ると台座が屋島寺への道標になっているし、下のほうには徳利と茶碗が刻まれている。この道はお遍路がよく通る道で、近くの屋島寺は遍路寺でもあるところから考えたのだろう。
それにしても、道しるべもよく考えたと思うが、徳利と茶碗を刻んで笑いを誘う癒しの地蔵とはなんと可笑しいではないか。お遍路さんへの接待の気持ちか、お地蔵さん自身のためか?おっと菩薩に叱られそうだ。
お遍路の苦痛を癒してあげながら、本来の菩薩の役目と道案内と交通安全祈願と一人三役四役なので日中からの酒もいいのではないかな。
もう一つの写真は猫柳。猫柳は可愛いものだと思っていたが、これはどうなったのだろう。花が枯れたのだろうか。こんな汚い猫柳は始めて見た。落ち椿は詩情もわくが、これは戴けない。