慣例に従い、絵筆を取ってみたが、どうも集中できず凡人の凡人たるところを味わった。箱根駅伝の往路はめずらしく古豪、早稲田が優勝した。誰が想像しただろうか。
早稲田ファンには失礼かもしれないが、私の予想では良くて5.6位だと思っていた。これからは私の知識?を変えることとしたい。
知識といえば、先日、車のラジオで「暴走老人」という新語を聞いた。昨年、芥川賞受賞作家の藤原智美氏が文芸春秋から出した本の題だ。
待てない、我慢ができない、止まらない、「新」老人は若者よりもキレやすい、いわゆる、これが暴走老人だそうだ。そして近頃増えているそうだ。私は遭遇したことはないが、ひょっとしたら自分がそうなりだしているのだが、自分が知らないのかも分らない。
ラジオで対話していた一方の人は、この新老人はコミュニケーションが苦手で、いや苦手になってしまって、行動が先に出てしまうものかもしれないと言っていた。
確かにそうかもしれない。だが、どうしてそうなったのだろうか。私は、昔の常識、知識、マナー、価値観を持ち続けて変化していないからだろうと思う。これらのいくらかは変化していくものだが、それが解からないか、それに就いていけないから、話が出来ず言葉が出ないのだと思う。
間違っているといけないので、いずれ県立図書館が始まったら、この本を読んでみたいと思う。