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blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

アテにせんといて

2015-06-03 22:34:38 | 日記
6月に入ってから、今のところは気分が重くて何かにつけおっくうな感じはなくなっています。
外出も問題なく、時間さえあったら横になっていたいという最もひどい状態からは脱したようです。
体験されたことがある方なら、テレビにも本にも新聞にも、その他それまで興味を持って取り組んでいたことにすら関心がいかなくなる感覚は理解してもらえるかもしれません。
仕事からしばらく距離を置いている今、少しずつですが活力が戻ってきているのを感じます。
散らかり放題だった部屋を片付ける気にもならなかったところを今日はようやくマシにできました。

某牛丼チェーン店で、深夜帯に店舗が1人態勢になることが「ワンオペ」という言葉とともに問題になったことがありました。
ただでさえ客層も読めない時間帯に、経験の少ないアルバイト君が1人で店舗を仕切る不安と恐怖はいかばかりかと思うと、利益優先も甚だしいと思われても仕方がない事例ではありました。
問題が起きた頃も今もそのチェーン店にはほとんどお世話になることがないので、世の中に叩かれるだけ叩かれた後にどうなったのかすら私は知らないのですが。

私の不調の大きな原因は、本来2名で責任と実務を分け合うはずであった仕事を「ワンオペ指令」されたことにあります。
私がやっていた仕事は、営業現場のみならず顧客にとっても少なからぬ影響があり、1つ中途半端な内容のものが出て行けば内外からの問い合わせにさらされました。
それまで現場の「作業員」として働いていただけの人間にはいささか荷が重い感じもしていましたが、もう片方の担当者は「問い合わせ窓口が多くなると混乱する」などと妙な理屈を並べ立ててかたくなに実務に携わろうとはしませんでした。
年齢の近い社員からは声を上げるようにとのアドバイスもありましたが、そのあたりのことはさらに上の立場の人が機会をとらえては本人に注意を重ねているのが聞こえていましたから、こちらからそこに触れることはガマンしていたのです。

今回の事態に至り、結局のところは本来担当すべき仕事に対して意欲のカケラもない人間が、立場を利用して部下である私に実務と責任を押し付けたことが明らかになりました。
人を道具のように考え、頼りにするのではなくアテにしてしまったことで、本来協力者となるはずであった人間を手放す結果になったのです。
あからさまにラクをしようとしてしっぺ返しを食らういい見本ですが、実務の蓄積がなく仕事の理解ができていないことから、当面はかつての経験者に実務を任せている可能性もあります。
自信も能力もない人間が肩書きだけでのさばっている、開いた口がふさがらないですね。
つくづく、逃げて正解、離れて正解、でした。
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