blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

完敗・・・。

2008-04-20 23:41:47 | 日記
BCリーグ・富山サンダーバーズ対石川ミリオンスターズの試合に行ってきた。
好天の富山アルペンスタジアムは、約4000人の観客で賑わった。
昨日の開幕戦は0-0の引き分けで終えた両チームだけに好ゲームが期待されたが、昨年のチャンピオン・石川が3-1で富山を破った。

今日はスコア以上に石川の強さばかりが目立った。
打線は強いとはいえないが、投手を中心とした守りの堅さは今年も健在だ。
私の近くにいた石川ファンのおじさんが、しきりに「堅守のミリスタ!」と叫んでいたが、まさにその通りであった。
守りあいとなると石川の方に分がある。
記録上の失策は、富山が2で石川が0だった。
記録上は2だが、守備のミスという表現でくくれば富山には4つか5つあった。
ミスらしいミスのなかった石川とは対照的だ。

打線のほうは守備以上に深刻。
2回に先制するもののその後は追加点を奪えず、石川・南投手に楽々完投させてしまった。
少しいい投手にかかると、今年の富山の打線では苦しい。
4番バッターの野原選手は、この日は内角を徹底的に攻められ無安打に終わった。
去年の実績もあり、やはり相手のマークは厳しい。
とりわけ彼の後ろを打つ草島選手の働きが、今後カギになってくるのではないか。

試合後は、前出の石川ファンのおじさんに話しかけてみた。
石川にも応援団はいたがそこからは離れ、富山ファンが周りを囲む中で1人で懸命に声援する姿が印象的だったからだ。
今日の石川の強さについてしばし話したが、応援のときの威勢のよさとは裏腹に優しい感じの人であった。
球場に1人で来て大声で応援するなど、本当に野球を愛していないとできない。

こういう「流されない人」が私は好きだ。
私設応援団の皆さんには悪いが、お金を払って遊びに来ている場所でまで人の言うことを聞くことはない。
そういう意味では、この方に「自分と同じニオイ」を感じた。
また球場で会うことがあったら、敵どうし(?)で応援合戦といきたいものだ。

試合は残念だったが、個人的には収穫のあった1日だった。
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