blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

王子のある街

2015-12-11 20:22:22 | 日記
今朝の出勤時、工場の煙突から出る煙は北に流れていた。
12月だというのに、仕事中は作業服の下は半袖Tシャツ1枚で十分だった。
暑いまではいかないが、南から風が入り空気が生ぬるい感じがして、今が本当に冬なのか分からなくなった。
会社帰り、工場の煙突から出る煙は南に流れていた。
低気圧が通り過ぎた後は北寄りの風に変わったためだ。
平年よりはかなり高い気温ながら、急に冷えたような感覚に襲われた。
朝方の強い雨風といい、文字通り目まぐるしく空模様が変わった1日だった。

私の職場も工場なのだが、ここで工場と書いているのは王子製紙の春日井工場のことである。
赤白の高く大きな煙突から毎日白い煙がモクモクと上がっているのを職場の敷地からも眺めることができる。
煙が風向きや風の強さの目安になるので、気がつくと煙突の方向を見ていることが多い。

王子の工場がある街に住んだのは実は初めてではない。
はるか15年ほども前になるが、転勤で北海道の苫小牧市に行った。
春日井市同様、JRの駅にほど近い広大な敷地にひときわ高いやはり赤白の煙突があった。
残念ながらせっかくの北海道での時間は体調の問題で1年にも満たず、結局最初に入った会社を辞めるきっかけになってしまった。
今年の秋、やはり体調の問題がきっかけで富山を離れることとなり、改めての再出発をするためにやってきた土地に王子の工場があるとは何とも不思議な縁だと思わざるを得ない。

幸いにして、春日井での仕事や生活には今のところは大きな問題はない。
苫小牧で経験したようなつらい状況に陥りそうにないのは何よりである。
繰り返しにはなるが、2015年はこのまま事故や病気やケガに注意をして気持ち良く終わることができたならそれで十分である。
体調不良で夏場を全休した影響でボーナスは通常の半分もないかもしれず、引き続きガマンの生活とはなりそうだが、今この土地にいてとりあえずは元気に幸せに過ごせていることの方が大事だ。
体の替えはきかないことを今一度思い返し、何はなくとも健康を第一に考えて日々を送りたいと思う。
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