立春

今日は立春で、暦の上では今日から春である。
とはいえ、気象の世界、また一般的にも12月から2月は冬である。
まだ2月の初め、もうしばらくは冬らしい寒さが続く。
ただ、外が明るい時間は確実に長くなっていると実感できるようになった。
春までもう少しの辛抱という気になれるのがちょうど今頃だから、昔の暦もあながち無駄なものではない。

立春の前日といえば節分ということになるが、昨日の社食では恵方巻きがおかずとして出てきた。
豆まきばかりでなく恵方巻きのことも言うようになったのはそんなに前のことではなかったように記憶している。
私の近くの席では、今年の恵方である南南東の方角がどこか話題になっていた。
体をそちらに向けながらは周囲の目があって恥ずかしいので、何となくその方角をチラ見しながら恵方巻きを食べた。

先週は風邪で少々苦しんだ。
風邪は土日の間に何とかおさまってくれて月曜からは不安なく職場に出ている。
しかし、ホッとしたのもつかの間、今度は下の奥歯が少し痛み出した。
過去に治療した部分が割れてしまい、食べ物が入るなど不便だなと感じていたところにいよいよ痛みである。
さっそく近隣のお医者さんを探して予約を申し込んだが、初めての人間はなかなか日程がつきにくい。
この土曜まで待たされることになったので、念のため痛み止めをのみながら仕事をしている。
本当に痛み出したら仕事に集中できなくなって、危険な箇所も多い我が職場では大変だ。
近頃は歯医者さんにも口コミ情報があり、行く予定のお医者さんはたいそう評判も良いようだから、明日一日を何とか無事に終わってスッキリと治療に向かいたい。

暖かくなるとどうしてもクルマなどで外に飛び出したくなるだろう。
仕事をするにも食べるにも遊ぶにも、体に不安を抱えているとうまくいかないし楽しめない。
まだ寒い今のうちに、治す必要があるところはなるべく手をつけていって、余計な不安のない形で春を迎えたいと思う。