blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

レジ袋の話

2021-02-24 00:18:20 | 日記
(写真は記事と関係ありません)

昨年の7月からレジ袋が有料化となって半年以上が過ぎた。
しかし、CVS店舗では相変わらず毎回のようにレジ袋を購入するお客が多い。
3円くらいとバカにして毎日袋を買っていれば、年換算ではいわゆるマイバッグあるいはマイかごが3つは買える計算になるのに、またポリエチレン製の袋自体はそれほどヤワなものでもなく何度も使い回しがきかないこともないのに、それでも毎回レジ袋が必要というのは率直に言ってアタマのいい行いとは思えない。
自分専用のバッグか袋を持って来店するお客は、袋詰めの手間が省ける分正直店員にとってはありがたいし、逆に毎回袋が必要だというお客は面倒くさい存在となる。
面倒くさいと思われていることを知ってか知らずか、毎日、どんな悪天候でも店舗に足を運びわざわざ3円払ってまでモノを買っていく層には驚きと同時にある意味畏敬の念すら抱く。

CVS店舗に来るお客は人間だけに与えられた能力である言葉を使うことを放棄している向きが多く、その意味では人間以下と言ってもいい連中を相手にしなくてはならないのだから店員の苦労は計り知れない。
自らは言葉を発しなくても用事が済ませられることに慣れきった人間は、商品を袋詰めする手間すら面倒であり、全て店員にやってもらえる場としてCVSを選んでいるのだとすれば、その対価として3円払ってやっているという意識があるのかもしれないが、とんでもない勘違いだ。
弁当やおにぎりを「あたためますか?」の一言がないだけで血相を変えて店員に噛みつく人間に至っては、あたためてほしいという自分の意思すら「聞かれないと言えない」のだから、いくら意思確認が店員のマニュアルにあるとは言ってもあまりにも幼いと思うし、結局CVSに来る客というのは「他人に何もかもやってほしい甘っタレ」がかなりの多数を占めているのだと思わざるを得ない。

店舗によって違いはあるが、売り上げや来店客数では富山県内で見ても有数の部類に入る我が店舗にはいわゆるセルフレジが常備してある。
電子マネーのみで現金はダメだし、お酒やタバコもダメだし、あたため希望がある客にとっては使えないしで何かと制約が多いセルフレジではあるが、一定割合のお客はわざわざ有人レジに来なくてもセルフレジで用が済む。
例えばペットボトルのコーヒー1本を電子マネーの何とかペイで払うのならセルフに行ってくれという話である。
現金OKのセルフレジにすれば、という話もあるが、顧客の導線が確保されているスーパーと違って、有人レジの向こう側である店舗内に現金がプールされている設備を置くのは防犯上も難しいのが現実だ。
何でも他人がやってくれるからとCVSに来る客には何を言っても仕方がないが、セルフレジを使いこなせれば待たなくてもいいし、店員には好かれるし、店員自身の負担も減るので悪いことは何もない。
セルフレジも使いこなせないアタマの悪い客だと店員に思われたくなければ、一度セルフレジの便利さを体感してもらいたい。
お釣りの間違いなどのヒューマンエラーの回避にもつながるし、私のようなまるでヨーロッパにいるかのような態度の大きい店員に当たってイライラすることもないのだから、単なる朝ごはん程度の買い物なら積極的に活用してほしいところである。

字数が増えすぎたので、もう一つの大きな課題であるゴミ捨て問題に関しては次回に回すことにする。

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