毎月最終日はその月を振り返る。
新しい環境に飛び込んで実質最初の月、戸惑いと悩みばかりの中にわずかながらの自信を得て12月に向かうことになった。
残念ながら、人手不足の状況はわが職場も例外ではなく、野球に例えれば本来なら2軍でプロの体になるべく鍛錬するべき時期の選手も早い段階で試合に出ざるを得ない状況がある。
阪神タイガースの選手になぞらえるなら、いつまでも鳴尾浜にはいられず、場合によっては力が付き切らないまま1軍に引っ張り上げられて甲子園の舞台に立つこともありうるということである。
あくまでも一般的な話として書くと、人が足らないから新しい人を採る、その人が戦力になるには相応の時間はかかる、しかし要求される仕事量やスピードはいくら人が足らなくても変わらない、変わらないから周囲は早く新人を戦力にしようと焦る。
詰まるところ、この焦りが元となって、できるわけがない時期の人間にも一定のことができないと怒声や罵声が飛ぶことになり、いくらなんでも…ということでせっかく入ったばかりの人は早々に辞めていき、結果として人手不足の解消はむしろ遠ざかることになってしまう。
今、人手が足らない足らないと言っているところも、足りていた時期は必ずあるはずで、それがなぜ足らない状況に陥ったかはその時から在籍している人間に原因を求めるのが自然である。
やる気がないのは論外だが、個々人の多少の能力差も一切考慮に入れないで、ほんの少し劣ると見られた人間がストレス解消のはけ口にされるようなことがあれば、当の「被害者」はよほどのメンタルがない限りは会社に行くのがイヤになってしまうだろう。
せっかく人が足りていたところで、せっかくの人材を自分たちでつぶしてしまって人手不足の状態を作り、結果残った自分たちの負担が増える。
負担が増えたストレスは、また新しく入ってきた人にブチ当てられて、その新しい人はまたいなくなる。
このループに入ってしまった職場は永遠に人手不足など解消しない。
私自身も、期待されている業務で力が付き切らないまま実戦の場に出て、仮に野球の投手ならストライクがまったく入らず4者連続四球で押し出しでノックアウト、というような経験をして、ずいぶん心が揺れ動いたのが11月の最終週でもあった。
本来時期尚早とは言いながらも、やはり期待されて結果が残せなかったショックは大きく、今は2軍で再調整(前線には出ないでひたすら練習)の日々である。
いずれ再登板の日はやってくるとは思うが、練習と実戦はまったく違う。
しかし、その機会でまた大きく迷惑をかければ本当に信頼を失ってしまうという危機感はある。
今日は業務の大半を練習に使わせてもらったので、実戦復帰の折には少なくとも前回よりはマシな姿を見せなくてはいけないのだ。
組織にいる以上は、仮に私が結果をいつまでも出せない場合でも私自身から身を引く前に上長の判断を待つべきではある。
その判断のもと、できることが他にあるのなら、たとえ不本意でもそこで貢献すれば良いから、早まった判断を自分ではしないほうがいい。
野球に例えてばかりで申し訳ないが、投手で入って野手に転向する選手などいくらでもいる。
変わった人もいるにはいるが、言い方こそ荒くても根は優しい人は多く、おいそれと手放したくはない職場だから、本当に「あなたはいらない」となるまでは、どんなに恥をかいてもプロとして逃げないで職場に出続けることがせめてもの使命だと思って取り組んでいきたい。
*月末の振り返りでは毎月のベストショットを出すことにしていましたが、ここ数ヶ月のドタバタで失念し申し訳ありません。
12月及び2018年のの振り返りには、月間と年間のベストショットを選定して発表いたします。
新しい環境に飛び込んで実質最初の月、戸惑いと悩みばかりの中にわずかながらの自信を得て12月に向かうことになった。
残念ながら、人手不足の状況はわが職場も例外ではなく、野球に例えれば本来なら2軍でプロの体になるべく鍛錬するべき時期の選手も早い段階で試合に出ざるを得ない状況がある。
阪神タイガースの選手になぞらえるなら、いつまでも鳴尾浜にはいられず、場合によっては力が付き切らないまま1軍に引っ張り上げられて甲子園の舞台に立つこともありうるということである。
あくまでも一般的な話として書くと、人が足らないから新しい人を採る、その人が戦力になるには相応の時間はかかる、しかし要求される仕事量やスピードはいくら人が足らなくても変わらない、変わらないから周囲は早く新人を戦力にしようと焦る。
詰まるところ、この焦りが元となって、できるわけがない時期の人間にも一定のことができないと怒声や罵声が飛ぶことになり、いくらなんでも…ということでせっかく入ったばかりの人は早々に辞めていき、結果として人手不足の解消はむしろ遠ざかることになってしまう。
今、人手が足らない足らないと言っているところも、足りていた時期は必ずあるはずで、それがなぜ足らない状況に陥ったかはその時から在籍している人間に原因を求めるのが自然である。
やる気がないのは論外だが、個々人の多少の能力差も一切考慮に入れないで、ほんの少し劣ると見られた人間がストレス解消のはけ口にされるようなことがあれば、当の「被害者」はよほどのメンタルがない限りは会社に行くのがイヤになってしまうだろう。
せっかく人が足りていたところで、せっかくの人材を自分たちでつぶしてしまって人手不足の状態を作り、結果残った自分たちの負担が増える。
負担が増えたストレスは、また新しく入ってきた人にブチ当てられて、その新しい人はまたいなくなる。
このループに入ってしまった職場は永遠に人手不足など解消しない。
私自身も、期待されている業務で力が付き切らないまま実戦の場に出て、仮に野球の投手ならストライクがまったく入らず4者連続四球で押し出しでノックアウト、というような経験をして、ずいぶん心が揺れ動いたのが11月の最終週でもあった。
本来時期尚早とは言いながらも、やはり期待されて結果が残せなかったショックは大きく、今は2軍で再調整(前線には出ないでひたすら練習)の日々である。
いずれ再登板の日はやってくるとは思うが、練習と実戦はまったく違う。
しかし、その機会でまた大きく迷惑をかければ本当に信頼を失ってしまうという危機感はある。
今日は業務の大半を練習に使わせてもらったので、実戦復帰の折には少なくとも前回よりはマシな姿を見せなくてはいけないのだ。
組織にいる以上は、仮に私が結果をいつまでも出せない場合でも私自身から身を引く前に上長の判断を待つべきではある。
その判断のもと、できることが他にあるのなら、たとえ不本意でもそこで貢献すれば良いから、早まった判断を自分ではしないほうがいい。
野球に例えてばかりで申し訳ないが、投手で入って野手に転向する選手などいくらでもいる。
変わった人もいるにはいるが、言い方こそ荒くても根は優しい人は多く、おいそれと手放したくはない職場だから、本当に「あなたはいらない」となるまでは、どんなに恥をかいてもプロとして逃げないで職場に出続けることがせめてもの使命だと思って取り組んでいきたい。
*月末の振り返りでは毎月のベストショットを出すことにしていましたが、ここ数ヶ月のドタバタで失念し申し訳ありません。
12月及び2018年のの振り返りには、月間と年間のベストショットを選定して発表いたします。