blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

8月15日の行状

2014-08-18 21:12:32 | 旅行
秋田の朝は雨でした。
千秋公園を突っ切って秋田駅まで歩こうと思っていたところを、仕方なくホテルすぐそばにある停留所から路線バスに乗りました。
今回、秋田市内の写真がほとんどないことが残念です。
ホテルに着く前に、お堀にきれいな花が咲いていたのを撮っておけばと後悔しました。

さて、15日は秋田から「リゾートしらかみ」という観光列車に乗る予定でした。
五能線という秋田と青森の西海岸をなめるように走る路線に入り、時間をかけて最終的には弘前まで連れて行ってもらうことになっていました。
列車の写真です。





正確に言うと、これに乗れなかったわけではありません。
ただ、その日の一週間ほど前にあった大雨のせいで土砂崩れが起き、五能線の一部が運転できなくなっていました。
この列車での旅は五能線の秋田県側の入り口である東能代で打ち止めになり、そこから先は代行バスが出ているとのことでした。

今回の旅行のメインとも言える行程が変更になったことで残念な気持ちにはなりましたが、バスは五能線と並行する国道101号線を走ってくれましたので、本当なら列車から見たであろう景色とだいたい同じものを見ることができました。
代行バスは五能線の鰺ヶ沢(あじがさわ)駅までで、JRの職員さんが2人乗務していろいろと案内をしてくれたのですが、マイクを使わなかったため後ろのほうにいた私には内容がまったく分からずという珍道中でした。
景色は秀逸で、特に青森県に入ってからは奇岩の連続でスケールの大きさに圧倒されました。
冬場は大変気候の厳しい土地だと思いますが、荒涼というのか茫漠というのか、そんな景色の中をひたすら走っていると、あらためて本州の果てのほうまで来たのだなと実感させられました。
列車に乗っていたら撮れなかった「鳥居崎」という場所の写真を載せます。(道の駅ふかうらでの休憩中)



鰺ヶ沢で下ろされてしまいましたので、後続の列車を待って、当初は予定になかった五所川原で時間をつぶすことに。
列車に乗っていたら通り過ぎる予定だったところですが、職場にふるさとが五所川原だという人がいるので、弘前での観光をやめて五所川原の駅前を散策しました。
どこにでもあるような地方都市の風情ながら、駅から5分ほどのところにある物産店にはお土産も多数あり、有料ながら展望台もあったようです。
館内にいた「立ちねぷた」(←正確な漢字が出てこないためひらがなです、スミマセン)の写真です。



五所川原は鉄道の便が悪く、その分バス路線が充実しています。
五能線は本数が少なくバカ正直に待っていると夕方までに青森に着けないため、青森まで行ってくれるバスに乗って約1時間あまりで青森駅の東口に着きました。
思わぬハプニングから行程の変更の連続だったこの日、夕食も食べずに眠りこけ、ようやく20時過ぎから街歩きに出かけました。
青森ベイブリッジとかつての青函連絡船「八甲田丸」を一緒におさめた写真です。



この日は外気が20℃を切っていて半袖だと寒く感じるくらい、歩き回って遅い夕食に何とかありついて、早めに休みました。
16日の行状は次回にて。