blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

いろいろあった週だから

2013-10-11 20:48:37 | 日記
今年の秋は3連休が多い。
9月にも2回あったし、今月も1回、11月も1回ある。
休みが多いのはありがたい面はあるが、中には月給制でない契約の人もいて、出勤日数や勤務時間がそのまま給料に響くから、そういう人にとってはあまりありがたくないということは言える。
どうしても自分の労働条件ばかりを基準に考えて、他人のことまでには気が回らないものだ。
他人の給料の話はしないようにと入った当初に念押しされているので、ゆめゆめ話すことはない。

それでも、同じことをしている中で差が生じている現状はやはり問題だ。
何でも平等、平等と社会主義者のようなことを言うつもりはないが、がんばった人がもう少し容易に正規雇用に登用される仕組みはあっていい。
わが社でも、低い評価が長年続けば正社員でも最悪解雇になりうることはあるらしいから、その逆もあっておかしくはないと思う。
登用制度の変更がいきなりは厳しいなら、当面は賃金の引き上げで対処すればよいが、お金の効果は一過性のものだ。
非正規のまま長く勤めて勤続10年の賞状までもらった人もいる。
でも、賞状がほしくて10年働いたわけではなく、いつかは正規にという思いを抱きながらの10年間であったろう。
その人の労に本当に報いるとするなら、少しでも早く正規に登用してあげて、給与水準はともかくも将来的な安心をプレゼントしてほしい。
1年に1度の単年契約の積み重ねで働き続ける立場というのは、いざ会社が悪くなった時にはかなり厳しい。
どんなに優秀でも、並の正社員よりよほど働きが良くても、雇用形態ただ一つのことで整理の対象になりやすいのはわが社に限ったことではないだろう。

会社というのがそういうものであったとしても、せっかく拾ってもらった今の環境を私自身は捨て去る気など毛頭ない。
立場的な不安はアタマをよぎらないことはないが、それを必死で意識から追い出してひたすら目の前のことに取り組む毎日である。
ひと頃のように不安定で、周囲を心配させるようなことはもうしたくない。
仕事は毎日のこと、幸運にも苦にはならない仕事に巡り会っているのだから、日々を誠実に勤め上げて、立場的な恩恵はいずれその結果として付いてくればいいと考えたい。

幸いにして、日々の積み重ねがモノを言って、私はけっこう好きなように社内を動かせてもらえている。
まかり間違って、やることなすことにいちいちチェックが入るような状況に陥ったらとてももたない。
周囲の信頼を裏切らないよう、ヘタな要領や手抜きなどはしないように今一度戒めたいと思う。

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