blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

みんな必死の中・・・。

2012-07-06 21:09:46 | 日記
あまりこういうことを書きたくはないのだが、わが職場である物流倉庫は会社の中での「位置づけ」となると高いとはとても言えない。
最初からわが倉庫を「働き場所」として選択して他の部署を知らない私や主婦連は別として、いわゆる正社員は違う部署から流れて来た人がほとんどである。
その一方で、何らかの理由で倉庫を「卒業」していく人が驚くほど少ない。
私は今の環境に2年あまりいるが、製造工場のほうに急遽ベテランの女性が1人引き抜かれたのが1度あっただけである。
認めたくはないが、「物流に来たら最後・・・」という見方をされているのはほぼ間違いがない。

そんな部署の現状を憂えてか、先月の本社合同での飲み会では「物流のイメージを変えてくれ」とエライ人から言われた。
変えなければいけないということは、現状が決して良くないということの裏返しだ。
さりとて私のような立場の人間に「改革の旗手」というのは荷が重い。
しかし、外から締められて変えさせられるのも不本意だ。
直接の担当である「業務部」としては、物流業務は自社の人間でまかなう線は絶対に譲れないと考えているが、それが会社全体の意見かというとそうとも言い切れない。
反対にすべてアウトソーシングしてしまおうという意見も存在するのは事実で、もしそうなれば私たちから見れば「部署ごとリストラ」を食らうということである。
それを防ぐためには、私も含めて今在籍している二十数名の意識が少しずつ変わって統一されてこないことにはどうにもならない。

残念なことに、周囲を見渡しても部署としての危機を認識している人間は少ない。
それどころか「物流でダメだったら・・・」という思いからか、一人一人がまず自分を守るのに必死になっている感じがする。
何とかアピールをして自分だけでもという気持ちがそれぞれにある状態では、各人相互は仲間ではなく蹴落とすべき敵ということになる。
自らの実力を上げようとせず、ただ他人に先んじようとばかりして、無用な揚げ足取りや意味のない攻撃を行う人間も少なくないのが実情だ。
それぞれ生活があるから一人一人必死になっていることは決して悪いことではないとは思うが、むやみに長い時間を会社で過ごすなどメリハリのないやり方はアピール方法としては感心しない。

本欄によく登場する同期のM氏あたりは、仕事面で私より圧倒的に劣りながら、残業時間の長さなどどうでもいいことで私と張り合おうと必死になっている。
仕事場で大切なのは「定時までの動きと意欲」なのに、そこに対する必死さには欠けるため、最近はいろんな方面からドヤしつけられてボコボコにされている。
そんな状態だったら会社からは1秒でも早く出たいと思うのが普通だが、長く残っていればがんばっていると思われるという勘違いもからんで私より先には意地でも帰ろうとしない。
同一年度入社の私と何らかの「差」があることがよほど面白くないようである。
そんなことに執念を燃やすくらいなら、仕事の実力を上げることに必死になってほしいものだ。

雨の週末になったが、珍しくどこからもお誘いはない。
ムダ使いは控えて、今年の長い盆休の計画でも立ててみようかとも思っている。

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