blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

18きっぷの旅

2010-08-04 22:06:57 | 休日
日曜日の話になるが、青春18きっぷを使って新潟市まで行ってきた。
5回分使えるうちの1回目ということで、手始めに無理なく日帰りできるプランとして考えていた。

富山市から新潟市まで行くにはJRの特急に乗るか高速バスを使うかだが、18きっぷの場合は普通もしくは快速列車にしか乗ることができない。
全区間各駅停車となると膨大な時間がかかるが、幸いにして直江津から新潟の間は「くびき野」という快速列車が走っていて、直江津と新潟は約2時間である。
快速といっても停車駅は特急「北越」とほぼ同じで、車両もお古とはいえ特急用を使用していて快適だ。
富山から直江津まではもちろん普通列車で行くことができるが、接続ダイヤが劣悪なため、往路の糸魚川から直江津の区間だけ特急の自由席をはさむ形になった。
18きっぷの1回分は2,300円で、特急に乗った区間は1,380円だから、往復の交通費3,680円で新潟市まで日帰りで行ってこれるわけだ。

私の場合は新潟市に行くといえば間違いなく「新潟競馬場」ということになっていて、特に新潟の市街地に詳しいわけではない。
市町村合併後は新潟市北区に入って、まさに地図の上でも新潟市に属することになった競馬場は、よくよく考えるとずいぶん久しぶりであった。
陽射しこそあまりなかったが蒸し暑い1日で、まさに夏の新潟開催そのものの雰囲気であったが、当日の本場は重賞もなくそれほどの混雑ではなかった。
芝はやはり時計が速く、ダートは行ったもの勝ちの様相だったが、それが分かった頃にはずいぶん馬券の負けが込んでいて、結局この日は完敗であった。

ずいぶん遠出もできない状態が続いていたが、旅らしい旅が久しぶりにできたことでヨシとしたい。
まだ18きっぷが4回分残っているので9月の10日までに何とかしなくてはいけない。
1泊2日のコースなどいろいろ考えてはいるが、使い切れない場合は人にあげてもよい。
あげるといっても相手はある程度でも時刻表が使いこなせる人ということになり難しいが、喜んでくれる人もいるかもしれない。

JR西日本の北陸地区は快速列車の設定がほとんどなく、速く動きたいなら特急に乗れと言わんばかりになっているが、せめてラッシュ時や休日だけでも広い範囲で運転してほしいと思う。
同社管内で有効な「北陸おでかけパス」も好評のようであるし、手軽な列車旅を楽しみたい向きにはより魅力的だと思うのだが。