blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

富山市で。

2008-03-08 22:37:25 | 音楽
休日の今日は午前中はぼんやりと過ごした。
昨日実家から差し入れがあり、久しぶりに豪華な朝食をとった。
こういう日は楽器の練習でもすればいいと思うのだが、部屋にはフトンやパソコンやTVといった「ほかの誘惑」が多すぎる。
「新川学びの森」にでも行って半強制的に練習する環境にしないとなかなか手に付かないようだ。
半日まるまる借りても数百円のことである。

夜には、新生「ダーリングストーンズ」のデビューライブがあるので、夕方からゴソゴソと準備をして富山市内に向かった。
会場に行く前には、ずいぶん前からお世話になっているCDショップに立ち寄った。
ここには様々なジャンルのCDやLPが豊富に置いてあるが、80年代パンクの品揃えに関してはまず県内随一というかほぼオンリーワンの存在だ。
パンク全盛の時期には、店主のFさんが出演するTVかラジオの番組もあったようだ。
私が好んで聴いていた時期のもので代表的なところは簡単に見つけることができた。
もう少し経済的に余裕があれば「買いなおしたい」と思うものもあった。

さて、ライブのほうはいつもの「アーティスト」が会場だ。
最初からストーンズのナンバーかと思ったら、ステージ中にダーリングを「解散」してダーリングストーンズに変わるという趣向。
その瞬間はまったくアッサリとしたものだったが、新ベーシストのダーリング18号さんが登場し、ベースのダーリング55号氏はベースをギターに持ち替えた。

なぜジュリーやGSからストーンズなのか、またこの試みが2008年だけなのかなどは知る由もない。
たぶん、練習なしで「せーの!」でやれるものは何曲かあるのだろうと思うし、今までの曲でも十分楽しませてもらっている。
それでもあえて新しい試みを続けるところが素晴らしい。
やっているほうがまず楽しんでいるのも見ていて分かるので、こちらも温かい気持ちになる。

わざわざこういうことを書くのも、次に出てきたソロの方が、観客の反応をあまりにも「ほしがって」いたのが気になったからだ。
下品なMCもさることながら、完全に会場が「ドン引き」しているのが明らかなのに無意味にあおるばかりでは聴いているほうに失礼であろう。
最近の言葉ではないが、CKY(超空気読めない)のCKC(超勘違い?)ではなかったかと思う。
お客さんの反応は「いただく」ものであって、無理やり要求するものではない。

私も時々は人前に立つ機会があるだろう。
内容は大したことはなくとも、まずは品のあるステージを心がけたいと思った。