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blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

「先生」が悪かった?

2011-04-23 23:58:17 | プジョー
今日の午前中に魚津市内で予定を抱えていたこともあり、金曜は実家に世話になった。
通常いかにもヒトリモノという感じの食生活はしていないと自負しているが、色の濃い野菜に関してはやや不足しているかなという思いはあった。
偶然だが実家の食卓に青い菜っ葉が出てきたので多めに取って食べた。
最近は寄り付くことも少ないが、こういう時をうまく使えば体のケアにもつながる。
実家とは関係ないが、飲んだり調理したりする水に水道水を直接使わなくなってから、ややアレルギーぎみの皮膚もキレイになってきた。
スーパーのカード会員にでもなれば永久無料で栄養も豊富な水が手に入るのだから利用しない手はない。

さて、用事を済ませて寄り道をしながら自宅に向かう途中、またも愛車206のギアボックスが不自然な動きをした。
毎週のようにディーラーに足を運ぶのも正直疲れるが、万一でも他車に迷惑はかけられないので念のためと思い立ち寄った。
担当のK店長が「私が一度運転しましょう」ということで私は助手席に乗って店舗周辺を回ることになった。

K店長の運転を見ていると、最初の加速の段階から私よりは明らかにエンジンを回しぎみに走らせており、しばらく走っても不思議と変な動きは見せなかった。
仕事上でも206には乗り慣れてきたK店長だけに、クルマの良さを引き出すすべをよく知った上でのことだろう。
結論としては、おっかなびっくりでソロソロと運転すると、ATの学習機能がシフトパターンを「迷って」しまってヘソを曲げる格好になるようだ。

私自身、何度も不思議な目に遭ったこともあって、信号加速で軽四にも離されるような消極的な運転になってしまっていたが、それがかえって良くなかったと知りまたひとつ勉強になった。
もともと高回転型のスポーティーなモデルであり、クルマのキャラクターに合わせて元気に走らせるのがいいようだ。
学習してくれるATに対して、教える側(=私)に至らない部分があったことを反省し、常にクルマとの対話を欠かさずガマン強く付き合っていくことが求められる。
ここまで来ると本当に人間か動物を扱うのと同じだから、難しいクルマに惚れてしまったものだ。
ちなみに、夕食を自宅でとってからもう一度クルマを出して今度は元気に走らせてみたらおおむねシッカリと応えてくれた。

明日天気がいいようなら、データ取りも兼ねてまたある程度の距離を試してみたい。
ラテンのクルマには「完璧」は求められない。
人間のほうもラテンの大らかな気持ちで焦らず騒がずがいいようである。

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街のフランス車

2011-04-19 22:16:42 | プジョー
いろいろあった愛車プジョー206も細かい修復を重ねてようやくマトモな状態になってきた。
昨年11月に前のオーナーさんから持ち込まれて店舗に入荷したクルマを私が手に入れたのは2月も終わりに近い日付だった。
プジョー富山・K店長の「ガッチリ整備する」という言葉とは裏腹にあれやこれやと不思議なことが起こったが、中古車としてニ、三ヶ月の間ずっと店舗の外に展示され、それほど継続的に動かしてはいなかっただろうから、これまでのいろいろはやむを得ないところもある。
今は通勤はもちろん休日も含めて毎日動かしているから、徐々にこなれてくれるだろう。
現オーナーである私が大切に大切に乗っていくことで、206らしい元気のよさもどんどん引き出されてくるものと思う。

さて、私自身もフランス車に乗っていて意識をしているからかもしれないが、ここ北陸・富山の地でもけっこうな数のフランス車を見る。
朝の通勤時にはシトロエンの「C4」によく会うが、向かう方面が同じなのでフランス車どうしのランデブー走行になることがしょっちゅうある。
見る人が見ればかなり貴重な場面だが、自宅を出る時刻が毎日あまり変わらないので当たり前のように一緒になってしまう。
また今日の帰りには、ある駐車場に同じくシトロエンの「C3」が止まっていてしばし眺めてしまった。
残念ながらルノー車に出会う機会は少ないが、一つ前のルーテシアやカングーは時々見ることができる。

県内で数が多いのはやはりプジョー車で、正規のディーラーが県内にあることが大きい。
最新のRCZや3008はまだ公道では見ることができていないが、それ以外の車種はかなり多く走っている。
今日は自宅近くの大型スーパーに207と307CCがいて、思わず自分のクルマを近くに止めてしまった。

数多く売れた206シリーズは特によく見るが、私もそのうちの一人ということになる。
206はサイズも手頃で若い女性が乗っていることも多いが、MT車はともかく、ATならあの難しい「AL4」を理解して対応しているのかと思うと自分もオーナーの一人とはいえ妙に尊敬してしまう。

けっこう街でよく見かけるとはいえ、やはりフランス車は富山ではまだまだ少数派だ。
その分かどうか、フランス車に乗っている人には妙な仲間意識を感じてしまう。
わざわざフランスのクルマを選ぶような人なら、マインド的にも似たようなものがあるはずで、何かの機会をきっかけにして新たな人のつながりができていくようなことがあれば素晴らしい。

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クルマは楽し

2011-03-21 20:27:52 | プジョー
特別な予定を抱えていなかった今日は、目が覚めた時刻も8時を過ぎていた。
天気もあやふやだし無理をして外に出ることもなかったが、わが愛車プジョー206の内装にやや不備が見つかり「プジョー富山」さんに足を運んだ。
輸入車の常として、走りと安全には絶対に手を抜かない反面、その他の部分ではややアバウトなところがあったりする。
走行にはまったく影響のない場所だが、助手席側のプラスチックの部品が一ヶ所グラグラしていたので見てもらった。
祝日で工場は休んでおりすぐに処置はできなかったが、今週の土曜には1ヶ月点検の予定を入れてあり、その時にやってもらおうと思う。

おとといに待ちきれず実家でノーマルタイヤに交換したこともあり、試運転も兼ねて今日は県の西部へクルマを運んだ。
なるべく渋滞しない道ということで、国道8号から同160号へ折れて氷見市を抜け、能越自動車道の氷見北ICから入って高岡ICまでの「無料区間」を飛ばすという、お金はかからないが快適なルートだ。
街乗りでもまったくダメではないものの、中高速域により楽しさが振ってあるクルマなので、ついついこういうルートを選択することになる。
クルマに乗せられているのではなく、クルマと一緒に走っているような独特の感覚を味わいながら約100kmを今日も動いた。
納車から3週間ちょいで、往復40km足らずの通勤込みながら1000kmをゆうに超えてしまっている。
待ち焦がれたクルマだけに、やはり一緒に過ごす時間は長くなっている。

今は国内の燃料不足に加えて、中東地域の不穏な情勢もありガソリン価格が高い。
愛車はハイオク仕様なので周りからはいろいろ言われるが、ハイオクはエンジンオイルをケチらない限りは燃費はかえって伸ばせるし、エンジンをキレイにしてくれる作用もある。
長い目で見てハイオク仕様だから損だとはまったく思ってはいないものの、さすがに今の水準はこたえるという話である。
先月に行きつけの飲み屋が閉店して通い詰めたい店もなくなり、会社の中ではTK氏と完全に距離を置くことになって、夜のお付き合いに誘われる機会はほぼゼロに近くなっていく。
いきおい週末はお酒からクルマにシフトしていくことだろうから早く何とかなってほしいものだ。

今週は火曜からの4日間の勤務になるが、連休の間に各運送会社さんも東北向けのルートを徐々に確保しつつある。
先週のような超の付く緊急態勢にはならないと思うのだが、引き続き元気な地域の一つとしてまだまだ大変な状態が続くであろう被災地のために仕事を通じて少しでも貢献をしていきたい。

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堤防沿いを突っ走れ!

2011-03-06 21:55:47 | プジョー
サウナに滞在した土曜の朝は、飲んだわりには6時前に目が覚めた。
何しろ入浴は何回でも自由だから、となりで寝ているTK氏を横目に風呂場へ行った。
深酒をしたつもりはないが、やはりお風呂に入るとスッキリする。
TK氏もほどなく目が覚め、朝食をとってさらにもう1回風呂に入って出てきた。
一次会のホルモン屋も含めて、食べたいだけ食べ、飲みたいだけ飲み、緩めるだけ緩めて宿泊までして1万円を切るのだから、そういつもいつも街の真ん中に出る必要もないと思える。
限られた収入の中、無理をしてまでGDPに貢献することもなく、要はメリハリということになろう。

さて、TK氏に自宅まで送ってもらい、いつもの土曜と同じく洗濯や整頓など雑事をこなした。
昼ごろには富山市内の「プジョー富山」さんに行くことにしていて、206と引き換えにお役御免となるクルマの廃車手続きに必要な書類を持っていった。
私を担当してくれた営業のK氏はちょうど年配のご夫婦を相手にしていて、これから試乗に出かけるということだったので、追加の書類を店舗の中で書いて別の方に渡した。

特に他の用事もないので帰ろうとしたら、いつもコーヒーを出してくれるアシスタントのA女史が近寄ってきていろいろ話しかけてくれた。
同店のウェブサイト(「プジョー富山」で検索されたし)にはスタッフの紹介ページもあり、彼女の欄では初めてのプジョーとして206と書いてあるから、私のクルマが気になったのかもしれない。
それにしても紹介ページではせっかくの女性スタッフながら顔写真がなく、なぜかプジョーのシンボルであるライオンマークの写真になっている。
顔出しNGという商売でもなかろうに、美女の顔写真がないのはもったいない気がする。

その後は206に乗ってどこかへ、とだけ考えていたのだが、A女史から「常願寺川の堤防沿いあたりはどうですか?」と言われ、アッサリ「じゃあそこにします」となった。
クルマの性格上、ある程度の速度で流れてストップ&ゴーが少ない道の方が面白い。
立山町の岩峅寺(いわくらじ)まで信号がほとんどなく、適度なアップダウンとトリッキーなカーブもある行程はなかなかに楽しいものになった。
かつては仕事上で頻繁に通ったこともありながら存在をすっかり忘れていたのだが、今後は行く回数も増えそうである。

今日は土曜のドライブでかなりドロはねを食らったのでまずは洗車グッズを買いに行き、アパートの水道を使わせてもらって洗った。
その後は富山市内をウロウロしたが、もう一つの堤防道路ということで神通川の左岸を走ってみた。
やはり信号が少なく適度にコーナーもあって楽しい道だ。
いったん川を渡り、今度は神通川の右岸を岩瀬方面に抜ける道を突っ走った。

最近の207や308はどうなっているか知らないが、プジョーのいわゆる「下ひとケタ6」の世代といえば日本の道路事情などまるで考えていないと思わせる作り方がされている。
ある程度のスピードでサーッと流していくような使い方が間違いなく合っている。
平日の通勤では流れの速い国道8号をなるべく使い、休日は今週末のように堤防沿いの道路を飛ばすか時には高速に入れてやればクルマにも喜んでもらえるのだろう。
何せ渋滞時などは勝手にウンウンとうなりだすクセがあるので、いつもご機嫌伺いをしなくてはならない。
そのあたりの「動物くさい」ところが何とも憎めないのもまた事実ではある。

また明日から長い一週間の始まりだ。
気分転換は十分すぎるほどできたので、後は早々に休んで業務に備えたいと思う。

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クルマと過ごした休日

2011-02-27 23:33:41 | プジョー
今朝はかなりの揺れを感じて目が覚めた。
おとなり岐阜県の北部を震源とする地震があって、富山市では震度3を観測した。
ニュージーランドでの大地震で日本人を含む多数の方の安否が気遣われている中、先週に前のクルマのお別れにと行った土地が震源地になるとは思わなかった。
ここ10年間のうちには、やはりおとなりである新潟県や石川県でも大きな地震が起きている。
もともと地震の多い国の一つであるわが国だが、もはやどこが安全ということは言えない状況だ。
先日は職場でも地震の際の避難場所と行動についてあらためて話題になったところだ。

さて、今週末は当然ながら新しく来たクルマと一緒に過ごす時間が長かった。
まだ二月なので冬タイヤを履いて納車されたから、ノーマルタイヤの置き場所をどうしようと思った。
自宅マンションの自転車置き場にスペースがあったのでいったんそこに置いていたものの、やはり盗難やイタズラが怖く、魚津の実家に連絡を取って置きに行くことにした。
昨日は街乗りだけで終わってしまったので、国道8号などわりあい速く流れる道路に出してどんな感じなのかの確認もしたかった。

今の「206」のトランスミッションは「AL4」という4速ATだが、日本車よりはかなり低いギアで引っ張る。
最終的に4速に入るのは60km/hくらいだ。
前のトヨタ車は同じ4速ATでも40~50km/hあたりで4速に入ったからやはりずいぶん印象は違うし、当然ながら回転が高めで推移するので少しうるさい。
それでも加速時はシフトショックをほとんど感じなかったので、かつての「306」よりはマシになっている。

4速に入ってしまえば、まさに快適そのものだ。
60km/hあたりを境目にして、多少のモタつき感から一気に快感へと突き抜ける瞬間がたまらない。
本国では信号もないような田園の一本道を突っ走るような使い方が多いから、中高速域のほうに楽しみが振ってあるものととらえたい。

実家に夏タイヤを置いて、あとは決まった用事がなかったから、黒部市にあるかつてお世話になった店舗に顔を出すことにした。
帽子をかぶってメガネも変わった私を、かつての仲間には一瞬分かってもらえなかった。
しかし、かつて私と同じ時期にいて、いったん離れていたもののまた戻ってきたSさんなどと昔話も含めて30分ほどいた。
なぜか魚津市にも店舗ができてしまったため、来店客が分かれてしまい最近は土日でもあまり忙しくないとのことだった。

富山に帰る途中には高速にも乗ろうと思ったので、滑川ICから流杉のスマートICまでという短い区間ながら試してみた。
もともと経験済みとはいえ、やはり高速での安定感は素晴らしい。
多少振り気味にレーンチェンジをしても苦もなく付いてくる。
シートの良さもあって、痛いはずの腰のことも忘れてしまうほどだった。

富山市内に戻って、携帯電話の機種変更をした。
休日の夕方でずいぶん店舗も混んでおり待たされたが、私の用事は簡単なものだったので手続き自体は速かった。
私の携帯電話はいわゆる「かんたんケータイ」にも近い簡素なものだが、所有して二年経ったので機種変更についていろいろと考えてはいた。
「スマホ系」あたりでもそれほど高くなく迷っていたが、結局は今まで使っていたモデルのバージョンアップ版とでもいうべきものに変えた。
横に並べればデザインもほぼ同じで色も同じものにしたのだが、ワンセグ機能が追加になっていてテレビが見られるのは大きい。
しかし、それほどケイタイにドップリつかるような生活をしていないので、ほかの機能は必要最低限で十分である。

2月は何かと盛りだくさんで、総じて楽しい月だった。
もちろん楽しいばかりではなくつらいこともあったのだが、それらも含めて明日の例月の振り返りに書いてみたいと思っている。

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街乗り

2011-02-26 19:33:56 | プジョー
昨日やって来たプジョー206を今日はさっそく動かしてみた。
午前に富山市内で用事があったので、遠出ではなく街乗り中心とした。
今日一日は日常の使い勝手を試すことにし、306の時には苦労(?)したATの感覚もつかもうと思った。
CDチェンジャーを満杯(6枚)にして、昨日は使わなかったオーディオリモコン(ステアリングの右側に付いている)も動かしてみることにした。

まずもってサイズが小さいので、日常の取り回しにまったく不自由はない。
幅も5ナンバーにおさまっているから不意に住宅地などに入り込んだとしても安心だ。
乗り心地は、かつての306と同様に街乗りだけでも素晴らしいしパワーも十分だ。
以前住んでいた呉羽地区にも行ってみたが、呉羽山の坂もグイグイ登ってくれた。
同時期に同じ値段で1400ccの206も並んでいたのだが、そちらだったら果たしてどうだっただろうか。
シートもしっかりしていて疲れにくいのは以前から定評があるところだ。

AL4と呼ばれるオートマだが、減速する時に日本車よりもかなり上の速度で4速から3速に落ちる。
その分、走っていてやや「ガクン」という感覚になるが、逆に日本車ほど足ブレーキを頻繁に使わなくてよい。
私はその感覚を知っていて好きだから買ったけれど、少なくとも日本人にあまねく受け入れられるものとは思えず、誰にでもすすめられるとは言えない。
良くも悪くもクセはあるので、あえて「名作」ではなく「迷作」という表現を使いたい。

今日だけでもCDチェンジャーがおかしな動きをしたり、Dレンジで止まっている時になぜかエンジン音がうるさくなったりと、何だかよく分からないことがいくつかあった。
街乗りばかりの今日だったから、エンジンが「もっと回してくれ~」と文句を言っていたのかもしれない。
クルマなのに人間のようだと以前書いたが、付き合っていくうちにまたいろいろな発見があるのだろう。
明日はご要望にお応えして(?)それほど長い距離にはならないだろうが、高速域である程度回してあげるつもりである。
少しはご機嫌も直ってくれるだろうか。

午後から晴れてきたので、昨日の雨で汚れていた車体をスタンドの洗車機で洗ってあげた。
屋根のラジオのアンテナをいったん取ってやる必要があるのは外国車ならではだ。
ドアミラーはキチンと電動でたためるので洗車機でケアするのはその一点のみである。

憧れのクルマがやっと手に入ったのだから自分が大事にするのは当然だが、これから他の人が運転することがあるかもしれない。
そういう場合は要注意だ。
昨日も書いたが、操作系は日本車と逆のところがあるし、バックする時も特に警告音がしないから戸惑う場合もある。
機械のくせにたまにワガママも言い出すため、扱う人間にとっては甚だ厄介だ。
不思議なことが起きても「分かった分かった!許してやるから!」くらいの気持ちがないとフランスやイタリアのクルマとは付き合っていけないのだと思う。

早い時間に更新したのも、今日は行きつけのA店の最後の営業日だからである。
あまり湿っぽくならずに楽しく終われたらよいが、ある意味生活の一部だったお店がなくなることはやはり寂しい。
確かに通いすぎの部分はあったので、個人的には週末の過ごし方が「お酒」から「クルマ」になっていくいい契機ととらえたいと思う。

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ついに206来たる!

2011-02-25 22:38:55 | プジョー
月末近くながら職場は相変わらず忙しかった。
長かった一週間が終わったが、今週もやはり未納品への対応に追われた。
医薬品は「安定供給」が絶対と言ってもいい建前なのだが、近年の売り上げ増加に伴って生産が追いついていない品目が残念ながら一部ある。
会社としてお客さんを待たせている状況だから、営業サイドでは頭を下げている時間が多いらしい。
急な仕事がかぶさることもあり出荷を担当する私たちには相当の負担もかかるが、そのあたりを斟酌すれば多少のことは仕方がない。

そんな週ながら、木曜と金曜はクルマの買い替えに伴う手続きのため残業をせずに富山市内の販売店に行った。
木曜は旧のクルマからETCの移し替え、今日金曜はいよいよ現物の納車という段取りであった。
あいにくの天気となり、わが愛車となるプジョー206XSは店の敷地の一角で雨に濡れていた。
営業担当のKさんが付きっ切りで応対してくれ、毎度のことながら暑苦しいクルマ談義となった。
同時に、丁寧な接客にはいつも感心している。
全国でも十数名という優秀セールスマン賞に何度も選ばれているだけはある。

今回は、私が乗っていたトヨタ車が実家で引き続き活躍する関係で、実家のもう一台の古い日産車を廃車に出すことになっていた。
元をたどれば私が社会人2年目か3年目に自分のために買ったクルマであるが、私自身がその後買い替えなどしたため、最近は実家の母親が使う形になっていた。
販売店に持っていくため今日久しぶりに乗ったのだが、さすがにヘタっている部分はあるものの走る分には問題なく、もともと自分のクルマでもあったから少し寂しい気はした。
プジョーの写真はいつでも載せられるので、画像には今日でお別れとなったクルマの写真を出しておく。

さて、ようやく手元にやってきた206だが、乗って帰る前にKさんから一通り操作系の説明を受けた。
私は以前「306」という車種でプジョーは経験済みだから、かつての感覚を思い出せばよい。
ウインカーとワイパーは右手と左手がまったく逆になるのだが、すぐに慣れることと思う。

正直、日本車に比べれば、ある意味「不親切」な部分はある。
ギアを後退に入れた時、日本車なら「ピーピー」とか「キンコン」とかいう警告音がするが、そういう音は出ない。
ワイパーの間欠機能は付いているが、動作の「間隔」は選べない。
パワーウインドウのスイッチはなぜか「真ん中」にあり、シートの角度は「左側」のレバーで調節する。
燃料タンクのフタを開けるレバーは見当たらず、普通にキーを持っていって差し込んで開ける。
日本車から乗り替えされるお客さんからは、やはりそのあたりの使い勝手が違うので疑問や質問がよく出るらしい。
私としては、そういう不便さも楽しみの一つとして付き合っていけるだろう。
決して優等生ではないところがラテンの国の車の魅力なのだから。

最近の日本車はキーを回さずボタンでエンジンスタートするものが多くなっているが、クルマではなくてパソコンか何かに乗っているような気がしないものだろうか。
至れり尽くせりの装備と種々のエコ機能に代表される効率性は日本車の良さではあるが、クルマの楽しさという部分からはどんどん遠ざかっているような気がする。
道具としての優秀さは認めるが、本来の目的である移動体としての喜びを追求しているかどうかということなら、プジョーを含め外国車のほうがまだまだ日本車の数段上を行っているのではないだろうか。

今日は販売店から自宅までのわずかな距離を乗っただけだが、明日は若干用事も抱えており、慣らしも兼ねてあちこち行ってみたい。
もともと憧れだった206だし、距離もそんなに行っていないから、長い長い付き合いになるだろう。
とにかく大事に大事に使ってあげて、楽しいクルマ生活を送りたいと思う。

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決めちゃったⅡ

2011-02-05 23:02:41 | プジョー
金曜の夜は、今日の午前中の魚津市内での用事のため実家に世話になることにしていた。
家族とはいえ世帯が違うので無連絡では行かないが、前もって数日前に連絡していたことはあまりない。
ともあれ、寝場所と食事の準備もあるからいきなり訪問はしないようにしている。

あまり親孝行もできない状態が続いていたが、現在はよい環境に恵まれていることもあり、少しずつでもしていければと思っている。
某食品スーパーでは、会員カードのポイントが一定数たまると券をくれて、枚数によって様々な商品と交換してくれる。
一人暮らしなのでそれほどすぐには枚数は増えないが、少ない枚数でもけっこう使い勝手のいいものがあって、自室の「低反発まくら」も4枚くらいで交換した。
あらためてサイフを見ると3枚ほどたまっていたので、2月が誕生日の母親に、同じ低反発でも「スリッパ」と交換して持っていった。
実際の誕生日は半月ほど後になるのだが、実家に寄る回数も最近は減っており、行ける時に渡しておこうと思った。
まだまだ借りばかりが残っている現状、常に「お返し」する意識は持っていたい。

さて、魚津での用事を済ませ、午前中のもうひとつ大切な用事は富山市に戻ってクルマの契約であった。
支払いプランの詰めと納車までの段取りということだったが、担当のK氏とはすっかり意気投合していて、書類など事務的なことが済んだ後はまた飽きもせずに熱く(?)語り合った。
もともとプジョーのクルマに惹かれたキッカケは、もう7年ほども前に魚津市内の某所にとめてあった赤色の「206」である。
その頃はまだ206はカタログモデルで中古でも高かったので、生産が終了して中古車の値段がこなれてきていた「306」を安く買ってしばらく乗っていた。
306も5ナンバーにおさまっていて扱いやすかったし、何より乗り味が日本車とは全然違っていた。
長いブランクは経たが、今こうしてまたプジョーのクルマ、そしていちばん最初に「オッ」と思わされた206に乗ることになったのが本当に嬉しい。

プジョーに限らず、フランスやイタリアあたりの「ラテン」の国のクルマは見ているだけで楽しい。
もちろん道具だからマジメに作ってはいるのだろうが、どこかで必ず「遊ぶ」のである。
プジョーの印象は、クソマジメに作ってある反面でシャレっ気もあり、ある部分はかなりイイカゲンなところもありで、どうにも憎めないところが何とも言えない。
モノ言わぬクルマなのに、機械や道具というものを超えた「人間的な何か」を感じてしまう。
ショールームに飾ってあった最新の「207」ですら、どうでもいいような場所にカップホルダーがあって、しかもやや傾いていたりするのがいかにもフランスである。
日本やドイツのクルマと違って決して「優等生」ではないし、装備も「至れり尽くせり」ではないところが私には逆に心地いい。

手続きがいろいろあるので206が手元に来るのは約半月後である。
それまであと少し、楽しみに待つ気分とともに、しばらく世話になったトヨタ車に感謝して過ごしたい。
トヨタのほうは捨てずにいったん実家に戻すことになっているが、バッテリーやATオイルなどは交換したばかりだし古いながら特に問題はないので引き続き実家で使ってもらえるとまた嬉しい。

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決めちゃった

2011-02-03 20:59:57 | プジョー
先の日曜にプジョーのディーラーに足を運んで、気になっていた中古車を見てきた。
モデルは「206XS」で、排気量は1600cc、年式はそこそこ行っているが走行距離が少なく目立った外観の傷みもない。
それでも車両価格は、下取り車ということもあるのか貧乏人の私でも手を出せそうな額だ。

現在のカタログモデル(新車)はベーシックな「207」でも全幅が1750mmあって3ナンバーになってしまうが、「206」は1700mmを切っているので5ナンバーだ。
つまり206はプジョーとしては最後の5ナンバーサイズのモデルであり、日本の道路で乗るには実はちょうどよかったりする。

価格とサイズ、また今のモデルでは若干損なわれつつあるしなやかな乗り味も含めて、私がプジョーオーナーに復活する最初で最後とも言っていいチャンスが目の前に転がってきた。
もちろん安いといっても小さくはない金額、一度に出せるものでもなく、また月々の生活もそれほどの余裕はない。
支払いプランだけが心配だったが、幸い本体が安いために金利手数料もそれほどかからない形で組むことができる。
かつての「306」で味わった楽しさをまた生活の中に取り戻したいと思った。
(本欄のアドレスにある「style306」は私が以前乗っていた「306style」というモデルからきている)
その気持ちはついつい表に出てきて、営業の方とかなり熱いプジョー談義となった。
相手にも私の「プジョー愛」(?)が伝わったのか、「本当に乗ってもらいたい方に出会えました」と言ってくれた。

ここまで縁がある話を後戻りさせることはできない。
昨日のうちに営業の方にゴーサインを出したら、電話口で大喜びしていた。
すでに現物は押さえてある状態で、土曜にはあらためて詳しい話と条件の詰めにかかる。
車検や登録などで若干時間は取られるだろうが、今月中には念願がかなうことになる。
前の306の時は一般の業者から買ってずいぶんトラブルも多く悩まされたが、安いとはいえ県内でただ一つのディーラーが責任を持って出してくれるのだから以前のようなことはないだろう。
外国車の場合は特にだが、ディーラーとのお付き合いを密にしておくほうが長い目で見て間違いなく安心だ。

今乗っている国産車は、私が仕事の面でバタバタと苦労していた時分に父親から回ってきたもので、パワーもあり全然悪くはない。
父親が当初自分で選んで買ったものであり、なかなか身分が安定しない私に対する支援の一環で回してくれたものでもあるから、あまり簡単に替えてほしくはなさそうである。
しかし私にとって今のクルマは「経済的に自立できていない時代の象徴」であり、何となく「自分のものでない」というか「借りている」感覚があった。
なので、今のクルマはなるべく早くに、たとえクルマの程度が下がっても乗り替えなければと思ってきた。
分割を組んで月々のやり繰りは少し大変になっても、好きなクルマに乗る楽しさを手に入れ、反面すべて自分の責任でやり切っていくことで完全なる自立に向かっていける。
この件が済めば、自分の所有物で家族とつながっているのは「ケイタイの家族割」くらいになるはずである。

今は降雪期であまりクルマでの遠出はしにくいが、いい季節になったら岐阜か長野の高原あたりに行って、野外で楽しく食事やお酒を楽しみたいと職場の上司とも話しているところだ。
プジョーは運転が楽しいクルマだと分かっているから、単独でも遠出をする機会が増えるかもしれない。
もちろん毎日の通勤でも使うが、通勤までが楽しくなると考えたら本当に今からワクワクという気持ちである。

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プジョー207

2007-04-26 21:21:19 | プジョー
なぜか休日になると目が覚めるのが早い。
おまけに、ここしばらくのスッキリしない天気が今日は久しぶりに日差しが出たので、富山市内へドライブに出かけることにした。

初めに訪れたのは、プジョーのディーラーである。
3月に「207」という新型の車種が発表になり、いつか見てみたいと思っていたのである。
着いてみると、私を担当している営業の方が出迎えてくれた。
ちょくちょく郵便などもくれていた彼だから、私の登場を非常に喜んでくれた。

さて、その207だが、人気のあった「206」の正常進化ともいうべき、非常に素晴らしいものに仕上がっていた。
GW中には試乗会もあるとのことで、熱心に誘っていただいた。
ありがたいことである。

現実問題として、今は外車の新車をポンと買えるほどの余裕は毛頭ない。
ただ言えるのは、いつかはそんな身分になれるように、あらゆるものに挑戦していくということである。
自分が持っているものの中で、少しでも「稼ぎ」に結びつきそうなものについては貪欲に動いていくということである。

会社というものが私を必要としないなら、自分で始めればよい。
道が閉ざされたと思うなら、自分で切り開いていけばよい。
ここまで来たら、もう私など野良犬同然である。
なりふりかまわず、思いついたことからやっていけばよい。

結果として、熱心で若い営業マンをあまり「お待たせ」させないようにできれば素晴らしい。

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