ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

やっちゃいました!!

2013年06月23日 13時08分18秒 | ちょっと休憩

いやあ、申し訳ありません。



まずは、今日はお休みです。

第1第3火曜以外に取っている臨時休業の内の一日です。

と書こう、と決まっていたので安心しきっていました。

そして朝4時からの日本~メキシコのサッカー。

いつも6時に寝る私には持って来いの時間帯で気合十分でテレビに向かい・・・・・・・・

で、気が付けばブログを忘れていたのです。

ごめんなさい!!!!

サッカー少年だった男としては負けることも悔しいし、それにかまけてブログを忘れるのは、更に悔しい。

と今頃言っても始まりませんね!!

今日は知人の店のお祝い2軒。行って参ります!!!!


日本の葡萄とワイン:2題

2013年06月22日 01時06分23秒 | ワインの事

昨日は山梨にあるサントリー登美の丘ワイナリーの高田所長によるワインメーカーズディナーでした。

先日の大阪ワイナリー協会といえ日本のワインに関わることが多くなりました。

山梨と言えば日本一の産地で、しかもサントリーという大会社。

ですから、高田さんも「お偉い」感じかな、と言うのが多くの方のイメージだったと思いますが・・・・

実はサントリーはご存知の様に大阪の会社ですので、かなりの割合で関西人が主要なポストにいるのです。

何が言いたいか、というと、そうです、関西弁のおもろいオッサンなのです。

しかも、自分で造ったワイン自慢に走らない楽しい男でした。

ワインはと言うと、厳しい農業事情に関わらず色々な方向から研究をされ、まさに「やってみなはれ」という社訓通りの頑張りを感じるワインばかりで好評でした。

有名諸国のワインとは違う品種=甲州やマスカットベーリーAなどは最初は戸惑う方も多いのかな、と思いますが合わせる料理やグラス、温度で抜群の存在感を示します。

大阪ワインも山梨のワインも他の日本のワインも我が国のワイン、応援したくなりました。

さて、その甲州とマスカットベーリーA。

OIV(国際ブドウ、葡萄酒機構)というワイン用の葡萄を認定する機関があり、甲州は2010年にマスカットベーリーAは「まさに昨日」認定登録されました。

日本のワインの一歩前進ですね。

勿論、色々な壁は沢山あるかと思いますが、頑張って特徴あるワインが増えること、私達ソムリエがリストに「一割」増やすこと。

これが日本のワインとワイン文化の助走になるのでは、と思えた昨日でした。


光陰矢の如し

2013年06月21日 04時42分48秒 | ちょっと休憩

当たり前のことですが、人間というものアッという間に年をとります。

先日、大阪ワイナリー協会のパーティに伺った時に思いもかけず懐かしいお客様とお会いできました。20年以上になるでしょうか?

偶然のことですが、その方は一時身体を悪くされ、前職ホテルを退職する時もご挨拶でしていなかったのですが、何処からかブログを見つけられコメントを交わしたところだったのです。

それから、僅かしか経ていない間に、400名もの人が集まる中で遭遇出来たのは涙がこぼれそうになる位嬉しかったなあ・・・・・

その方はご婦人で今は体調も戻られているそうですが、御主人は私の知っている限りではワインならボトル2本近くは平気な方だったのに、その御主人が今はあまりよろしくないそうです。

それもそのはず、お年を伺うと80歳になられた・・・・・・・

あ、そうなんや!!自分も年とったしなあ、です。

しかし、その奥様はワインもシッカリ飲まれ「そむりえ亭さんにも必ず伺います」と言ってくださり、ご健康をお祈りするばかりです。

光陰矢のごとし

ウカウカとはしていられないですね!!

アッという間の時間は待ってくれません。

私は人に比べて横着で怠惰な男です。

が、もう少し慌てないといけないかも知れないですね。

良い出会いでした。

多分、このブログもご覧だと思いますが、お元気でいてくださいね!!!

私も頑張ります!!!!!!!


「ソムリエは嫌いです」

2013年06月20日 03時58分14秒 | ちょっと休憩

って言われることがあります。

先日の大阪ワイナリー協会の設立記念総会でも、そういう方にお目に掛かりましたし、過去もあります。

非常に親しくしている人からも言われたことがありますね。

私は「実は私もそう思っている」一人です。

勿論、自分の仕事ですから、全否定は出来ませんし、そうであってはならないと思っています。

が、確かに

1:高いワインを売りつける。

2:難しい言語を使う

3:気取っている

4:農家が汗水流して造ったものを軽々しく扱う、或いは批評する

5:高いワインを買ってくれるゲストを持ち上げて、そうでないお客様を放置する

などなど・・・・・・

確かに雇われているソムリエの場合、サービスの選択肢は狭まっていることは違いありませんから、オーナーの意向通り高いワインを勧めざるを得ない者もいるでしょうし、お客様に批評を求められることもあるでしょう。

また、ワインの分析なしにはサービスも出来ませんから、それなりの評価はあって然るべきですね。

が、しかし、です。

私も含めてワインに対して傲慢になっていないか?

難しい言葉で語っていないか?

日々反省しなければなりません。

同業や生産者と話すときには専門用語や難しい分析を語らなければなりません。

が、客席にゲストがいるときは如何に柔らかいか。ですね。

これからの季節、ソムリエやワインアドバイザー、ワインエキスパートなどの受験者が勉強と称してテースティングにアチコチのワインバーやレストランに出没します。

これは中々避けられないことかもしれませんが、難しい顔をして難しい表現をしながらテイスティングしている姿は不快です。

そういう時に隣の「普通のゲスト」がどう感じているか?を察知して不快な思いをさせない。

また、ワイン通と言われる方の「高いワインを飲んだ自慢」をほめたたえては、周りの「多くの方々」は不快ですね。

自分自身も含め、ゲストの動向をシッカリ見ながら、「ソムリエは嫌いです」と言われる要素を取り除かなければ未来はありません。

今日も何組かのお客様が来られます。

ひょっとして「嫌われる一言」は吐いてしまわないか?

そういうお客様を乗せてしまう態度を取っていないか?


これはホテルなどの高額ワインを売っている店の特徴か、と言えば必ずしもそうでもありません。

気楽にワインを楽しんでもらいたい、と標榜している店にこそ見受けられることが多いのも事実です。

気楽すぎて新規のお客様が入りこめない雰囲気を作り出していたり、お客様が初心者が多い事を良い事に自慢気なサービスが多かったり・・・・

ま、「舶来の文化」を扱う業態には付き物の悩みかも知れませんね。

樋口はどうなのか?

今日も悩みながら頑張ります。


面白いですね・・・

2013年06月19日 03時24分29秒 | ちょっと休憩

昨日は定休日でメインは実家に帰る事でした。

両親に顔を見せる、というと聞こえはいいですが、実はそむりえ亭の用事です。

そむりえ亭は5年で賃借契約を更新する契約だったので、ちょうど今月が5年目の〆きりだったのですね。

2人の保証人が必要だったのですが、親は「何時でも大丈夫」と思っていたら大きな間違いでした。

住民票も印鑑登録証も足が悪い両親には負担が大きく、私が代理で行くことになるのですが、そうすると委任状やら身分証明やらが必要で実家と役所を何往復もすることになります。

ま、犯罪に使われると困る訳ですから仕方ないですね。

で、また数日後に最終的な手続きをしに実家に帰り、役所に行くことになりました。

神様が「もっと親の顔を見なさい」と諭しているんですね。

で役所の往復中には同級生にも遭遇します。

世の中、面白く、そして楽しい。

しかし、お蔭で2時間近く炎天下をさまよって夕刻家に帰ると熱中症気味で「ぼわーん」として寝てしまいました。

気が付けば21時。

腹が減っては戦が・・・・という事で親友品川君の店「トロワプレジール」でゆ~~くりさせて頂き、気持ちよく帰宅致しました。

まだ判りませんが、今日は昨日の2時間近い炎天下のさまよいで焼けているかも知れません。

どうぞ、御容赦くださいまし・・・・・・


きのう思ったこと。

2013年06月18日 02時48分49秒 | ちょっと休憩

昨日は昼の営業時間外に近隣の若手ソムリエ中心にブルゴーニュのユドロバイエ家のドミニク.ル.グエン氏を囲んでの勉強会でした。

このことは夕方のFBにも書いていますのでご存知の方も多いかと思います。

さて、今回の勉強会で改めて感じたことが幾つかあります。

一つは、これも何度か書いたことですが「今時の若い者は・・・」と嘆くことなかれ、という事です。

何歳から下が若者か、は時代によって変っていくものですが、今回の参加者は12名の平均年齢はおそらく30歳前半ですから、充分に若手と呼べると思います。

真剣で、判らないことはキッチリ質問する。

テースティング能力が高い。

明るい。

中でも女性の力が目立ちます。

物おじしないし、熱心ですね。

ワイン界に限らず、将来は明るいと思います。

もう一つはル.グエンさんが素晴らしかったこと。

丁寧で優しく笑顔を絶やさず、それが品質に直結している。

過去にも多数の生産者を見てきましたが、彼はその中で(少なくとも私の中では)トップクラスの好印象だったのです。

「良いワインさえ作っていれば、どんな性格が悪い人でも関係ない」という考え方もあるでしょうが、私の中には過去に2人ほど「使いたくない」と思わせた造り手がいます。

勿論、全ての生産者の顔を見れるわけではありません。

が「この人のワインは使いたい」と言うような人の出会ったら、直ぐに発注したくなりますね。

来月、ユドロバイエ、使いますのでお試しください。そしてル.グエンさんの人柄を感じてあげてください。

それに合う料理も考案中ですよ!!

という事で

1:若者を尊敬し

2:良い造り手に巡り合った

昨日でした。

今日は定休日です。

また実家に親の顔を見に帰ります。

ゆっくりできるかな?


1970年からの・・・・・

2013年06月17日 01時36分44秒 | ちょっと休憩

昨日の朝方、日本対ブラジルのサッカーの試合がありましたね。

私は1970年のメキシコワールドカップのペレの活躍がサッカー好きになる最高の舞台でしたから、見ずにはいられませんでした。

お蔭でいつもより早起きなのに寝不足の一日でした。

日本は負けましたがネイマール他のブラジルの足元の強さに「変わらぬ帝国」を感じました。


さて、そんな寝不足の中「大阪ワイナリー協会」のパーティや自分の店では団体様のご予約と忙しくさせていただき、眠気もどこへやら、の良い一日になりました。

特に大阪ワイナリー協会の場では沢山のエネルギーを頂き、「大阪も捨てたもんじゃない」と元気になりました。

私は「ワイン文化を推奨し啓蒙する」立場にいますが大阪或いは日本のワインも世界のワインと共に前進することを祈って止みません。

「類似するものに勝つ」では無く「独自の進歩を遂げる」が世界のワインの有様の気がします。

今日は昼間にブルゴーニュの生産者を囲んで若手ソムリエの勉強会があります。

同じく葡萄の栽培に自らの体を張って仕事をする醸造家です。

農業が報われるように販売者である私達ソムリエは頑張らないとな、と改めて思った一日でした。


今日は「歴史的」なイベントに・・・・・

2013年06月16日 02時43分30秒 | ちょっと休憩

今日は午前11時から関西の、いや大阪のワイン関係者にとって「歴史的」なイベントがあります。

大阪ワイナリー協会の発足記念総会&パーティというのが行われるのです。

大阪の6社が総力を挙げて結集し、ワイン文化を啓蒙し引っ張ってくれるに違いない「集い」です。

有難いことに私も立ち会う事ができます。


意外に知られていないのは、実はその昔は大阪は葡萄の日本一の産地だったのです。

山梨や長野に名声は奪われましたが、いやあ、これからですね!!



さて、という事でそのパーティに参加後、そむりえ亭に戻りますが、今日は団体様のご予約で19時から貸切になっています。

どうぞ、御容赦賜りますようにお願い申し上げます。


反省!!!!!!

2013年06月15日 03時08分18秒 | ちょっと休憩

昨日は金曜日でしたが、忙しくさせて頂きました。

満席にはなりきっていませんが、いい感じでお客様が続き・・・・

しかし、反省の一日でもありました。

私の考えの浅さで知人に迷惑を掛けてしまったのです。

何年経っても成長の無い私、です。

よ~~く考えればいろいろな所に迷惑を掛けているんだなあ、と更に反省です。


って事を言っていても新しい一日が始まる訳です。

16日、21日は団体様もあります。

何より土曜日は忙しいはず・・・・・・・

今日も笑顔を忘れずに頑張ります。

皆様、お待ちしています!!!!!!


氷を見てたら判ります。

2013年06月14日 02時26分42秒 | ちょっと休憩

そむりえ亭ではワインの温度管理を大まかに4種類の方法で行っています。

1:冷たくして飲む白はたっぷりの氷でしっかり冷やす。

2:氷の上に乗せて少し冷やす。

3:木箱の中の側面に赤ワインを置き中心に冷蔵庫から17時に出してきた白を配置して少し高めが美味しい白を保つ。

4:そこの赤は白の冷気で温くなりすぎない。

です。(実際はもう少し細かな方法をとっています)

とはいえ、アバウトですから「人のセンサー」で時折調整しなければなりません。

これが結構性格なんですね。

セラーで管理するというのも一手ですが、ドアの開け閉めが激しくなり、結局温度はバラバラになりますし、セラーの寿命を縮める要因になります。

しかし、真夏は困りますね。

何故なら氷に乗せていたくても溶けていく速度が速く、沈んでしまって冷たくなりすぎるのです。勿論、氷の無い所の赤なども温度上昇が早い。

冬はと言うと氷以前に部屋が冷たく、思った以上に低い温度で提供する羽目になるのです。

ま、人間のセンサーもそれと同じように上下していますから「冷たすぎる」とか「温すぎる」とか感じずに適温にかんじるようなのですが・・・・・・

何しろ氷に沈んで冷えすぎるのが、温度上昇を促すのが大変ですね。


という事で、そろそろそういう季節になってきましたね。

昨日は最高気温が35度を超えましたので戦々恐々としておりました。

が、意外や意外、昨日は氷はあまり解けませんでした。

さほどに忙しくなかった、というのも理由でしょう。ワインを動かす回数が少なかったので外気温を受ける時間が少なかった、と言えるのです。

しかし、それより「温度が上がっても、まだ6月なんやで!!」という事ですね。

最近の8月位の「トンデモナイ湿度」でない訳です。

という事で丁度良い温度でサーブでした一夜でした。


今日から暫くは昨日ほどの暑さではない様です。

神様、もう少しの間、熱波は待ってくださいね!!