ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

氷を見てたら判ります。

2013年06月14日 02時26分42秒 | ちょっと休憩

そむりえ亭ではワインの温度管理を大まかに4種類の方法で行っています。

1:冷たくして飲む白はたっぷりの氷でしっかり冷やす。

2:氷の上に乗せて少し冷やす。

3:木箱の中の側面に赤ワインを置き中心に冷蔵庫から17時に出してきた白を配置して少し高めが美味しい白を保つ。

4:そこの赤は白の冷気で温くなりすぎない。

です。(実際はもう少し細かな方法をとっています)

とはいえ、アバウトですから「人のセンサー」で時折調整しなければなりません。

これが結構性格なんですね。

セラーで管理するというのも一手ですが、ドアの開け閉めが激しくなり、結局温度はバラバラになりますし、セラーの寿命を縮める要因になります。

しかし、真夏は困りますね。

何故なら氷に乗せていたくても溶けていく速度が速く、沈んでしまって冷たくなりすぎるのです。勿論、氷の無い所の赤なども温度上昇が早い。

冬はと言うと氷以前に部屋が冷たく、思った以上に低い温度で提供する羽目になるのです。

ま、人間のセンサーもそれと同じように上下していますから「冷たすぎる」とか「温すぎる」とか感じずに適温にかんじるようなのですが・・・・・・

何しろ氷に沈んで冷えすぎるのが、温度上昇を促すのが大変ですね。


という事で、そろそろそういう季節になってきましたね。

昨日は最高気温が35度を超えましたので戦々恐々としておりました。

が、意外や意外、昨日は氷はあまり解けませんでした。

さほどに忙しくなかった、というのも理由でしょう。ワインを動かす回数が少なかったので外気温を受ける時間が少なかった、と言えるのです。

しかし、それより「温度が上がっても、まだ6月なんやで!!」という事ですね。

最近の8月位の「トンデモナイ湿度」でない訳です。

という事で丁度良い温度でサーブでした一夜でした。


今日から暫くは昨日ほどの暑さではない様です。

神様、もう少しの間、熱波は待ってくださいね!!