1980年台の半場過ぎ。
当時勤めていてホテルのアルバイト(2歳下)森本君という青年がおりまして・・
彼は「グアムで操縦免許を取ってきた」(自家用操縦士)
「しかし、八尾空港で練習するのにお金がない」と言います。
当時で一時間4万円。
4人乗れると聞き、じゃあ4人集めて一人1万円なら大丈夫やろ」と・・・
一人1万円で大阪上空を飛べるわけですから、皆喜んで協力します。
合計で10数回は付き合ったかなあ、と・・・
実に楽しかったのを覚えています。
そして、興味が出てきて航空機系の雑誌を買ったり、私の中での極めつけは彼と共に岐阜の各務原まで出かけ「航空ショー」を見に行ったことです。
今とは違う「T2練習機」だった頃の「ブルーインパルス」や「ヘリコプターのアクロバット」(コブラという機種です)は圧巻。

T2は今のT4練習機より性能は劣ると聞きますが、「超音速」という点では負けていません。
ビジュアルも好きでした。
万博上空の場合は危険を避けるために「やや高め」を飛んだようですが、各務原では滑走路での「タクシング」から「テイクオフ」等も眼前で見ることができ臨場感は半端なかったなあ・・・
今回の飛行で魅せられた方は各地の「航空ショー」に足を運ばれては如何でしょう?
いつの間にか「飛行機熱」も覚めましたが、少し40年前にトリップした感じです。
今日はお席充分あり、明日はお休みです。
どうぞよろしくお願いいたします。
樋口誠