参院選前の党首討論などを聞いていると・・・・
・賃金アップ
・減税
・社会保障費の削減
等が議題に上がっているようです。
あれ?あの話題は??というのが為替問題、と私は思っています。
為替が一向に円安から戻りません。
輸出を糧にする企業にはそれでいいのかもしれませんし、トランプ関税の脅威で「ここで円高にすると大企業の輸出に影響する」という思惑があるのか?
飲食材は結構な割合で輸入に頼っていますし、ワインは勿論「円安影響」バリバリ。
トランプ関税外の対ユーロ圏のものだけでも円高に振れる、なんて都合がよすぎるとは思いますが、浅はかでしょうか?
少なくてもエネルギー関連から下がれば連鎖的に楽になる業種は多いでしょうし、小麦が下がればその関連商品も下がるのではないでしょうか?
何故か?参院選の争点では、その話題が出てきません。
頭の悪い私にでもわかる説明が欲しいものです。
ご存知のようにそむりえ亭は今年の1月にコース(ワイン6種付)を12,000円→13,000円に値上げしました。
苦渋の決断でした。
しかし、庶民(私含む)の手取り額はまだまだ減る一方ですので、なるべく「これ以上の値上げは避けたい」と思っています。
まあ、政治の世界は「八方からの陳情」が来るでしょうし「声の大きい」=「権力のある」企業などの経営者に忖度もあるでしょう。
こんな声を聴いていられないでしょうし、私が間違っているのかもしれません。
しかし、そういう風に考える人も少なくない、と小さな声で囁きたいと思います。
樋口誠